ルイ14世と鉄仮面 藤本ひとみ先生の『ブルボンの封印』にハマる
ルイ14世と言えば「朕は国家なり」(俺が国家だぜ!)と発言するほど、強い王様。
国王の紋章に太陽を選んだので太陽王と言われている。
宰相マザランの財政再建築に反発する者達を鎮圧すると(フロンドの乱1648~53)、ブルボン絶対王政の最盛期を築いた。
貴族たちを遠ざけるために首都のパリから離れたヴェルサイユに豪華な宮殿をつくったり、最大の陸軍をつくり、偉大なフランスを世界にアピール。
しかし、強い陸軍をつくると周辺諸国が「俺んちの国だけじゃ不安だぜっ」と結束して協力関係をつくったので、あんまり効果はなかった。
ついでに、ルイ14世の華やかな生活のせいで金がどんどんなくなり、財政難の原因に。
私がルイ14世を好きになったのは藤本ひとみ先生の『ブルボンの封印』という歴史小説がきっかけである。
『鉄仮面』の話がモチーフになっていて、ルイ14世は双子ではないか? という仮説の元に兄弟が入れ替わる物語。
ルイ14世の愛妾になる女性マリエールが主人公で、彼女の波乱万丈の恋にキュンキュンした。
その後、宝塚で上演されたり、森川久美先生に手によって漫画にもなっている。
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