第39話 龍とはらすかす姫<6>
「
しかもタニョさんとユニスを守りながら
「わからないが、やるしかない」
後ろを
ユニスとアレクシアさんが顔をこわばらせてます。
「なるだけ私の
「まだ
「では、ユニスさんを
そのときヒュリアの
ククククと
「
ヒュリアの言葉を聞いた
「それと、これを渡しておきます」
首飾りをアレクシアに
「ちょつと! 何してんの、ヒュリア!」
僕が声を上げるとユニス達がぎょっとしました。
首飾りがしゃべれば、そりゃ
「ツクモ、二人を守って
「ヒュリアの
「私が
これから戦いが
「――わかった、君を信じるよ」
ふっと笑ったヒュリアは、僕をアレクシアさんの手の上に
とりあえず
「
「は、はあ、ど、どうも……」
アレクシアさんが、ぎこちない感じで頭を
ユニスの方は、うわっと言いながら
「ツクモは
「てめぇ、何者だ?!」
リーダーらしき盗賊が前に出てきてました。
でも
盗賊の
どうやらあの
ヒュリアもそれに気がついたみたいで、
ジャパニーズユウレイスタイルです。
「
盗賊達はみな、ぎょっとしてます。
どうやらこいつら
あのくらいの
こりゃ
ヒュリアの
「ふ、ふざけやがってぇ。――やっちまえ!」
リーダーの
盗賊は何が
その
右から来た
血が
左から
ヒュリアは、
ただクズムスがこすれたり、
だからほとんど
アレクシアさんとタニョさんは、
いや、
ほんのわずかな時間で、
トゥガイと戦ったときの
ヒュリアと盗賊達の
いつのまにか
その
「ビ、ビ、ビビってんじゃ、ね、ねえぞ! か、
自分が一番ビビってるくせに、
でも
ヒュリアは自分の方から盗賊達に向かって、
すると盗賊達全員、
彼女が
なんだ、なんだ、こりゃコントか?
「――お前らじゃ
盗賊達の
ガタイの良い
見た感じ、みんな2メーター
あと、男達の
例のキュペクバルって
「す、すいません、フセインさん。あいつ
盗賊のリーダーは、キュペクバルの
このフセインってやつが
フセインの
そのギョロ目が
「お前の使う
フセインが
「
ヒュリアが
それを聞いたキュペクバル達の笑い声がピタリと
彼らの
「言ってくれるじゃねぇか、
うわぁ、
クズムスを
「ならばその
もう、ヒュリア、
思わず
「おいっ、
ヒュリアの身体がピクリと
「フセインさん、
盗賊のリーダーが
その
リーダーは
「俺に口ごたえするってのか?」
フセインのドスの
「――ツクモ、気をつけてくれ。キュペクバルは
ヒュリアの声が
「
「
「て、帝国は、
タニョさんが
「ツクモ、とにかくユニスさん達を
「
フセイン達は
「私が
「ちょっと待ってよ! それって勝てないってこと?!」
「タニョ
ヒュリアは僕に答えず、タニョさんに
「何だ?」
「マリフェトの
「もちろんだ」
口ひげをひねりながら
「ならば、そこにいる女性達を守っていただけますよね?」
「そ、それは……」
「――いただけますよ、ねっ?!」
問いかけというより、もう命令です。
「し、
「よろしくお
ヒュリアは
「ヒュリア、
「タニョ殿の
「ちゃんと
「――できる
仮面の下の
だったら僕は君と
そう言おうとしたとき、盗賊達の
そして
ずんずんと
ただ、ティラノサウルスみたいに
凶暴じゃないとは言っても、口はワニみたいで
フセインは近づいてきた
しばらくあやした
フセインは、ヒュリアを
声を聞いた
そして
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