第1話 ミラクル種(3)
ジーダは祠を後にした。辺りは相変わらず静かだ。だが、いつ敵が襲い掛かってきてもおかしくない。何としてもその事実をクラウドに伝え、早く冒険に出なければ。これはこの世界にかかわる事だ。王神龍を封印して、世界を救わねば。今度は自分がその伝説を引き継ぐ時だ。
ジーダはペオンビレッジのあった荒野に戻ろうとした。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。黄色いドラゴンと2匹の赤いライオンだ。
「ガオー!」
ジーダは氷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、2匹の赤いライオンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが、ジーダの体はしびれない。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、2匹の赤いライオンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
ジーダは炎を吐いた。3匹は大きなダメージを受けた。2匹の赤いライオンは倒れた。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは炎を吐いた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダの体に火が点かない。
「とどめだ!」
ジーダは炎を吐いた。黄色いドラゴンは倒れた。
ここからは長い下り坂だ。早くサイカシティに戻って、クラウドに事情を話さねば。
ジーダは先を急いだ。荒野まではまだまだ遠い。急がねば。だが、再び敵が襲い掛かってきた。黄色いドラゴンとトカゲの魔法使いだ。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは体がしびれた。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは炎を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。それでもジーダはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「ガオー!」
ジーダは炎を吐いた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。ジーダの表情は変わらない。
「とどめだ!」
ジーダは雷を吐いた。黄色いドラゴンは倒れた。
ジーダは獣道に入った。獣道は行きのように静かだ。だが、いつ敵が襲い掛かってくるかわからない。ジーダは警戒しつつ先に進んだ。
獣道に入って1分ほど歩いた頃、敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンとトカゲの魔法使いだ。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは体がしびれた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。それでもジーダはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは炎を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが、ジーダは体がしびれない。
「ガオー!」
もう1匹の黄色いドラゴンは炎を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だがジーダは氷漬けにならない。
「ガオー!」
もう1匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
ジーダは炎を吐いた。3匹は大きなダメージを受けた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなり、2匹の黄色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが、ジーダは体がしびれない。
「グルルル・・・」
もう1匹の黄色いドラゴンは炎を吐いた。ジーダの表情は変わらない。
「ガオー!」
ジーダは炎を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「ギャオー!」
もう1匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが、ジーダは体がしびれない。
「グルルル・・・」
もう1匹の黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダの表情は変わらない。
「とどめだ!」
ジーダは雷を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。
ジーダは前を向いた。徐々に集落の廃墟が見えてきた。ここは誰もいなかったので、焼き討ちの被害を受けなかった。荒野まではあと少しだ。
ジーダはほっとした。あと一息だ。ジーダが安心したその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと赤いライオンだ。
「ガオー!」
ジーダは氷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
赤いライオンはジーダに噛みついた。だが、ジーダの表情は変わらない。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「ガオー!」
ジーダは氷を吐いた。3匹は大きなダメージを受けた。赤いライオンは表情が苦しくなり、氷漬けになった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、赤いライオンは倒れた。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「とどめだ!」
ジーダは炎を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。
ジーダが前を向くと、荒野が見える。荒野まであと少しだ。荒野に着いたら、サイカシティまでひとっ飛びで行こう。
だが、あと少しの所になって、敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンとトカゲの魔法使いだ。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、1匹の黄色いドラゴンとトカゲの魔法使いは体がしびれた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダの表情は変わらない。
「ギャオー!」
ジーダは炎を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「ガオー!」
ジーダは炎を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「ガオー!」
黄色いドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「とどめだ!」
ジーダは炎を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。
ジーダはペオンビレッジだった荒野に戻ってきた。だが、そこには男がいる。10年前、テッドを倒したあの男だ。ジーダは拳を握り締めた。
「やはり来ていたか」
ジーダは10年前に家族やテッドを殺された事を思い出した。とても悔しい。今日はその敵を討ちに来た。覚悟しろ!
「お前は・・・」
「よく覚えていたな。私が10年前、ここを焼き払った。10年前に逃げたあのドラゴンがここにいるとはな」
男は笑みを浮かべている。懲りない男だ。こんな奴なんか、神様の生贄に捧げられたらいいのに。
「許せない・・・、許せないぞ!」
「どこからでもかかってこい! 私は将来、この世界の支配者になるのだからな」
男は高笑いをした。ジーダは男が許せないと感じた。ジーダは男に襲い掛かった。男はドラゴンに変身して、臨戦態勢に入った。
「グルルル・・・」
ジーダは激しい炎を吐いた。ドラゴンは笑みを浮かべている。
「ガオー!」
ドラゴンは激しい炎を吐いた。だが、ジーダはびくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは氷を吐いた。だが、ドラゴンは氷漬けにならない。
「私に勝てると思ってるのか?」
ドラゴンは不敵な笑みを浮かべ、雷を吐いた。それでもジーダはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。だが、ドラゴンは体がしびれない。
「無駄だ!」
ドラゴンはジーダに噛みついた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「グルルル・・・」
ドラゴンは激しい炎を吐いた。ジーダの表情は変わらない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。だが、ドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
ドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
ジーダは激しい炎を吐いた。ドラゴンの表情は変わらない。
「これで勝てると思ってるのか?」
ドラゴンは高笑いをして、激しい炎を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。
「お前は俺様に勝てない」
自信気な表情で、ドラゴンは氷を吐いた。だが、ジーダは氷漬けにならない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。だが、ドラゴンの体はしびれない。
「こんな攻撃、通用せぬわ」
ドラゴンは灼熱の炎を吐いた。ジーダは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ジーダは魔法で自分を回復させた。だが、魔力が切れてしまった。
「お前が私に勝てるわけない!」
ドラゴンは灼熱の炎を吐いた。ジーダは一気に表情が苦しくなった。
「ガオー!」
ジーダは最後の力を振り絞って激しい炎を吐いた。だが、ドラゴンはびくともしない。
「遊びは終わりだ!」
ドラゴンは灼熱の炎を吐いた。ジーダは気を失った。
「愚かな奴め、俺に勝てると思ってたのか?」
男は誇らしげに倒れたジーダを見下ろしていた。この男はこの後牢屋に連れて行こう。そして後日、偉大なる創造神王神龍様の生贄にしよう。
ジーダは目を覚ました。だが、そこは牢屋だ。奴らに捕まえられたと思われる。世界を救おうとしているのに。こんなにあっけなく捕まって、殺されてしまうなんて。絶対に嫌だ。
「ここは・・・、どこだ?」
ジーダは悔しかった。またあいつに負けた。その上に、牢屋に閉じ込められた。これからどうなるんだろう。女神竜サラの期待に応えられずに、このまま命を落とすんだろうか? そんなの嫌だ。この世界を救いたい。
「くそーっ、閉じ込められた」
ジーダは牢屋をゆすった。だが、誰も助けに来ない。その向かいには別の女性が閉じ込められている。彼女の服はボロボロで、元気がなさそうだ。もう何日も食べてないんだろうか? ジーダはおびえていた。あの女みたいになるんだろうか? そんなの嫌だ。早く逃げて、世界を救いたい。だが、牢屋に閉じ込められて、何もできない。
絶望の中で、ジーダは肩を落とした。こんな事で人生を終わるなんて、信じられない。世界を救って幸せに生きたい。
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