第38話 龍とはらすかす姫<5>
「人には聞き
おお、神様?!
「
そう言ってチェフチリクは自分の
やっぱりそうでした。
「――つまり、この
へっ、身体?
てっきり
「この身体は
「じゃあ
「その
なるほどだから、ドラゴン姉さんはちょっと
「ヴェラセトにより龍の座を
何百万年の時間をかけて精霊王になったのに、また微精霊からやり直し……。
「それだけではない。
ドラゴン姉さんは
ちょっとリスペクト感、
「だから俺達は人間の
アティシュリは
「ただし、バシャルの
目が
あんたの方がよっぽど
ドラゴン様も
「――わかってもらえただろうか?」
アティシュリの
「いいかぁ、このことは
ドラゴン姉さん、ハイになってますね。
ハジけちゃったドラゴン姉さんをなんとか落ち
中は
『
でも
いやいや、
「おおよその
「そうだツクモ、私の
「顔を
「私には
金で
地球でもバシャルでも、金がオラオラしてますねぇ。
僕は
仮面をつけたヒュリアは、先に入っている
「気をつけろ」
後ろからチェフチリクの
前を進む
良いとこあります。
でもヒュリアは
こういうときの彼女の
必ず生き残って
僕といえば、ヒュリアは
ズルズルズルズル、地面で顔をこすられてる感じ……。
もちろん痛いとかはないんすけど、すごぉく
しばらくするとヒュリアの動きが
「ついたぞ、ツクモ」
ささやくようなヒュリアの声。
「――チェフチリク様に
ククククとヒュリアに
そして
まるで
「ツクモ、
僕はあらかじめヒュリアに言われていたセリフを
「大変だぁ、
すると
それをきっかけにヒュリアは抜け穴から
オレンジ色のランプの
目の前には
四つのうちの三つに
まあ、緑色の
一つ目の
口ひげをはやしていますが、
ただ表情は
二つ目には、アスリートみたいな
年は二十代前半くらいで、左右の耳の上にシニヨンが作ってあります。
三つ目には、かなりぽっちゃりした
顔も身体もまん丸って感じです。
顔立ちは
お
「君がユニスか」
ヒュリアが話しかけると、まん丸の顔が
「私はチェフチリク様から
「チェフ様が!」
となりにいた顔の強い女性が
「あなたがアレクシアですか」
「はい……」
ヒュリアはクズムスを
アレクシアの方も斬り落とすと、中から二人が出てきました。
でも、
「
アレクシアが
ヒュリアが
「暗く
ユニスが
「大丈夫、
アレクシアとヒュリアは
ヒュリアはすぐには
「おお、
男性は
だいぶ
「
口ひげを指でよじりながら、
「お名前だけ
ヒュリアにぶっきらぼうに言われ、男性は口をぽかんと開けてフリーズします。
「そ、そうか……、我輩の名はブニャミン・タニョである」
なんだか
「では、タニョ
「おお、これぞ
「
「し、
タニョさんが
「そんなに押さないでよ! こんなとこ入れっこないわ!」
「ユニス、なんとか、お
「もう
泣きべそをかき出すユニス。
「だから、
つっかえたお
ヒュリアは
「
伏兵というか、腹兵ね……。
「おいっ、てめぇら!」
「
盗賊が
おお、RPGの
「仮面の
タニョさんが
「見つかってしまっては、抜け穴は使えません」
「では、ど、どうすると……?」
「
「し、正面、突破……」
タニョさん、
「タニョ殿、
「
「ならば剣があれば、ご自分の身は守れますな」
「いや、待ってくれ、習いはしたが、
「できる
「そ、そんな……」
タニョさん、顔が青ざめ、泣きそうです。
「――な、ならば、
「どうぞ、ご自由に。ただし金を受け取った
「うっ」
思い通りにならない
きっと今までやりたい
ああ、やだやだ……。
その数、ざっと二十人ぐらい。
まだまだ
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