第32話 ヘタレの勇者に成りたがり<3>
バシャル
ヒュリアとタヴシャンは
そりゃそうですよね。
でもすでに僕、
『
そして
つまりジョルジに肉を食べさせることができれば、きっと
ただ、
「まぎらわしいんで
『ジョビジ』はジョルジビジター、『ジョバシ』はジョルジバシャルの
「なんだそりゃ、
アティシュリの
「い、いいじゃないすか、
タヴシャンさんはニヤニヤしてますし、ヒュリアはあきらめた感じで
ヒュ、ヒュリアまで……。
そんなにネーミングセンス
まあ
いいんだよ、こんなんセンス無くたって!
いや、死んでるんですけどねっ!
「と、ところで、アティシュリさん、この
「ああっ? できるはずだがな。
「そうですか。だったらまず、『ジョビジ』君の方に
「はぁ?
「あのですね、
「肉を
「僕の
アティシュリは
そして、にょーって
「まったくよぉ……。てめぇの
はいはい、ご
「とにかく、やってみますんで」
僕は『ジョビジ』に
「えーと、お肉食べられますか?」
「ニク……」
「せっかく
テーブルの上のステーキを
『ジョビジ』は、つられるようにテーブルまで
そしてフォークとナイフを手に
でも
『ジョビジ』は、なんとか食べようとして
しびれを切らし、またあの
タヴシャンの
ヒッと
イライラして
まあでも、たとえ
ただ、ヒュリアやタヴシャンにまで
「まあまあ、落ち
もちろん
見た感じ
「それじゃ
『ジョビジ』は
かなりの
『ジョビジ』は、キレ
「何で
「そうだな、何かが
アティシュリも
「『ジョバシ』の
「――! なるほど! きっとそれだ!」
ヒュリアのご
「――もしもぉし、
ジョルジの
「君が肉を食べたくない
しばらくすると、ふいに
ただ、
『
「ウマイ……」
肉を
「トウサン……、カアサン……、パンドラ……、タスケラレ……、ナクテゴ……、メン……」
言い
そして、おなじみの
「――オ、オラ、なぬすてた?」
ジョルジは目の前にステーキがあることを知ると、また
ところが、
「なじょしたぁっっ?!」
首から
「ジョルジ、お前の
アティシュリが、つかつかとジョルジの前に
ビビっているジョルジの
「
「そ、そげなごど……」
「もし、これを
ドラゴン姉さんは
「――
「てほぉぉぉぉっ!!!!」
ジョルジは
「それとツクモ、こいつを
「僕は
アティシュリの
「ひょろひょろ男をここに
ヒュリアはムキになってます。
「おい、ヒュリア。ジョルジの
「だったら、アティシュリ様が
「俺は
「とにかく! こんな
「ったく、さっきから何をムキになってんだぁ、あいつは」
「
ロシュ
「オ、オラのせいだべ……」
ジョルジ君は、サゲ
「ちょっと見てきます」
僕はヒュリアを
外は
「ヒュリア」
「なんで
「――まあ、ジョルジ君も
ヒュリアは僕に顔を
「私は
「――気が
こくりと
「ヒュリアってさ、
「ああ、たぶんな」
「
「いや、なんとかやっていくしかないだろう。
「ホントに?
「――
「ハハハ、だよね。じゃあジョルジ君で
ヒュリアは
「――やっぱ、
顔を上げたヒュリアは、
「君の言うとおりだ、ツクモ。
はにかんだ
かぁわいっ!
「
「だったら、ジョルジ君が、しばらくここにいても
「ああ、
「ジョルジ君にもね」
「――そうだな」
「
でもヒュリアは
「ツクモ……、私からも
「えーと、何でしょうかぁ……」
なんだ、なんだ、
まさか、
「――トゥガイ達は
なんだ、そっちの話か。
ちょっと
「
うへっ!
「メシフは私を
「どの
「アティシュリ様のことを
「1万!」
こんな
1万?!
「アティシュリ様はもちろん
「いやぁ、いきなり言われても……。思いつかないなぁ」
「そうか……。すぐにみつかるなら
「まだ少し
いや、
こりゃ
どうすんのよ、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます