【解説】キャラクターや設定について(1)

こんにちは、ホメオスタシスです。

エンシェント・オリジンはお楽しみいただけていますでしょうか?

この作品は私が初めて執筆した小説ですので、色々なところで不自然な部分があるかもしれませんが、温かい目で見守ってくださるとありがたいです笑

さて、前回の幕間で第一章が終了しました。第次回から2章に入ります。

そのうえでキャラクターや設定をもう一度おさらいしたいと考え、書かせていただきました。

出すことのできるキャラ設定や世界観、その他設定等の解説も行いたいと思いますので、ぜひご覧ください。


《キャラクター》

レイズ

肩書 なし

年齢 ?

身長 172㎝

体重 62㎏

髪色 金

瞳色 朱

性格 猪突猛進な性格で好戦的

使用魔法 衝撃魔法(古代魔法)

衝撃を操る魔法


技など

衝撃反転ショックウェーブ《リバーサル》

自身に受けた衝撃をそのまま跳ね返す。


衝撃吸収ショックウェーブ《スウィップ》

自身に受けた衝撃を吸収する(和らげる)。


衝撃吸収ショックウェーブ《インパクト》

対象に衝撃波を伴った攻撃をする。他の技との合わせ技でより威力や効果が増す。


衝撃吸収ショックウェーブ《パルス》

地面に攻撃しそこから同心円状に衝撃波を放つ。


エーリカ・ディル・レディニア

肩書 元レディニア王国第2王女

年齢 15歳

身長 156㎝

体重 44㎏

髪色 茶

瞳色 翠

性格 自己肯定感が低く感情豊か

使用魔法 召魂死霊術

魂に干渉する魔法。(死霊術士については後述)


・アヴァロニカ帝国騎士(ライオネル騎士団)


ディムルット・レギオン

肩書 アヴァロニカ帝国最上級騎士

年齢 ?

身長 189㎝

体重 83㎏

髪色 ?

瞳色 黒

性格 冷徹

使用魔法 ?


オスカー・クリストフ

肩書 アヴァロニカ帝国最上級騎士

年齢 ?

身長 161㎝

体重 53㎏

髪色 クリーム

瞳色 青

性格 子供っぽい

使用魔法 ?


・アヴァロニカ帝国グラスト騎士団


ヴァン・グラスト

肩書 中級騎士、グラスト騎士団団長

年齢 62歳

身長 165㎝

体重 55㎏

髪色 黒

瞳色 灰

性格 ?

使用魔法 ?


ジェフィー・ノールド

肩書 中級騎士

年齢 18歳

身長 167㎝

体重 52㎏

髪色 黒

瞳色 青

性格 まじめ

使用魔法 氷結魔法

大気中の水分を魔力で一気に氷にする。


技など

氷結の鎖コンゲラート・チェイン

対象を凍結させ動きを封じる

詠唱:大気に生まれし精よ、我が魔力をもってその身を氷鎖と化せ、彼の者を拘束せよ


フリージング・インパクト

対象に向けて複数の氷塊を放つ。

詠唱:大気に生まれし精よ、我が魔力をもってその身を氷塊と化せ、彼の者に裁きを


比類なき氷壁フリージング・フィールド

一瞬で氷の壁を作る

詠唱:大気に生まれし精よ──我が魔力をもってその身を氷壁と化せ、彼の者を罰する術の足場を造らん


・イシュタリア家


ステラ・イシュタリア

肩書 レマバーグ領主

年齢 46歳

身長 157㎝ 

体重 70㎏

髪色 白

瞳色 紺

性格 おおらか、部下を大切に思う

使用魔法 なし


侍従長

肩書 イシュタリア邸侍従長

年齢 21歳

身長 168㎝

体重 51㎏

髪色 赤

瞳色 緑

性格 おせっかい

使用魔法 なし


・その他


レディニア王国国王


肩書 上記と同様

年齢 52

身長 167㎝

体重 72㎏

髪色 白

瞳色 翠

性格 誠実

使用魔法 なし


イルゼ・ラロ・レディニア

 

肩書 上記と同様

年齢 13

身長 131㎝

体重 25㎏

髪色 オレンジ

瞳色 翠

性格 やんちゃ

使用魔法 なし


ヴィカトリア・カルテット

肩書 カルテット商会会長

年齢 18

身長 153㎝

体重 41㎏

髪色 アッシュブラウン

瞳色 紫

性格 野心の塊、心が広い(自称)

使用魔法 ?


