第11話
受付嬢「あら珍しい、テイマーなんですね、
だから小鳥が懐いてるんだ、
他にも使役してるんですか?」
俺「スライムを2匹連れてます」
そう言って背中のスライムを出した
受付嬢「スライム…ふふ可愛い、
初めて見ましたスライムを連れ歩いてる人。
あら、でも色が付いてる初めて見ました」
俺「はい、ヒールスライムとボムスライムです」
受付嬢「ヒールスライム…ヒールを掛けることが
出来るのですかこのスライム?
あとこの茶色の…ボムスライム?」
俺「はい、排泄物を食べて肥料の様な物を出します」
試しにギルドの便所を掃除させましょうか?
受付嬢「え、本当ですか、
そんなことが出来るスライムがいるなんて」
ものは試しで便所に連れて行ってもらい
ボーちゃんに指示を出す
俺「終わったら呼びますね」
まだ疑った顔をしてる受付嬢さんは
カウンターに戻って行った。
それにしても…汚い
ボーちゃんは心無しかハッスルして
キビキビと動いている。
20分程で見違える様に綺麗になった。
ちょうど受付嬢さんが様子を見にきた。
受付嬢「…綺麗……すごいわ、このスライム革命よ」
めちゃくちゃ感動してる、
ついでにヒールもかけてあげる。
受付嬢「ああ、本当にHPが戻ってる、驚いたわ。
今日はギルマスが出掛けて居ないから
明日も必ず来て、私マロンって
言うの、よろしくねユージ君
何でも困った事があればお姉さんに言ってね」
俺「はい、よろしくお願いします。
今日まだ宿を決めてないので
ご飯の美味しい宿を紹介してもらえれば…」
宿はマロンさんの友達が働いている所を紹介してもらった。
凄く感謝されて送り出される、
明日の朝は冒険者の受付で忙しいので
昼前に来るように言われギルドを後にした。
宿の名前は「スイートバジル」おしゃれだ、
中に入り宿屋の姉さんにマロンさんの紹介だと告げると
ニコッと笑いサービスしますね、と言われた。
娘の名前はミントさん 店主の名前はバジルさん
親子二人で経営してるらしい、
一泊小金貨1枚 日本円で5000円ぐらいかな、
食事の時間まで部屋でゆっくりする、
初めて宿に泊まるのでちょっと興奮してる、
時間があるのでミントさんに
スライムの話をして便所を掃除してあげた、
ここでも大変感謝される、
ヒールも二人にかけてあげたら
食事が他の客よりゴージャスになった、
飯は味付けは質素だが
手の込んだ料理だった。
前世の記憶がなければ泣くほど美味かったと思う。
部屋に戻りベットに横になるとすぐに寝入ってしまった、
まともな寝床はいつ以来だろう、
熱い風呂につかりたいな…
とか考えてたらいつの間にか眠っていた。
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