第8.5話 「匿名性を損なう行為」にご注意を!!




 書き出し祭りに必須なのが、匿名性。

 つまり「どの作者がどの作品を書いたかは絶対誰にも教えない」という事です。


 大体参加者の方は、その決まりを厳守します。

 (ズルするような人は居ない)


 しかし時には、意図せずバラしてしまう事もあるでしょう。



 第十三回の祭りでは、あらすじ公開前におそらく事故が発生したのだと思います。

 事務局さんから「匿名性を保つという企画の主旨に反する行為が確認されましたので――」というツイートが回った後、一作品が差し替え(つまり、該当者は出場停止)となってしまいました。


 事務局さんのツイートを見る感じだと、どうやら他の方に感想依頼をした際に、作品名と一緒にうっかりご自分の名前を出してしまわれたんじゃないかなと思います。

 

 このツイートに、私の肝は冷えましたね。

 そりゃぁもうヒエッヒエです。

 だって私も、幾つか感想依頼、出したんですもの!



 『祭り』でたまにある「感想書いてほしい人は教えてね」みたいな感じのツイートには、大抵「マシュマロ」という匿名で投げれる質問箱のようなものが使われます。

 基本的には作品名と挨拶(「お願いします」とか)だけを書くので自分の名前を晒す機会は無いんですが、普通は初対面で何かをお願いをする時って、まずは名乗っちゃいません?


 そうしちゃった人がもしかして居るんじゃないかなぁー、なんて勝手に想像しています……。



 だからこそ、「えっ、実はこれって『祭り』&ツイッター初心者の私のような人間が、まさにハマりそうな落とし穴なんじゃない?! ひぇぇぇぇえ!!」と私はなった訳です。


 今回アウトになってしまった方には少し申し訳なくつつ、「いやでも、今気づいて良かったよ私」と思わず思ってしまいました。



 丁度タイトルが公開された辺りから、感想依頼系のツイートが出回ります。

 名乗らないように気を付けつつ、積極的にお願いしましょう。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る