前夜祭の開始(本祭開始は本文公開時)
第7話 タイトル……遂に公開!! ~そして始まる前夜祭~
作品の締め切り日と題名の公開日は、少なくとも第13回は同日でした。
8月28日です。
実は早々と原稿を出していた私は、正直言ってその日をすっかり忘れていました。
気が付いたのはタイトル一覧のツイートが流れてきた時です。
私はいそいそと第一会場の名簿を探します。
「……あれ? 無い」
次に第二会場を探してみたら、ありました。
私が出した作品の題名です!
おおぅ、第二会場だったのね。
てっきり第一だとばかり。
しかし先着順なんだから仕方がありません。
「まぁでも第二に入れたし」
という事で納得しました。
※自作の名前を明かす事は規約違反になっていますが、会場までは明かしてOKというルールなので、私の作品が第二会場にあるのは言っても大丈夫です。
因みに、これはあくまでもツイートで誰かから流れてきた噂話に過ぎませんが、初日時間きっかりあたりにスタートダッシュ投稿した方たちで第二会場くらいまで埋まってしまったらしいです。
あとはゆっくりと第三、第四が埋まったようで、「出遅れた」ツイートをしていた他の方も「じゃぁいっそ、ゆっくりじっくり仕上げて投稿するわ」というスタンスに切り替えていたようですので(もちろん全員ではないでしょうけど)、もし出遅れたらむしろ「これで作品にかけれる時間が増える」と思った方が良いかもしれません。
ところでこの題名(タイトル)公開。
私はてっきり自分が割り当てられた会場を確認するためのものだと思っていました。
しかし既に『祭り』は始まっていたのです。
題名が公開された翌日くらいからでしょうか。
何やら書き出し祭り界隈が騒がしくなって参りました。
しかし私が疑問顔むき出しです。
「え、まだ『なろう』に掲載してないでしょ? 一体何がそんなに盛り上がって……」
そう思って見てみれば「じゃぁ第二会場のタイトル感想行ってみましょう!」の文字が。
「タ、タイトル感想?!」
何じゃそら、です。
私は今まで、少なくともツイッター上の『祭り』の動きは知りません。
事務局アカウントをフォローしたのは12回の祭りが終わる間際の事ですし、遡るにはツイートの数が多すぎて、正直私は『祭り』の予習を何一つしていない状態です。
確かに運営さんは、ツイートで「強制じゃないけど他の作品に感想を書く事は自分の勉強にもなってとても良いよ」と書いていました。
しかしまさか、この段階で感想とは。
カルチャーショックです。
色々とツイッターを見てみるとタイトル感想とは、どうやら付けられたタイトルだけを見て感想を述べてみるというものらしい。
そのままじゃんか。(笑)
ただね、これ、結構勉強になるんです。
本文どころかあらすじさえもまだ公開されていない今、タイトルだけでどのくらい周りの期待を煽れているか。
意図した期待を煽れているか。
そういう部分が良くも悪くも明るみに出ます。
特にネット小説なんかは題名が大切です。
その上この『祭り』の題名は、最大40文字という規定があります。
つまりダラダラとした長い題名で内容を伝える事はできません。
どのワードをチョイスするか。
そういうセンスが求められる所でしょう。
え?
私の作品はどうだったのかって?
とりあえずツイッターに上がってる感想を見る限りでは、意図した期待の仕方をしてくれている感じでした。
よかった、よかった。
一安心です。
因みに、『祭り』には100作品が集まっています。
本文をすべて読み切るには時間がかかってしまいますが、タイトルだけならできそうですよね?
私も全部読んでみて、一つ一つにそれぞれ色々な感想を抱きました。
良い題名と、あまりそそられない題名。
その違いがどこにあるのか。
そりゃぁ好みのあるんでしょうが、二つに分けて並べてみるとすごくよく分かります。
たったそれだけで勉強になるという事実、凄いです『書き出し祭り』。
まだ前夜祭だというのに。
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