後醍醐天皇 母親が祖父の妻に 女性30人以上、子ども36人の奔放生活
後醍醐天皇と言えば、武士の足利尊氏らを味方にして鎌倉幕府を倒し、天皇中心の政治(建武の新政)を行った人物。
しかし、協力してくれた武士たちを大切にしなかったことから、南北朝の争乱が起こり、足利尊氏が室町幕府を開く結果となる。
この後醍醐天皇は、人の気持ちがあまり分からない人だったらしい。
父親の後宇多天皇に愛されず、親王宣下をされなかった(要するに子として皇族の地位をもらえなかった)。
そこで、後醍醐天皇の母親は亀山上皇(後宇多天皇の父親で、後醍醐天皇の祖父)に親王宣下の後押しをお願い。
亀山上皇は美しい後醍醐天皇の母親を見て、自分の妻にし、ようやく親王宣下。
とどのつまり、後醍醐天皇からすると、自分の父親が自分を子として認めてくれないので、自分の母親が自分の祖父と結婚しちゃった感じなのである(カオス)。
しかし、父親の後宇多天皇は他の子を後継者にしたため、後醍醐天皇は鎌倉幕府を恨み倒幕に夢中になっていくのである。
父母の愛情関係の屈折が原因なのか、後醍醐天皇は女性関係に奔放で、30人は女がいて、36人子どもがいる。(参考文献 『しくじり日本史 ざんねんな偉人100』)
最終的に武士を軽んじていたことで、足元をすくわれた。
彼が「人の気持ちが分からず(部下の女にも平気で手を出す)、女性に奔放で、自分勝手」と言われた原因は幼少期の複雑な親子関係が起因しているのかもしれないと思う。
大河ドラマで足利尊氏を演じた真田広之がめっちゃかっこよかったm(__)m(吉川英治晩年の作品『私本太平記』が原作)。
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