第34話・エスタス平原の戦い・後編
赤原大王国の常勝将軍ザウードを嫌う者達は、彼の事をこう言う「つまらない凡将だ」と。
そのような悪口を耳にしても、本人は否定しなかった。彼自身も己が凡将だと思っているからだ。
ヴァイナー大王のように部下を惹きつけるカリスマがあるわけでもなく、歴史に名が残る名将のように、新たな戦術を生み出したわけでもない。
教本通りの面白みもない戦法で、勝てて当たり前の戦を繰り返してきた。ただそれだけの事でしかなかったからだ。
そう、敵よりも多くの兵を集め、味方が十分に力を発揮できるよう補給を整え、敵の奇計や策略には乗らず、正面から堂々と数の暴力によって打ち伏せてきた。
「誰が指揮官でも勝てる戦だったから、誇るべき事などない」
ザウードは謙遜でも何でもなく、本心からそう口にしている。
けれども、彼を高く評価する者達は知っている。『勝てて当たり前の状況を常に用意する』という事が、いかに困難極まるかという事を。
少数が奇想天外な戦術によって、大軍を打ち破るというのは、実に男心をくすぐるロマンに溢れている。
だがそんなものは、劣勢に追い込まれた者が、最後の博打を上手く当てただけの話にすぎない。
幸運は永遠に続かない。博打はいつか必ず負ける。
だからこそ、運に頼らずとも勝てるだけの兵力で、敵の博打に付き合わず正攻法で戦う。
それが常勝の将軍ザウードという人物だった。
「全軍、止まれっ!」
待ち構える帝国軍まで約三百mという近距離で、ザウードは停止命令をくだす。
それは最前列まで素早く伝えられて、三万の大王国軍はピタリと一斉に足を止めた。
並の軍隊であれば、敵が目と鼻の先に迫った緊張と興奮、そして一番槍の栄誉を得ようという欲に負けて、暴走して突撃する部隊が出そうなものだが、鉄の規律で結ばれた大王国軍に限ってそれはない。
死傷者が出るほどの厳しい訓練を重ね、命令違反者は背中から突き殺せと徹底的に叩き込まれているからだ。
そうして、鋼の意志で直立する兵士達に、ザウードは続けて命じる。
「弓兵、構えっ!」
大盾を構えた最前列の重装歩兵、その背後に控えていた弓兵達が、一斉に矢をつがえて弓を引き絞る。
「放てっ!」
ザウードの声と共に、伝令兵が合図の銅鑼を打ち鳴らす。
その瞬間、五千人の弓兵達が一斉に天へと矢を放った。
五千本の矢が山を描き、鉄の雨となって帝国軍に降り注ぐ。
無論、それは一回限りで終わるはずもなく、弓兵達は矢筒が空になるまで延々と弓を引き続けた。
「ははっ、カモを射るより手応えがありませんな」
矢の豪雨に曝されて、身動きすらできずにいる帝国軍を眺めて、大王国軍の副官は会心の笑みを浮かべる。
だがその横で、ザウードは眉間にシワを寄せていた。
「……おかしい」
「将軍、どうなされました?」
「あの矢は、ちゃんと届いているのか?」
訝しむ副官に対して、ザウードは帝国軍を指さして告げる。
彼らは一見すると盾を上に構えて、ただひたすら矢の雨に耐えているようにしか思えない。
だが、そこからは一方的に攻撃されている焦りや、死の恐怖による動揺が感じ取れなかったのだ。
「距離があってよく見えぬが、矢が当たる前に勢いを失ってはいないか?」
「そう、でしょうか?」
ザウードの指摘を受けて、副官も目をこらしてみるが、味方の放つ矢の豪雨が激しすぎて逆に確認できなかった。
「気のせいではありませんか?」
「だといいが……」
三百年の時を経て、再び召喚された異世界の悪魔達。それへの懸念が鎌首をもたげて、ザウードは嫌な予感を覚える。
だが、ここまできて引き返す事もできない。
矢の雨が途切れるのを見て、ザウードは不安を消し飛ばすように大声で命じた。
「全軍、突撃っ!」
伝令兵が盛大に銅鑼を打ち鳴らし、それと同時に我慢を強いられていた兵士達が、一斉に雄叫びを上げて駆けだした。
「「「おおおぉぉぉ―――っ!」」」
二万一千人の槍を構えた重装歩兵達が真っ正面から襲いかかり、その後ろから弓を捨てて剣に持ち替えた軽装歩兵が続く。
そして、左翼に展開していた四千の騎兵部隊が、帝国軍を側面から食い破るため、回り込むように突撃する。