《設定について》


・舞台について


物語の舞台であるレディニア王国やハインゲア王国、アヴァロニカ帝国などの国は、全てスカンジア大陸という小大陸に存在します。

スカンジア大陸には他にガルラン王国とミレニア王国という国があり、合計で5つの国があります。

しかし、レディニア王国が滅びてからはその領土をアヴァロニカ帝国が実効支配することになりました。


5つの国の中ではアヴァロニカ帝国が一番勢力、領土ともに大きく、ガルラン王国とミレニア王国はアヴァロニカ帝国に服従しています。

一方、ハインゲア王国は他大陸を含めたすべての国に対し、永久中立国という立場を取っています。


・言語について


言語はスカンジア大陸のすべての国がスカンジア語という共通語を使っています。

それは300年前、大英雄の存在が大陸中に知られた後に永久中立国を宣言したハインゲア王国が他国に共通の言語を使おうと働きかけを行ったことに始まります。


・大英雄について


三百年前、レディニア王国とアヴァロニカ帝国が他国をも巻き込み勃発させたスカンジア大戦という戦争で、活躍した男性です。

三百年前のスカンジア大陸は、各地で争いが勃発する戦乱の世の中でした。


そんななかで、突如勃発したのがスカンジア大戦です。

レディニア王国は当時から死霊術信仰文化があったため他国から嫌悪されており、特にアヴァロニカ帝国とは最悪な関係でした。

その二国は国境付近で何度も小規模の争いを起こしてきたのですが、遂にアヴァロニカ帝国が大軍を率いて進軍してきたのです。

しかし、鉄壁とも称される超軍事国家アヴァロニカ帝国の猛攻にレディニア王国は苦しみます。


そこに現れた一人の男。男は愛剣である魔剣グラニアスを駆使し、驚異的な力でアヴァロニカ軍をどんどん後退させていきました。

その一騎当千にも及ぶ活躍っぷりにレディニア王国はおろか、レディニア王国を嫌悪していた国でさえも彼を大英雄と称えました。

やがて、アヴァロニカ帝国を完全に後退させたことで、大戦はレディニア王国の勝利に終わりました。


その後、彼が所持していたという魔剣グラニアスは国宝級の宝としてレディニア王城の宝物庫で大切に保管されていたのですが、ある時を境に盗まれてしまいました。


・カルテット商会について

カルテット商会とは、スカンジア大陸の全ての国との貿易を行っている豪商です。

武器を主力としておりますが、衣料品や日用品などの貿易も行っています。

商会長は現在4代目のヴィカトリア・カルテットです。

ヴィカトリアは持ち前の商才と人並外れた野心で僅か12歳の時に会長の座に就きました。

また、武術や魔法も得意としており経費削減という理由で側近やボディーガードも置いていません。



・古代魔法について


古代魔法について説明する前に魔法とは何なのかを説明します。

本作における魔法とは、体内に存在する魔力を消費することで、あらゆる法則を無視してその現象を起こすことのできる力のことです。

例えば、火種がないのに火をつけたり、天気を自由自在に操ったり。


魔力を簡単に説明すると体力のようなものです。

人は走り続けると体力がなくなり疲れて動けなくなってしまうように、魔力がなくなると魔法が使えなくなります。

魔力は放っておくと自然のうちに回復します。

また、魔法によって魔力の消費量は異なります。


魔法は術者によって生み出された時に、魔導書という書物に発動方法などが書かれ、後世に伝えられます。

ちなみに、魔導書に書かれている魔法を使う時には、は詠唱が必要です。

これは、より高度な魔法を使うために術式が必要で、その術式の役割となるのが詠唱や魔法陣だからなのです。


しかし、大英雄が生きていたという三百年前、そのあまりの強大さから国を滅ぼしかねないと考えたある国の王に命じられ、魔導書にも書かれないまま滅びた十二の魔法がありました。

