第54話 異世界食堂うらめし屋<6>
「
「
あからさまに
「そんな顔しなくても
「あたりまえだ」
「このお話は、あなたみたいなニートには
「ニート? どういう
「
「ほほう、俺にぴったりの
まさにあなたこそニートの
まあ、
「まず、
「
さすがドラゴン店長、誰かさんとは
「もちろん
「ツクモ、私は……、料理は……、
「
「そうか……、それならできそうだ」
ヒュリアは、
「僕とヒュリアは
「アレクシアさん達は『
「ああ、そうだ。アレクシアは、うちの
「やめてください、チェフ様」
ちょっと
「てことで、三人には
「オ、オラも給仕をするんですかぁ」
おずおずと右手を
「そうだよ」
「そっだらごと、したことねぇんですが」
「
「だども、オラの
「その点も考えているよ。君がジョルジだって、わからなければ良いんだ」
「はあ……」
ふふふふっ……。
ジョルジ、この
その
「それと、食堂の名前なんですけど、『うらめし屋』に
「かーっ、またこれだ。てめぇの名づけには、
「大きな
ヒュリアが
「これはね、
「ニホンノトウキョウには、色々と変わった
ヒュリアは、何度も
僕としては、かなり気にいってます。
「うらめし屋の
「それで、みなさんには、おそろいの
この日のために『
「まずはチェフチリクさん」
黒のタキシードとズボン、黒のリボンタイを渡します。
あの有名な
まあ、ドラゴンの
「それと、ユニスちゃんとアレクシアさん」
黒のロングワンピースと白いエプロン、それに白いキャツプを渡します。
これぞ、メイドってくらいメイドさせてます。
「僕とヒュリアはこれね」
シェフさん達が着る黒のコックコートとズボン、
「あと僕にはこれも」
ユニスから言われたんで、ヒュリアとお
ただ、ヒュリアのとは違って、スマイルスタンプ風のニッコリ笑ってる
少しでも
「で、ジョルジ君には、これね」
我らの
ぐふふふふっ……。
制服のサイズは、どれもピッタリだったので
うらめし屋のトレードマークってやつです。
「ツ、ツクモさん、オラの制服、おかしくねぇですか!」
制服を着たジョルジを見た僕は、
ジョルジのそれは、ミニスカのメイド服なのです。
スカートの
しかも
おかわり
「やだぁ、ジョルジさん、何それぇ」
ユニスが
それを見たチェフチリクが目を丸くします。
「これ、女の人の服でねぇですか?!」
「そうだよぉ、君には、このうらめし屋の
「オ、オラ、こんなの
アレクシアさんも美人なんだけ、ちょっと顔が
それに
そこへいくとジョルジ君は、
まあ、男だけど……。
「この姿でさらに
「そんなぁ……、あんまりですぅ……」
泣きべそをかきだすジョルジ。
「――ジョルジ君、
ジョルジの
「まあまあですぅ……」
「ヒュリアの話だと、あまり
ジョルジは、
「そこでだ、君に
「試練……?」
「ああ。この先、もし剣の
「む、
「ジョルジ・エシャルメン!」
「は、はいっ!」
僕に
「英雄になりたいという君の言葉、あれは
「いいえ、
「だったら、この
「すいませんっ!」
「
「おっしゃる通りです!」
「ではこの
「
「男に
「はいいっ!」
はい、ハマってくれました。
メイドの
でもこれで、この店、
ぬふふふふっ……。
「ヒュリア、それで良いかな」
「もちろん、
ニヤリと笑うヒュリア。
よっぽど、男らしいです。
とりあえず『
この
「えーと、それじゃ皆さんに新しい
「新しい機能だと?」
「ええ、なかなか
まずキッチンとダイニングの
「
はい、アティシュリさん、
青い
「私は気づいてたよ」
ユニスが、ドヤ
「この扉が
『
赤い扉を開くと『
「つまり、これを使えば
アティシュリが
「その通りです。ただし『
「えーっ、つまんない」
口を
「まあ、使える人に
あの
何かあったときの
『
「食堂の
僕はドライフラワーの
その
「――この宝石、これが
「ほう」
チェフチリクが目を
「やっと見せたな」
アティシュリは壁飾りに
会議を始める前に、『
「もう一つの新しい機能は『
「それは
「さすが、チェフチリクさん、良い質問です。――そうなんですよ。つまり僕が
「
アティシュリが、頭をかきむしります。
オマケの残り二つは『
説明が終わって、
僕に話しがあるみたいです。
「――ツクモ、
ああ、なるほど。
ドラゴン店長、ユニスの“笑顔”、見たがってましたもんね。
「ええ、少し
「『
「
「――ありがとう」
するとチャイムが鳴って、
『
おう!
とうとう来たね。
いつか来るとは思ってたけど。
「あのぉ、チェフチリクさん、今、
「ほう、自分も登録してもらえるのか。
「先に言っときますけど、
「
「では
「
その
『
すぐに、二階の方で
揺れはしばらく続いていました、
そして
『
『
「何だ?! 何があった!」
アティシュリやヒュリア達が
5つだった部屋が一つ
新しい部屋の前の
名札を見ていたチェフチリクが、
「ふむ、どうやら、自分にも
チェフチリクは、自分の部屋に入ると僕らの目の前で
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