【受験】日本史と世界史 どっちを選択するか迷ったときの判断基準
大学受験で、日本史と世界史 どっちを選択するか迷ったときの判断基準
まず、国際系の学部、外国語系の学部によっては「世界史のみ」という大学があるので、自分の行きたい大学がそれに該当するのであれば迷わず世界史一択。
暗記の量だけでいうと、日本史と世界史なら日本史のほうが覚える量が少ない。
しかし、ここで「よっしゃ! 日本史だ!」と思うのは早い。
日本史は暗記の量が少ない分、掘り下げた問題が出ることも。
なので、難易度の高い大学を狙う場合、早く暗記を終わらせて演習問題に時間を割く必要がある。
それに対し、世界史は範囲が膨大な分、細かく掘り下げられにくい傾向があるので(あくまで傾向であって絶対ではない)、ただ覚えておきさえすれば点が取れる傾向が。
ただし、日本史と違うのは、各国のことを覚えないといけないので、ただ年号順に縦に覚えるのではなく、それぞれの国との関係性、地図を見ながら横のつながりを把握する必要がある。
一般的に偏差値60以上の大学を狙うなら世界史、それ以下ならそこまで難しい問題は解けなくても合格ラインにのるので日本史が楽だと言われている。
ただし、これに個人の趣味嗜好が加味される。
いくらラクだと言っても、興味のない分野の暗記は苦痛になることが。
人によっては「カタカナは苦手、日本文学が大好きで日本の歴史を覚えるのが楽しい」という人がいたり、親が海外旅行が趣味で外国の話に興味があると言う人もいる。
なので、迷ったら目指す大学の過去問を見たり、自分の性格を考えて、総合的に決断を。
ただ、やってみてから失敗したと思うこともあって……
もしも「選択を間違えたかも」と後悔し、残された時間を考えて挽回ができそうな時間がまだ残されていると感じるなら、早い段階で先生に相談し、科目を変えてもらえるよう頭を下げると良いかもしれない。
大学共通テスト 平均点
科目 満点 2021年 2020年
世界史A 100 46.14 51.16
世界史B 100 63.49 62.97
日本史A 100 49.57 44.59
日本史B 100 64.26 65.45
【頂いたコメント】
文系を狙う場合、選択科目選びは大変でしょうね。
暗記面だけで言うなら、一番簡単な選択は政経でしょう。
政経、世界史、日本史の場合、大抵の大学は、特定の教授が持ち回りで問題を作っているので、過去問を長期分析すると、出題傾向やその頻出の割合がわかったりします。
赤本が沢山あると便利です。
教授って、自分の好きな分野の問題を出したがります。
数学が得意だと、文系では圧倒的に有利ですね。
文系数学は理系より簡単な事が多く、満点が狙いやすい為です。
(白狐姫と白狐隊様)
いつも素敵なコメントありがとうございますm(__)m
感謝をこめて❤
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