その魔法を古代魔法エンシェント・スペルといいます。


・死霊術師について


正直この設定を考えるのが一番苦労しました笑

本作の死霊術師とは主に、霊を媒介にして死者を蘇らせるという黒魔術の一種死霊術を使う者たちのことを指します。


しかし、エーリカなどのレディニア王国の多くの死霊術師は、霊ではなく魂を媒介して死者を蘇生させるという《召魂死霊術》という術を使います。

その理由は、彼らが崇拝している万物の神イルドーザの教えによるものです。

《召魂死霊術》は死者の魂の他にも生者の魂にも干渉することができます。


死霊術師はその残忍な行いから忌み嫌われており、魔術師を有する多くの国では禁忌の術とされ術師は迫害対象になっています。

死霊術師はよく黒を基調とした服を着用します。


1、死霊魂召喚について


死霊魂召喚とは対象が生前に一番愛用していた物を媒介とし、対象を受肉させたうえ現世に召喚するという死霊術の一種です。

愛用していたものには対象の魂の残滓が残っており、魔法でその魂本体を呼び寄せることができます。


しかし、この術の成功確率は一パーセント未満です。たとえ召喚に成功したとしても、受肉体がうまく作用しているかは不明です。

死霊魂召喚には、召喚する対象を特定するための材料のほかに、対象の時代を固定するための材料も必要となります。


さて、なぜ時代を固定する材料を使うのかというと、復活させた死者は通常、死亡した当時の年齢のまま召喚されます。

当然、対象が赤子や老人などの年齢で召喚されることもあります。

なので、時代を固定させる材料を使うことで対象を死亡した年齢よりも前の年齢のまま召喚させることができるのです。


死霊魂召喚の失敗例

対象が稀に記憶を失った状態で召喚されることもある

多くの場合は不成体、所謂ゾンビとしてこの世に顕現してしまう。


2,イルドーザの教えについて


生命は肉体の機能が停止すると魂が天へと上ります。しかし、たまに未練の残った魂が現世に残り彷徨い続けることがあります。これが霊です。

霊の中には、人に憑りついたり、現世の物に干渉して悪さをする者もいます。

そういう霊を出さないために作られたものがイルドーザの教えです。


レディニア王国での死者の弔いは、死霊術師の立ち合いの元で挙行されます。

 それは、死者を天へと送る刻に、魂の声を聴くことのできる死霊術師を媒介にして、遺族との最後の会話が行われるからです。


 その際、「生死選択の儀」という儀式が行われます。

 これは、死者の現世への未練を調べることで、その者が純粋な感情のまま天へ昇ることができるかを決める儀式のことです。

 もし現世に未練があり、なおかつ死者が現世への蘇生を強く希望した場合には、然るべき儀式においてその場で蘇生の儀がなされます。

 しかしその身体は有限であり、もしも未練が果たされたとなれば自動的に身体は崩壊し、天へと召されます。


この儀式には二つの意味があります。


一つは、上記のように悪い霊を出さないためです


二つめは“一度天へと昇った魂は、転生されるまでは現世へは戻れない”というイルドーザの教えを守るためです。


 イルドーザの教えの下、古の死霊術師によって作られた一つの指標が、

 “器亡き魂を弄んではならず”という言葉です。

 レディニア王国の死霊術師は、この教えを忠実に守っています。

 もちろんもです。




長くなってしまいました。一応分かりやすく書いたつもりなのですが、あまりにも分かりにくかったら申し訳ありません。

もし不足した情報や他にも加えて欲しい情報、質問等がございましたらお気軽にコメントをお願いします。

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