弓で削り、歩兵が正面から押して、騎兵が横から崩す。
まさに王道の正攻法であり、相手がどのような奇策を用いようとも、必ず安定した戦果を生み出す。さらに、奇策などでは覆しようもない六倍もの兵力差。
常勝将軍の常勝たる戦法が完全に決まり、大王国軍の誰もが勝利を確信していた。
そして、この期に及んでもなお動こうとしない帝国軍に、あと二十歩で槍が届こうとしたその瞬間、大王国兵の目の前が、突如として焦げ茶色に染まった。
「ぐわっ!?」
先頭を駆けていた兵士達は、何が起こったのかも分からぬまま、現れた巨大なそれに頭から突っ込み、激痛に顔を歪ませる。
「こ、これは、土?」
地面が突如隆起して、巨大な壁となって自分達の行く手を遮った。
そうと理解する間もなく、後ろを走っていた仲間達が急には止まれずぶつかったきて、固い土壁と金属鎧に挟まれた兵士達は、全身の骨が折れる音と共に悲鳴を上げる。
そんな重装歩兵達よりも、騎兵部隊の方がより悲惨であった。
徒歩よりも遥かに速く重い騎馬で、巨大な壁に正面から衝突してしまったのだ。
馬は首が折れて即死し、壁にぶつかって跳ね返った騎士が、後方の味方を巻き込んでさらなる落馬を招き、地面に転がった者達が、味方の馬に踏まれて血反吐を吐き散らす。
そんな地獄絵図を、後方にいたザウードは全て漏らさず目撃してしまった。
「何だ、これは……?」
目の前で起きた事が現実だというのに信じられない。
五千人もの帝国軍を全て守り切る、身の丈の三倍はある高い土の壁が一瞬にして現れるなどと、いったい誰が予想できるというのか。
そんなザウードや大王国軍の心情などお構いなしに、帝国軍は次の動きを見せた。
「くそっ、どうなってやが、ぐわっ!」
衝突の混乱から何とか復帰し、態勢を立て直そうとした兵士達の体に、頭上から矢が突き刺さってくる。
驚いて見上げれば、高い土壁の上にズラリと帝国の弓兵が並んでいた。
「先程のお返しだ」
「うわーっ!」
手の届かぬ高所から放たれる逆襲の矢に、大王国兵は為す術もなく射貫かれていく。
だが、そのまま黙っている軟弱者など、大王国軍の中には一人もいない。
「怯むな、返り討ちにするぞっ!」
矢を使い切って弓は捨ててしまったが、まだ手には槍や剣が残っている。何より、足共には由緒正しい最古の遠距離武器・石ころだって転がっていた。
「奴らを引きずり落としてやれっ!」
壁の上にいる帝国弓兵に向かって、兵士達は各々の武器を投げつけて反撃を試みる。
だが、当たるかと思ったその直前、どこからともなく吹いた強風が、投げられた槍や石つぶてを弾き飛ばしてしまった。
「畜生、どうなってやがるっ!?」
土の壁だけではなく、風の盾にまで守られている帝国軍。
まるで大自然そのものが敵と化したような光景に、屈強な大王国兵の心にもヒビが入り始めてしまう。
そんな激しく動揺する彼らの前で、土壁の一部が急に崩れ落ちた。
「何だっ!?」
「分からんが、この好機を逃すなっ!」
土壁の向こうから現れた帝国兵の姿を見て、大王国兵は奮い立ってそこに殺到する。
地獄にもたらされた一筋の光。それが更なる殺戮への誘蛾灯とも知らず。
「おぉぉぉ―――っ!」
雄叫びを上げて突撃する重装歩兵達の前に、帝国軍の中から黒髪の少女が駆け出してくる。
「女っ!?」
戦場には似つかわしくない端正な少女の顔を見て、重装歩兵達は一瞬戸惑ってしまう。
だが、少女が軽装の鎧をまとっており、手には剣が握られているのを見て、迷いは即座に霧散した。
「討ち取れっ!」
女子供だろうと戦場で武器を手に向かってくるならば敵。重装歩兵達は容赦なく、一斉に槍を突き出す。
三方から囲い込むように放たれる刺突は、防ぐには手が足らず、避けるのもほぼ不可能な、数で勝る大王国兵が最も得意とする必殺技である。
だが、三本の槍は虚しく空を切り、気がついた時にはもう、重装歩兵の首が宙を舞っていた。
「……えっ?」
頭を失った体が血を噴き出して倒れるよりも早く、少女は次の重装歩兵へと襲いかかってくる。
「うおぉーっ!?」
