第18話 木々開花、良い!<5>
「ちょっと、これやばいんじゃないですか!」
声が届くように近づくと、アティシュリのつぶやきが聞こえました。
「まずいな……」
アティシュリはヒュリアの
すると青い
「えっ……? これって……。ヒュリアごと
「言ったはずだ。
「
「
「そんな! ヒュリアは、どうなるんです!」
「今のあいつは
「だから、ヒュリアはどうなるんですか!」
「ちっ、
アティシュリは
すると
「さっきからヒュリアのこと聞いてるんですけど?! 聞こえてますかっ!」
「しつけぇぞ! 見りゃ、わかんだろ!
思い
「ふざけんなっ!
「
「いいから、
アティシュリにつかみかかりました。
アティシュリは僕をなぐりつけますが、全く
「そうか……、
僕のパンチも、
すぐ立ち上がって、もう
「
「しつこいぞ、アホ
よけられた
ひどい
彼女は
四つんばいになって、名前を
しかし
「ヒュリアぁぁぁっ!!!」
そのときふいに、彼女の
光は
バシャルに来て
人影はヒュリアの
オレンジの光は
ボサボサの
イケメンではないですが人の
「フェルハト……」
アティシュリは
フェルハトって、
フェルハトはヒュリアに
「
彼の
それにつれて
ただ
「よくがんばったね。じぁあ、もうひと
フェルハトはヒュリアの
ヒュリアは
「まずは、
ヒュリアは
そして
「うまくもどれたね」
フェルハトはヒュリアの肩を、ポンポンとたたきました。
「あなたは……、どなた……、ですか……?」
わずかに目を開けたヒュリアは
気を
僕は
ホント、
あっ、ワンパターンだって言いたいんでしょ。
良いんです。
めげずに言わせてもらいます。
生きてないんですけどねっ!
「シュリ、もう
フェルハトがそう言うと、青い
「フェルハト……、お前、あの
アティシュリに
なんかイメージと
ドラゴンを
「いやそれがさ、死んだ
「まったく……、お前は、いつも
アティシュリの目が
泣いてんよね?
「僕が死んでから、どのくらい
「1000
「うわっ、そんなに
「ああ、そうよ。フゼイフェも、アイダンも、エフラトンも、そしてビルルルも、みんな
「そっかあ……、僕が死んで、ビルルル、
「なわけねぇだろうが。あいつはお前の死んだ後、ひどく
「そうなんだ……。なんかこう、
「あいつだって
フェルハトとビルルルって
「いやぁ、悪いことしたなぁ。もう一度ビルルルに
そう言っているうちにフェルハトの
「でもとにかく、君の顔が見れて良かったよ、シュリ」
「俺もだ」
「そろそろ、
フェルハトは
あの世に行くってことなんでしょう。
そうなる前に、気になってたことを聞かないと。
「あの、フェルハトさん、ヒュリアを助けてくれて、ありがとうございました」
けげんな顔で僕を見るフェルハト。
「君は……、えーと……、
「いや、そこは気にしないでください。――あなたがいなければ、ヒュリアもここら
「あは、なんか
「はい、
「君に手を
「ああ、そうでしたね」
あれはフェルハトじゃなかった?
じゃあ
「それじゃ、シュリ」
「ああ、またな」
あとでまた会おうぜ、みたいなノリでフェルハトは消えていきました。
アティシュリはフェルハトが消えたあたりをずっと
1000年ぶりの
「あれがフェルハトさんですか。なんか
「言っただろ、お
ほっこりしかけましたが、さっきまでのことを思い出しました。
このままじゃ、
言うことは、言っとかないと。
「アティシュリさん、
「何をぅ?!」
「ヒュリアと僕を
「ちょっ、
「はい、この話は
「お、おい、そんな
そして
「キャ、キャ、キャラメルぅぅぅっ!」
よぉく、
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