第12話
〈ハルト視点〉
皆んなの部屋もイイ匂いはしたけど
陽菜乃の部屋は大人の香りがする…
急に緊張しだし自分のポケットの中にある
小袋の事を思い出すと余計にソワソワとした…
陽菜乃は全然気にしてないようで
むしろ本当に20歳よねと確認してきた…
ハルト「うん…なんで??」
「嫌…なんか怖くなった…」
ハルト「・・・20歳だから…ちゃんと大人だよ?笑」
10代の子とそうゆう関係になったら犯罪だと
言う事は知ってたし陽菜乃もそれを心配しているんだと思った俺は
また更に緊張をしてきて
頭の中で(実践ないけど…年上だしアッチが
リードしてくれるのかな)とそんな心配までした
だけどいつまで経っても陽菜乃はそんな雰囲気を
作ってくれずに大量に買った酎ハイをどんどん
空けていき上機嫌になっていった…
「兄ちゃん??・・だ・か・ら!!
いっつもこんな風にお姉さんにタカッて
家にあがりこんで楽しんでるのかって聞いてるの!」
ハルト「はぁ!?」
「まったく…子供は勉強しなさいよね」
陽菜乃は俺が普段こんな風に年上のお姉さんの
家にあがり回ってると思っているようで
「大学生のくせに」と酔って赤くした顔で
俺に説教地味た事をいいだした…
(なにが勉強しなさいだよ!この酔っ払いアラサー)
ずっと緊張してた自分がバカみたいに思えてきて
八つ当たりの意味も込めて陽菜乃にキスをした…
キスは流石に初めてじゃなかったし
バカにされた苛立ちもあって少し乱暴に
角度を変えながらキスをしていると
「ンッ」と大人な声を漏らす陽菜乃に
どんどん止まらなくなりそのまま後ろにある
ベッドへ移動して身体に触れた…
頭は興奮しきってて目の前の陽菜乃を
抱きたいのに、初めての行為にボタンを外す手が
震えて上手く出来ないでいると
「ん?出来ないの?」と下から問いかけてきた
陽菜乃に焦っていると「ふふ…可愛い」と言って
寝転んだまま自分で一個づつボタンを外していき
段々と見える下着と胸元に自分でも
真っ赤になっていってるのが分かった…
「さっ…どぉーぞぉ?笑」
ブラウスを左右に広げて笑っている陽菜乃を見て
「バカにすんなよな」と言いながら
陽菜乃の柔らかな肌を触っていき
なんだかおかしくなりそうだった…
(・・・柔らかくて…モチモチしてる… )
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます