浅川視点〜透クンと真実の妹ちゃん
「んっ…シンジっお願いっ中にちょうだいっ!!」
「浅川っ…イクっ!!」
★
「なあ浅川…結婚しよう?」
真実が私の中から抜きながらそんなことを言い出す。
「結婚って…。」
私の中から溢れ出した精子を指で掬い膣内に戻すかのように真実が私の中に指先を入れる。
「んっ…。」
「俺…正直お前を妊娠させようとして中に出した。…なあ…良いだろ?こんなに出して…いつ妊娠したっておかしくないことしまくってるし…。」
真実の指が私の中をかき混ぜていく。
「んっ…真実っ…でもっ透クンに悪いよっああっ…。」
「透は…最近俺の妹のこと気にしてるみたいだぜ。」
真実の指の動きが速くなる。
「んっ…そうなのっ…ん…イキそうっ」
身を捩った瞬間真実の指が抜かれてしまいイキそびれる。
「んっ…真実っ…。」
「なあ浅川…俺とっ…」
真実が私の入り口を擦り始める。
「んっ…分かったからっ…お願いっ挿れてっ…」
真実が奥まで入ってくる。
「やった★浅川…絶対…大事にするからっ!」
真実が嬉しそうに笑い抱きしめてくれた。
★
「透クン最近好きな子出来たって本当?」
「へっ!?誰がそんなことって真実しかいないか…。
そう言いながら透クンは何故か学生証の入ったカードケースをいじり出す。
「あ、いや好きっていうか、気になるっていうか…。」
…さてはカードケースの中に秘密でも?
「透クン、それ貸してっ★」
透クンからカードケースを奪い取る。
「あっ!ダメだって… 。」
真っ赤になりながらカードケースを取り返そうとする透クン。
「あら…この子…本当真実の血筋って感じね。かわいいっ。」
透クンの学生証と一緒に真実に似た可愛らしい女の子の写真が入っていた。
「っ…もういい?」
真っ赤な顔でムスッとした透クン。
照れているのが見え見えだ。
「ごめんね。ありがとっ★でも本当可愛い子ね。」
そういうと透クンは照れたように笑う。
「うん。泉ちゃんって言って俺たちの2歳年下なんだよ。」
嬉しそうに話す透クンを眺める。
「告白しないの?」
そう聞くと困ったように笑う透クン。
「そんな事したら…真実が怒りそうで…。あ、真実には内緒だよっ?」
そんな要らない心配をしている。
…真実は寧ろ泉ちゃんとくっつけようとしてるけど…。
「今まで生きてきて…初めて誰かを好きになれたと思う…。あ!もちろん真実も浅川さんも大好きだよっ?」
慌てたように取り繕う透クンを見ているのが楽しかった。
…良かったね。
思わずこちらまで嬉しくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます