つい出来心で参加したけどもう既に「参加して良かったな」と思ってる(まだ前夜祭なのに) ~初めての『書き出し祭り』体験記~
第9話 あらすじ公開で穴があったら入りたい展開になるも、運営さんに救われた。 ~タイあら揃ったらエゴサを掛けてみるべきですね~
第9話 あらすじ公開で穴があったら入りたい展開になるも、運営さんに救われた。 ~タイあら揃ったらエゴサを掛けてみるべきですね~
2021年9月4日。
この日はあらすじ公開日でした。
とはいえ私、またもや思い切り忘れていました。
先に書いた題名分析に忙しかったため、気が付いたのは公開日翌日の朝。
何かツイート来てるなぁ、と思ったら「第13回#書き出し祭り あらすじの句会を行います!」と書かれていて、私はとりあえずザッと全てのあらすじに目を通した……のですが。
「これ、ヤバくね?!」
どうしようと本気で思いましたよ。
私、今まで自分が周りとちょっと違うあらすじの書き方をしているという自覚が無かったんですが、エッセイ類はさて置いて、物語類はすべて書式……というか書き方を統一しています。
特に冒頭2、3行。
しかしその個性(……といえば聞こえはいいけど、実のところあらすじを書く時のただの癖)が他の『祭り』参加者たちの中で唯一無二ともなってしまえば、焦りもします。
何故って、「これ私のだよー!!」と言っているようなものだからです。
慌ててオロオロとしている時に思い出します。
確か「誤字脱字の修正は受け付けてる」って書いてたな、と。
本文について書かれた内容だったと思うけど、あらすじでも直してくれるかな。
そう思いつつ、慌てて事務局アカウントにDMする私。
その一方で、返信を待っている間に自分のあらすじを読み替えして、私は静かにソファーへとうつ伏せになります。
「文章が、明らかにおかしい」
公衆の面前に出すには恥ずかしいミスです。
誤字脱字とかそういう所以前に、文章になってない。
これじゃ読んでも意味が分からない。
心境としては、まさに「穴があったら入りたい」です。
落ち込んでいると、そこにDMの返信が返ってきます。
「お問い合わせ、ありがとうございます。あらすじの修正に関しては現時点でも可能ですよ」
おー、良かった!! じゃぁとりあえず、誤字脱字じゃないけど、この部分は最悪匿名性にも関わるし、頼み込んで直してもらうとして……この変な文章もあわよくば。
しかしこの修正、誤字脱字というよりは修正に当たるんじゃないかなと思いました。
どこまで許してもらえるのかが分からなくてとりあえず「どこまで直してもらえますか?」と聞きつつ修正箇所を羅列します。
その数全部で4か所。
まさかの、400文字で4か所も!!
迷惑ですねー、もうちょっとあらすじ提出前にどうにかできなかったものか。(←
そうして待っていた所、また返信が。
「全部OKです」
あぁ神よ。(大げさ。笑)
という訳で、どうにか修正してもらえました。
良かったよぉー。
いや、本当に。
ホッとしつつ、ツイッター内を徘徊します。
直してもらってから約半日後くらいでしょうか。
とある方が呟いていました。
「書き出し祭りに出してる自作をエゴサしてる」
エゴサ……?
え、やりたい。
けど、どうやったらいいんだろ。
あ、そうか、題名か。
そう思い、自作題名でエゴサを掛けてみます。
……ぉ、出た。
何人か呟いてるな。
っていうか、あらすじも公開したことで、今まではタイトル感想だけだったのが、タイあら感想(タイトルとあらすじ両方の感想)もあるみたい。
一番多いのは全作品に感想を書いてる方の自作部分かな。
ふむふむ、そうか。
これ良いな。
何が良いって、題名感想を貰って「第三者が自作にどういうイメージを抱いたのか」が分かったように、あらすじ感想を貰って「どういうストーリーの話だと受け取ったのか」が良く分かるという事です。
書き出し祭りで匿名なのはあくまでもプロ・アマの作者格差を無くすため、純粋に作品の内容で勝負するためなのですが、匿名だからこそ感想も言いやすいっていうのはあると思います。
そして感想で割とボロクソに(「良く分からなかった」とか)言われた作者本人も、「まぁ誰にも私の作品だってバレてないし」と開き直れるのが良いです。
みんなそうやって自分の心を守ってることが、ツイートを見ていると分かります。(笑)
まぁ実際には最後にその匿名性も外れるわけですが、余程反感を持たれない限りは面白くなかった作品の作者なんて確認しません。
私ならあまりそこに興味は持てない。
なので多分大丈夫、みんなだってそんなに暇じゃない!(←笑)
だから参加するのなら、なるべくあらすじは書きましょう。
『祭り』においてあらすじは任意提出です。
しかし技術向上を目的とするのなら、間違いなく書いておいた方がお得です。
本文感想はしないという人でも「タイあらまでなら感想を書く」という方が居るみたいですし、完全なる第三者目線から純粋に作品だけを見て率直な感想を貰える機会なんて他にはありません。
意外と自分の盲点を見つけたりするので、是非とも利用しておきましょう。
因みにですが、作品名でエゴサしても引っ掛からない感想というのもあります。
それが、動画で全作品(または良いと思った一部作品)の感想を上げている場合です。
色々検索掛けてみた結果「書き出し祭り YouTube」でツイッター内を検索すると出てきます。
どうやら動画で感想を言うものを「感想キャス」と呼ぶ(?)らしいです。
初めて知ったわそんな単語。
因みにその中で知ったのですが、どうやら今回は第三会場のあらすじがレベル高いという噂です。
私は勝手に第一会場にガチ勢が揃うイメージだったのですが、絶対にそうという訳でもないようですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます