3章

3-1 ???番目の夢③

 暗い。

 暗い、暗い、暗い。

 何度も。

 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。

 失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して失敗して。

 気づけば周りは黒くなった。

 上も、下も、右も、左も。

 どこを見ても視界に入ってくるのは黒い靄だけだった。

 あの声ももう聞こえない。

 自分の息遣いさえも。

 ここにはなにもない。

 黒に溶けていく。

 体が、感覚が。

 ごめんなさい。約束は守れそうにない。

 誰かに向けての謝罪。

 その誰かは、もう思い出せない。

 なんの約束だったのか。

 それすらも思い出せない。

 ふと、気がつく。

 最後に笑っているのは、自分だった。

 さようなら。

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