四章時点人物・魔物いろいろ設定資料集

 



 主な四章登場人物


 ・タマガキ


 新免玄一しんめんげんいち


 本作の主人公。十六歳。甘味が大好物。


 打刀と脇差の二本を使い二刀流で戦う防人。かなり素直な性格をしており、基本的には真面目。自らが持ちえぬものを持つ人間に出会っては、慕う傾向にある。


 第一章で初めて魔獣と戦って以降、その実力を大きく向上させた。その成長速度は他の防人が驚くほど。第三章では自らの始まりに向き合い、同僚たちの助けを得て、自らの過去に区切りをつけた彼は、タマガキの防人として戦いを続ける。


 カゼフキ砦に到着する以前も以後も、同僚である秋月と過ごす時間が長かった。身長年齢でこぼこコンビ。自分に向き合ってくれた彼女のことを、心の底から尊敬している。


 また、同じく同僚である御月のことが何故か理由もわからず気になっている。彼女に特別な感情を抱いているわけでもないので、当人は困惑していた。 


 幾望の月作戦の際には、西部戦線を担当していたものの、途中援軍として雪砦に派遣され、八面六臂の活躍を見せた。戦いに集中するあまり、周りが見えなくなり、空想級魔獣上位“千手雪女”と交戦した際、負傷。再び病床の身となる。



 戦闘技能


 特殊霊技能 『五輪』

 火輪、水輪、風輪、地輪の四つの能力を内包している能力。五つ目は明らかになっていない。


 三年前、最も使用していたのは火輪であったということに気づき、怪我を完治させ、退院した後は主に火輪の訓練に努めていた。


 戦いの中で、自らの戦闘スタイルを確立させつつあり、攻撃的な火輪と風輪の連携を気に入っている模様。



 『風輪』━太刀風・春疾風・風纏・大手風

 『地輪』━土塊

 『水輪』━なし

 『火輪』━烈火



 武装

 打刀 朝鍛ちょうたん

 脇差 夕練せきれん





 萩野御月はぎのみつき


 本作メインヒロイン。十八歳。今世西部最強の名を冠するタマガキ最強の防人。四章では幾望の月作戦の主力として、中核を担った。


 西部戦線の主力として、強い責任感を抱いており、ストイックに戦いの強さを求める。それは、幻想級魔獣上位の討伐に成功してなお、反省点を見出し、鍛錬に努めようとするほど。


 幾望の月作戦 最終段階において、空想級魔獣上位“千手雪女”と交戦。甚内、玄一の助けを借り敵を打ち破った。しかし、戦いの最中、『自らが何かに期待をしてしまったせいで』玄一が負傷。その出来事に大きく動揺し、自らが隠した、一つの人格を露わにした。


 戦闘技能


 特殊霊技能 霊武装 月華


 防人でも極小数しかその使い手がいない武器を具現化させる能力、霊武装の持ち主。重さを感じさせず、好きな時に生み出し、消すことが出来る。


 『朔望さくぼうの英雄』


 月華が内包する霊技能の名は、『朔望さくぼうの英雄』。

 敵が強くなればなるほど、味方が少なくなればなるほど強くなる能力。作中理論上最強。


 ”千手雪女“との交戦の際、場の無力を『完全掌握』し、雪山の世界を、月面の世界へとを塗り替えた。その結果、”千手雪女“は強く錯乱、恐怖し、交戦能力を失ったことが確認されている。



 武装 


 薙刀 

 短刀


 月華が浮遊状態になった時のみに行える、薙刀、短刀、月華を利用した三刀流。武芸百般に通ずる彼女は、ありとあらゆる武装を高い水準で取り扱うことができる。特に、大太刀、薙刀の実力は、超一流。






 白露秋月しらつゆあきづき


 本作サブヒロイン。お寿司大好き。三十歳であるにもかかわらず、玄一に初対面で子供と思われるほど背が低く、容姿が幼い。髪型はツインテール。霊力の影響から秋の紅葉のようなグラデーションの掛かった髪色をしている。


 タマガキの郷の防人である彼女の正体は、四大財閥とも呼ばれる四立名家の一つ、白露家の令嬢。金銭感覚のズレは、ここから来ている。彼女の上に立つものとしての覚悟、漏れ出る思想に対し、玄一は測ることができないと感じていた。


 玄一の過去を知った彼女は、彼の語り口から感じられた彼の無意識下で卑下する感情を、否定せねばならないと躍起になり、彼と二人きりで話をした。これらのコミュニケーションを通し、彼と意気投合。基本的に二人で行動をするようになった。


 幾望の月作戦下においては、西部戦線を担当。空想級魔獣とは交戦しなかった。しかし、彼の負傷を知った際、強く動揺。秘密裏にやって来ていた白露家の部隊を引っ張り出し、自らの持つ権力を全て利用して、彼を助けようとしている。


 戦闘技能


 特殊霊技能


 『示指じしノ霊砲』


 主に人差し指から強化された紅色の霊弾を放つ能力。弾丸を発射した後操作したり、霊力を充填することによって威力を向上させたりと、変幻自在。本人の支援能力が異常なまでに優れており、魔獣の動きをも支配する。


 幾望の月作戦 対群戦闘において、その能力を遺憾なく発揮。それを見た老練な防人である幸村は、自らの能力について勘違いをしている、と述べた。






 三代目山名


 タマガキの郷の郷長。五十代。今は先代の郷長から襲名した山名を名乗っているが、その正体は二十年前の大戦の折大活躍したサキモリ五英傑のうちの一人。現在は、右腕と右目を失い、引退している。


 二十年前の大戦における一番槍の功績からその二つ名は、さきがけとなっている。


 タマガキの全防人を投入する、雪砦の攻略を目指した幾望の月作戦の発動を決意。当人はタマガキにて待機し、彼らの帰りを待つ。


 作戦中にて、タマガキに訪れた時の氏神と歓談。その後、交戦した。


 戦闘技能


 特殊霊技能


 左腕 『桜花』


 障害を無視し空間を跳躍する、転移能力。使用する際には、霊力でできた桜吹雪の刺青が左腕より浮かび上がり、桜の花びらが舞う。


 右腕 『???』


 詳細不明。





 アイリーン


 タマガキの防人の一人。年齢は秘密。


 底抜けに明るいムードメーカー。語尾が特徴的。決して頭が良いわけではないが、人の機微を察するのに長けている。御月のことを気にかけているものの、勝手に玄一、秋月、御月の間に三角関係があると誤認。どうすれば良いかわからず、苦悩している。


 また、恋愛的な感情に対しては、かなりの鈍感。同僚であるノウルからの好意に、一切気づいていない。また、当人はどちらかというとやんちゃしたい方の人間ではあるのだが、近くにリューリンという遥かに彼女を上回る非常識人がいる時、まともになっている。


 幾望の月作戦においては、雪砦攻略に尽力。強固な防備で固められた雪の城を、文字通り粉砕した。しかし途中、五体の魔獣と交戦した際負傷し、撤退。玄一ほど重い怪我は負っていない。


 戦闘技能


 特殊霊技能


  『熊虎ノ王ユウコノオウ


 巨大な魔獣をも超える身の丈を持つ黄金の熊に変化する能力。その能力を駆使し、砦の防備を粉砕した。しかし、その燃費の悪さから、幾望の月作戦後半にて、巨大な熊になることはできなかった。





 甚内じんない


 タマガキの防人の一人。本人はまだまだ若いと思っているが既におっさん。元は西の暗部と呼ばれた対人部隊、夜烏に所属していた。紆余曲折あって、今はタマガキの防人となっている。


 幾望の月作戦の際、御月と共に千手雪女と交戦。様々な手段で彼女を支援するも、“千手雪女”の攻撃を受け、分身を失い撤退。


 御月と、過去に師弟関係を結んでいたことが分かった。また、過去に起因する彼女との関係を、ある種、疎んでいる。


 戦闘技能


 特殊霊技能 『五忍』


 自らの分身を五体まで生み出すことができる能力。意識を共有することが可能で、非常に便利。しかしながらその霊力を増幅したりするわけでもなく、その上いくつか制約があるそうだ。





 ノウル


 タマガキの防人の一人。丸眼鏡をかけ、知性的な見た目をした男性。冷静沈着を売りにしており、確実な実力を持っている。


 同じタマガキの防人であるアイリーンに懸想しており、新人として登場した玄一がライバルにならないよう先手を打つほどにぞっこん。または小心者。直接的な原因は彼にないものの、魔獣戦にて彼女が負傷した際は、自らの不甲斐なさにブチギレた。


 彼の恋時の妨害を面白半分にしてくるリューリンを恨んでいる。しかしそれとは別に、彼女の実力は認めていた。


 戦闘技能


 特殊霊技能『かささぎの青』


 霊力で出来た鵲の両翼を肩甲骨付近に生み出し、その羽根を操る能力。飛行能力と射撃能力を備えており、西部の貴重な航空戦力。


 射出される鵲の羽根は、軌道操作を得意とせず直線的な攻撃に留まるものの、威力速度共に優れており、魔獣を殺し得る。また、羽根に指向力を持たせたまま空間に保持することが可能であり、一斉に羽根を射出する飽和攻撃を可能とする。





 リューリン


 タマガキの女性防人の一人。裏柳色の髪の毛をサイドテールにし、黒色のチャイナ服もどきを着ている。すらっとしたモデル体型で、近接戦を行い鍛え上げられた体を持つはずの防人としては異質。指揮官型。


 いいかげんな性格をしており、ゴシップ好き。同僚のノウルはその餌食となっている。そんな人間であるというのに、人が考えていることを読み切れるほどの賢さを持っているので、タチが悪い。しかし、シリアスな話になっては、意外と空気を読む。


 アイリーン曰く、ドン引きするレベルで頭が良い。この言葉は、学術的な頭の良さではなく、頭の回転速度のようなものを指し示していると思われる。



 戦闘技能


 特殊霊技能『瀰漫びまんする進軍の喇叭ラッパ


 対象の霊能力強化及び弱体を可能とする能力。効果範囲は音なき音が響く場所まで。西部において、軍事的価値が最も高い霊能力。


 加えて、音色の霊力を活かし、広範囲高精度の霊信号の送受信を可能としている。


 しかしこれは彼女本人が莫大な情報量を処理する技能に長けているため可能とするものであって、情報の送受信自体は再現可能でも、軍隊を手足のように操る彼女の指揮は再現不可能だろう。








 ・所属不明



 時の氏神


 行方不明となっていたサキモリ五英傑の一人。肩にかからぬほど短い髪。金髪に近い白髪。可愛らしい顔つきをしていて桃色の瞳が目立つが、その容姿とは対照的に、鋼鉄の右腕。鋼鉄の左足。体の半分以上が鉄でできた、機械のような防人。


 第四章では、西部の戦いに介入。第捌血盟 辻斬と交戦。これを撃破し、西部戦線より魔物の大軍勢が現れた時は、それを単独で撃滅。もし彼女が西部に所属していれば、与える勲章が無くなってしまい、新たに勲章を作らねばならないほどの武勲であろう。


 タマガキの郷を訪れた際には、お互い死力を尽くしたものではないものの、山名・甚内と交戦。英傑の実力を証明した。


 三年前より、何にも所属せず、個人の目的のための単独行動を示唆している。


 戦闘技能


 特殊霊技能『???』


 特殊霊技能は不明。山名と交戦した際には、白金色の球体のようなものを生み出し、そこから白雷を放った。


 武装


 左腕に生えたフックのようなものに、機械的な見た目を剣が取り付けられている。







 ・血盟



 第じゅう血盟 鎌鼬かまいたち


 イタチのお面をつけた十番目の血盟。大鎌という珍しい武器を扱っている。四章では、血脈同盟との戦いの後、雪砦へ進撃を開始した西部の動向を探るため、辻斬と共に戦地へ派遣された。


 西から本部へ帰還した後に知った血脈同盟の過激な実態に、嫌悪感を露わにした。また、元々血脈同盟に所属していたわけではなく、第玖血盟 屍姫と共に、山下孤児院という場所にいたことが明らかになっている。


 単独行動を好み、組織ぐるみでの任務が少なかった模様。


 時の氏神と辻斬が交戦した際には、彼らの戦いについていけず、傍観に徹した。


 戦闘技能


 特殊霊技能 『???』


 四章にて、空中より大鎌を顕現させる姿が確認された。霊武装を取り扱う能力。






 第捌血盟 辻斬


 大笠をかぶる、八番目の血盟。元は剣空会という反政府組織に所属していた。剣聖が至ったとされる剣の果てを目指すために、強者との戦いをひたすらに求めている。


 その佇まい、実力を感じ取った鎌鼬は、魁の山名に近いものがあると感じていた。


 戦闘技能


 特殊霊技能 『???』


 不明。波打つような形をした、骨で出来た剣を持っている。












 四章時点までの魔物一覧


 魔物・魔獣について


 人類に仇なす敵。その多様性から強さによる等級で分けられている。



 空想級



 ”白澤”

 ”千手雪女せんじゅゆきおんな

 ”骨喰”


 幻想級


 “灼熱糞牛”

 “雪翔兎”

 ”名無し”(蠢く腕の集合体)

 ”彼奴きゃつ

 ”鹿雷電しからいでん

 ”黒死蜘蛛こくしぐも

 ”槌転つちころび



 戦略級


 ”猿猴えんこう

 ”足無あしなし

 “蛇翼竜”

 ”血浣熊ちあらいぐま

 ”蛇足だそく

 ”落ち葉なき巨人”

 ”四目梟”

 ”爪土竜”

 “大蚯蚓”



 戦術級


 ”オーガ”

 ”ワイバーン”

 “蜻蛉”

 ”黒妖犬”

 ”斑駒”


 無冠級


 ”オーク”

 ”ゴブリン”

 ”インプ”

 ”牙豚”

 ”猫鷲”


 これら五等級の分類は単体での戦闘能力を評価したものである。戦略級以上の魔物のことを魔獣と呼称し、防人の必要性が認められた魔物がこれらに分類される。この五等級の中にも上位下位の細かい分類があり、例えばゴブリンは無冠級下位。オークは無冠級上位である。それぞれの魔物の等級を決定するのは帝都に本部を置く、魔物学会であるが、新種の魔物が確認された際は現場の判断で推定等級を定めることが推奨されている。また新種の魔物の名称は発見者が命名するか学会が決めることになっている。


 また、大きい魔獣ほど強そうに見えるが、実際はその逆。小さな魔獣ほど、その強力な魔力を高濃度で体内に溜め込んでいるという証であり、その証左として、空想級魔獣”千手雪女”の本体は人間と同じサイズ。





 舞台設定


 四大財閥 四立名家について


 ヒノモトの産業を率いる、四つの財閥。それぞれの家がたまたま四季の名を冠していたことから、四立名家と呼称されている。それぞれの家を、立春、立夏、立秋、立冬と呼ぶこともある。内二つは魔物の登場以前から連綿と続き、他二つは魔物の登場以降成り上がった家である。


 それぞれの家が特定の産業において独占的立場を築き上げており、政府も下手に手を出せない。私兵を抱えているとの噂もある。


 四立名家


 立春 春慶家

 立夏 夏成家

 立秋 白露家

 立冬 冬青家




 銃規制について


 強固な皮膚を持つ魔物に対し貫徹力が足りない、魔物との戦闘における霊技能の必要性、物質及び工業力不足、技術の喪失といった様々な要因から、使用されることの少ない銃火器であるが、その規制・破棄にヒノモトが踏み切ったのは、政治的紛争の結果によるものである。


 それは黎明期に起きた、海外より訪れた難民による帝暗殺の計画・叛乱である。一連の事件において銃火器が使用され、その結果多くの死傷者が出た。この出来事と当時一世を風靡した文化再興論の影響から、銃火器は卑怯者の武器、魔物ではなく人を殺すための武器とされ、規制だけでなく、強く忌避されるものとなったのである。


 しかしながら銃火器の有効性及びその倫理性については未だ研究、討論が重ねられており、特例として、一部の人民を取り締まる部隊、帝都警備隊 気鋭などは、銃火器の所持が認められている。




 霊信号について


 特殊な器具を使用し、長距離間で情報の送受信を可能とする霊信号であるが、それとは別に、戦場において兵員個人が一定の間隔で霊力を発露し、暗号文とすることによって、情報伝達を可能とした霊信号が存在する。兵員は皆この技術を習得しており、指揮階級に昇格するためには、霊信号技術の実力をテストする試験を受けなければならない。


 これだけ聞けば非常に有用な技術のように聞こえるが、霊力が無力に伝播していく性質を利用した技術のため、道中の無力が強力な魔物などの存在によって掌握されていると、霊力が勢いを失い、情報伝達に失敗する。


 またこのことから、情報伝達の範囲、精度は霊力の強さに依存するため、防人は重宝され指揮官の立場に据えられることが多い。


 現代戦に使用されるような通信機器の無い作中において、散兵戦術を可能としているのは、この霊信号技術である。


 兵員の質が高い西部ではこの技術を会得した兵員が圧倒的に帝都より多く、分隊単位での展開及び作戦行動を可能としており、そこが西部兵と帝都兵員の決定的な差だ。


 余談ではあるが、この技術は迅速かつ安定した情報伝達手段を求めた踏破群により開発されたため、踏破信号とも呼ばれる。




 無力の『完全掌握』について


 他者の介入を跳ね除け、場一帯の無力全てを己の物とした際に起きる現象。他者の介入がなくとも、無力を完全にコントロール下における防人や魔獣が少ないため、そもそも使えるものが少ない。


 他の外向型の介入を完全に封殺し、物量を前に内向型を圧殺する必殺技。生み出される現象は正しく空想のものであり、一時の虚構である。染め上げられた無力の世界は、圧倒的な優位をもたらす。それは特霊技能の影響を強く受けるとされているが、全く別種の能力を発現する場合がある。


 魔物と防人の交戦において、複数人での相対を定石とする理由の一つに、無力の掌握の妨害がある。内向型であろうが外向型であろうが、一定の霊力を抑えつけぬ限り常に発しているため、それが敵の掌握を妨害するため。このことから、完全掌握は様々な条件下でのみで発動できる、稀有な事象である。


 現時点で登場した無力の完全掌握


・“千手雪女” 雪原の世界 


 空間の停滞化 停止


・関永 結晶の世界


 詳細不明。


・御月 月面の世界 


 詳細不明。


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