驚愕しながらも咄嗟に長い槍を捨て、取り回しの良い剣に持ち替えて、斬り返そうとしたその重装歩兵は、間違いなく歴戦の勇士であった。
しかし、彼の剣はまるでそこに来ると分かっていたように避けられ、少女は通り抜けざまに鎧の隙間から脇と膝裏を斬り裂いていった。
「なっ、何だこいつは……っ!?」
驚愕はもはや恐怖へと変わっていたが、それでも大王国兵達は怯まず少女へと向かっていく。
そして、次々と斬り殺されていった。
まるで流れる水のように捕らえようのない動きで、一分の無駄もなく急所を貫き、剣が刃こぼれすれば投げ捨て、向かってくる大王国兵から手品のような鮮やかさで奪い取り、止まる事なく斬り殺し続ける。
それは洗練され過ぎて演舞のように美しく、少女の剣にかかった兵士達が見惚れながら死んでいくほどであった。
重装歩兵達がそんな死の舞に翻弄されるなか、騎兵達はただ圧倒的な暴力に打ちのめされていた。
「おおおぉぉぉぉ―――っ!」
耳をつんざく咆吼を上げて、赤黒い肌をした巨漢が騎兵達に襲いかかってくる。
「くっ、怯むな、迎え撃てっ!」
怯えて逃げだそうとする馬の手綱を必死に操り、騎兵達は赤黒い巨漢に向かっていく。
厚い板金鎧をまとった騎士と騎馬の総重量は、成人男子の十倍を超える。
重くて速いものが強い。そのシンプルな物理法則によって、騎兵は最強の兵種となっているのだ。
だから、大王国の騎兵達は疑いもせず、巨漢を踏み潰そうと真っ正面から突撃し、そして轟音と共に宙を舞った。
「なっ……っ!?」
重い鎧を着た騎士が、それよりも重い騎馬が、大柄とはいえ素手の男に殴られて吹き飛ぶ。
あり得ない光景に、誰もが夢ではないかと正気を疑ってしまう。
しかし、これは紛れもない現実であり、答えは実にシンプルであった。
重くて速いものが強い――即ち、目の前の赤黒い巨漢の方が、騎士と騎馬を合わせたよりも重く、そして速く動けるだけの強靭すぎる筋肉を持っていたのだ。
よく見れば、巨漢が走る度に地面がひび割れていた事から、それを察する事ができただろう。
だが、巨漢の腕で投げ飛ばされ、足で蹴り砕かれる騎兵達に、そんな事を観察する余裕などなく、冷静になる暇も与えられなかった。
「行くぞっ! 武美や力也殿に遅れるなっ!」
少女と巨漢に蹂躙され、浮き足立っている大王国軍に、今まで控えていた帝国の騎士達が突撃してくる。
その間も土壁の上から矢の雨は止まらず、大王国兵達は次々と討ち取られていった。
「…………」
僅か数分の間に起きた地獄の光景を、常勝将軍ザウードは呆然と見つめてしまう。
そして、そんな己の頬を殴り飛ばすと、驚きふためく伝令兵に向かって静かに命じた。
「笛を吹け」
「……はっ?」
「笛を吹け」
思わず間抜けな問い返しを行った伝令兵に、ザウードは怒らず同じ言葉を繰り返す。
それを耳にして、隣で呆然としていた副官が慌てた。
「しょ、将軍、それは……っ!」
実戦でも何度となく鳴らされてきた突撃の銅鑼と違い、今まで演習でしか使われた事がなく、存在を半分忘れ去られていた笛。
それは全軍撤退を報せる合図だった。
「まだ戦は始まったばかりです。謎の奇術で出鼻を挫かれましたが、我々はまだまだ戦えます!」
思わず叫んだ副官の意見も間違ってはいない。異様な力によって圧倒されているが、兵の損害自体はまだ二千人も出ていないだろう。
いまだに五倍以上も数の優位を保っているのだ。普通に考えれば大王国軍が勝つとしか思えない。
だが、ザウードの意志は変わらなかった。
「笛を吹け。できないのならば私がやろう」
常勝将軍に敗北の汚名をつけるという重責に耐えられないのか、石のように硬直して動けぬ伝令兵の懐から、撤退の笛を探って取り出す。
そして吹こうとしたザウードの手から、副官が勢い良く奪い取った。
「わ、私が吹きます……っ!」
副官の自分が勝手にやった。そういう事にして、常勝将軍の名誉を守ろうとしたのだろう。
そんな部下の気遣いを無下にはできず、黙って見守るザウードの前で、副官は手を震わせながらも、勢い良く笛に息を吹き込んだ。
ピィィィ―――ッ!
鳥の鳴き声に似た甲高い音色が、混乱に支配された戦場に響き渡る。
「――っ、これは、馬鹿なっ!?」
それを耳にした千人隊長や百人隊長達は、思わず我が耳を疑ってしまう。
だが、止まずに鳴り続ける音色の前に、ついには現実を受け入れて、自らも懐から笛を取り出して鳴り響かせると、戦い続ける兵士達に向かって声を張り上げた。
「撤退、総員撤退だっ!」
「殿も務めなくてもいい。全力で逃げろっ!」
「そ、そんな……」
常勝将軍に率いられた自分達が、敗北して背を向けて逃げ出す。
その事実を受け止めきれず、兵士達は激しい混乱に見舞われてしまう。
だが、命令に背けば斬り殺すと、剣を振りかぶる隊長達の姿を見れば、体に刻み込まれた鉄の規律が目を覚ました。
敵に背を向け、武器や盾もかなぐり捨てて、一心不乱に逃げ出す。
そんな大勢の兵士達と共に、ザウードは東に向かってひた走りながら、誰にも聞こえぬよう小さく呟く。
「負けたか」
その顔には敗北の悔しさも、強敵が現れた喜びもない。
ただ、主たるヴァイナー大王に勝利を捧げられなかった、その無念の想いだけが満ちていた。
◇
撤退していく赤原大王国軍の背中を、白翼帝国の皇帝アラケルは静かに見送っていた。
「流石は常勝将軍、噂に違わぬ名将なり」
皮肉ではない。皇帝は本心からザウードの手腕に感服していた。
並の将軍であれば、こんなにも早く決断を下せなかったどころか、最後まで撤退できなかった可能性が高いからだ。
アース人の異能という想定外はあれども、六倍もの兵力を用いて敗北したとなれば、無能の誹りは免れない。
将軍職を解かれるどころか、物理的に首が飛ぶ可能性すらある。
そんな保身に囚われて現実を見失い、勝てるはずだ、負けるはずがないと引き時を見失い、あるいは戦場で果てた方がマシだと自暴自棄になって、死ぬまで戦い続けた事だろう。
だというのに、ザウードは全軍の一割も損害が出るまえに、あっさりと撤退してみせた。
この戦場では勝てない。己がどのような罰を受ける事になろうとも、ここは退いて一人でも多くの兵を生かす事こそが、大王国全体の勝利に繋がると判断したのだ。
「逆の立場であれば、余には決断できたかどうか……」
将軍としての格は比べようもないほど上だ。もしもアース人の助力がなければ、何もできずに殲滅されていただろう。
皇帝はそう冷や汗を拭いつつ、同時に感謝の念を抱く。
「常勝将軍が相手でなければ、帝国は負けていたであろうな」
この戦場では勝てたであろう。だが、アース人の強大な異能があっても、三万もの大軍と最後まで戦えば、こちらも致命的な打撃を受けたのは間違いない。
五千の兵が数百にまで減るのはまだいい。最悪なのはアース人の誰かが戦死する事だ。
強大な力を持った自分達でも、戦場に出れば死ぬ事がある。
その事実を突きつけられた時、彼らの大半は恐怖に心が折れて、二度と戦えなくなってしまうだろう。
そうして兵の大半とアース人の助力を失えば、帝国などもはや案山子と変わらない。
皮肉な話だが、最後の一兵まで死なせる愚将であった方が、帝国を滅ぼせたのである。
もちろん、三万もの兵を失って弱体化した大王国も、他国からの侵略や内乱によって大打撃を受けたであろうが。
そんな事を考える皇帝の前に、返り血で赤く染まった騎士団長アークレイがやってくる。
「陛下、追撃は?」
「よい、必要ない」
答えは分かっているだろうに、皆に聞かせるためにあえて聞きに来たアークレイに対して、皇帝は微笑して告げる。
それから改めて、懸命に戦ってくれた者達の顔を見回した。
流石に全員無傷とはいかず、帝国兵にも数十人の死傷者が出てしまっているが、皆の顔に悲壮感はなく喜びで輝いている。
そして、土の壁で皆を守った土岡耕平、風の盾で矢を防いでくれた風越翔太、手を汚す事も厭わず勇敢に戦ってくれた剣崎武美と金剛力也。
四人のアース人達は皆無事で、まだ緊張や興奮が残っているが、やり遂げた顔でこちらを見詰めていた。
そんな彼らの顔を、皇帝は一人一人見回してから、ゆっくりと剣を天に向けて、あらん限りの大声で宣言した。
「我々の勝利だっ!」
「「「うおぉぉぉ―――っ!」」」
「「「白翼帝国、万歳っ! アラケル皇帝、万歳っ!」」」
皆も揃って拳や武器を突き上げて、勝利の合唱を轟かせる。
こうして、後の世に『エスタス平原の奇跡』と語られる合戦は、白翼帝国の大勝利によって幕を閉じたのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます