後書きという名の、最後の独白
俺がこの出来事をまとめようと思ったのは、単なる思いつきでしかない。
桐山慎二という人間と、桐山美咲という人間の
そして、俺が語るのはここまで。俺たちの人生は、本当はもっと続いていく。けれど、今の俺にその先を語るつもりはない。
本音を言えば、誰かに引き継いで語ってもらいたい──できれば美咲に。なぜなら、俺の語りはあくまでも俺の世界、桐山慎二個人の価値観というフィルターを通っているから。だから俺の色でしか語れない。
だから他の誰かが語ることで、より色彩豊かになってほしいと思っている。
とはいえそれを強制するわけにはいかない。いつの日か叶えばいいなぐらいに思っている。
最後に、ここまで俺の語りを
ありがとうございました。
────────────────────
この物語はフィクションです。実際の人物、団体、事件等とは一切関係ございません。一致することがありましても、それらは全て偶然に起因するものとなります。
小さな少女と過ごす、ささやかで幸せな日々──傷だらけの少女を助けた俺は、何としても彼女を幸せにしたい── アトラック・L @atlac-L
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます