第11節 -静寂は紅蓮に燃ゆ-

「聖ランベルティ教会。次の惨禍はそこで引き起こされると。」

 司教館のある一室でアシスタシアの報告を受けロザリアは言う。

 机や椅子といった必要最低限の家具しか存在しない18平米ほどの広さの部屋に2人は佇む。アシスタシアは自らの目で見たヴィルヘルム大学の様子や、聖ランベルティ教会に渦巻くおぞましい気配についてたった今ロザリアへ報告を終えたところである。

 ロザリアは窓辺に立ち、外の様子を眺めながら彼女の話を聞いていたが、話が終わると同時にアシスタシアへと視線を向けて先の一言を言った。

 そして、そのままゆっくりとアシスタシアの目の前まで歩み寄ると、まずは彼女の肩に手を置いて調査の労をねぎらう。

「各地への調査、ありがとう。これで必要な情報はほぼ手中に収めました。日ごとに濃度が変わる目に見えぬ赤い霧のパターンも何となく掴むことができたことですし、あとは実際の対策を講じていくのみですわね。」

 ロザリアはそう言うと、アシスタシアの脇を通り抜けて部屋に備え付けられたティーセットでお茶の用意を始めた。

「ロザリア様、私が淹れましょう。」

「いいえ。務めの後で疲れているでしょう?そこにお座りなさい。今宵はわたくしがお茶を用意いたします。」

 人形という作り物の身であるアシスタシアにとって、肉体的な疲れなどどうということはない。根本的に人間とは違うのだ。

 アシスタシアはそう思ったが、優しい声で諭すロザリアに対し、それ以上は何も言わずに部屋の中央にある椅子へと腰掛けた。


 いつもは自分が全て用意しているので、少し落ち着かない気持ちを抱きながらアシスタシアは正面の壁を見つめた。

 やがて部屋の中にはみずみずしい柑橘系の香りが広がる。ベルガモットの香りだ。

 この香りを好んで楽しむ自分の為に、ロザリアはアールグレイをセレクトしてくれたらしい。

「今では貴女の方が淹れるのも上手になってしまったのでしょうけれど。」

 穏やかな表情でそう言ったロザリアは紅茶の注がれたティーカップをアシスタシアへ差し出した。

「ありがとうございます。」礼の言葉にロザリアは笑みを返した。

 そして自身の紅茶を机に置いてから腰掛ける。


 ロザリアは真っすぐにアシスタシアの目を見て言った。

「次の惨禍が起きる場所を特定できたから対策を講じる……とはいえ、それに対して有効な対抗策を実際に講じることは難しいでしょうね。何せ、相手となるのは〈曝露〉の性質を与えられた一般市民。わたくしたちが直接に手を下して良い相手ではありません。」

「教会の確認に行った際、あの禍々しい邪気に中てられた男性が一人気分を悪くされていました。私には大丈夫かと手を差し出すことしかできませんでした。」

「自身を責めることはありません。誰であろうとそのようにしか出来ませんもの。事件が起こると分かっていて、今宵あの場を再度訪れたとしても出来ることは皆無。業腹……とでも言うのでしょうか。ただただ黙って事が起きるのを待つしかない。マリア達を含め、わたくしたちの相手はあくまでアンジェリカですもの。気に掛けるのは、事が起きた時にあの子がどこでどういう動きをするのかといったところですわね。」

「フロリアンはあの少女に会いに行く道中、アンジェリカに遭遇したのでしょうか?」

「えぇ、丁度貴女がヴィルヘルム大学へ向かっている途中に。わたくしが間に入って彼からあの子を遠ざけました。」

「仕留めなかったのですか?」

「まぁ、貴女も中々に物騒なことをおっしゃいますのね?」

 “仕留める”という単語をアシスタシアが言ったことに対し、ロザリアは愉快そうに笑って言った。

 怪訝な表情を浮かべたアシスタシアにロザリアは言う。

「確かに、あの場で言葉通りに仕留めることが出来たのであれば、それが一番良かったのでしょう。けれど、結論としては出来なかった。直接会って理解したことがありますの。」

「それは一体どういう……?」

「裁治権による不死殺しを可能とする我らであっても、今のあの子を殺しきることは絶対に出来ない。ただそれだけのことですわ。」


 それだけのこと?


 アシスタシアは耳を疑った。彼女ほどの力をもってして仕留めることが出来ない?

「詳しくお聞かせください。」つい身を乗り出す勢いで言ってしまったが、動じる様子もなくロザリアは答えた。

「あの子という存在はこの世界に2人存在しています。それも〈別々の人格を有した別々の個体として〉。今日までは、イングランドで悪戯をしている彼女と同一の存在が異能の力によって分裂でもしているだけだと思っていましたが、どうにも違う。」

「別の人格、ですか?」

「そう。『そういう物言いはー、めっ!なんだよ?☆』などとミクロネシア連邦でのたまっていた幼い彼女とは、身に帯びた雰囲気からも明らかに違う存在。年相応の無邪気さと無垢さを持ったアンジェリカと、真逆のアンジェリカ。解離性同一性障害……いわゆる多重人格におけるそれぞれの人格が、元の肉体と寸分たがわぬ肉体を得て別々に存在している。そういったところでしょうか。」

 アシスタシアは、唐突にアンジェリカの物真似を披露したロザリアに腰を抜かす勢いで唖然とし、以後の言葉を危うく全て聞き逃しそうになったが、何とか聞き取った上で彼女が何を言いたいのかについて理解出来てきた。

 ロザリアは続ける。

「故に、仮にこの地にいるアンジェリカを殺したところで、それは本当の意味で彼女を殺したということにはなり得ない。本当にあの子を亡き者にするというのであれば、イングランドにいる片割れもまとめて相手にする必要があるというのがわたくしの結論ですわ。」

「1人を殺してももう1人が存在する限りは彼女は消滅しない。殺しきる為には2人同時でなければ意味がない、ということでしょうか。」

「えぇ。狩っても狩っても意味がない。いたちごっこのように永遠に同じことの繰り返しとなる。あの子は、自身の片割れとただお互いが〈私達は2人で1人〉という思いを持つだけでそのような力を発揮するのでしょうから。どういう原理でそのようなことになっているのかまではわかりませんけれど。」

 ロザリアは推察を述べ終えると紅茶を一口飲んで穏やかな表情を浮かべた。


 話の内容を整理してアシスタシアが言う。

「しかし、そうなるとこの地における問題を根本的に解決することは……」

「もちろん、難しいですわね。」言いかけた途中でロザリアは返事をした。そして、ティーカップを静かに机に置き、アシスタシアの目を見据えて続ける。

「彼女を打ち倒すことで事件を解決することは難しい。であれば、彼女がどういう意図をもって事件を起こしているのかを探り、その“意味”を奪い去ってしまう。その為に“対話”をする必要がある。それくらいしか解決手段はないでしょう。」

「快楽殺人をただの喜びとするようなあの子が、自身の行動に意味を持っていると?」

 アシスタシアには、アンジェリカという少女が〈意図や意味、目的〉というものを持って計画性ある行動を起こしているというロザリアの見解がうまく呑み込めなかった。

 そんな彼女の様子を見て心中を悟ったのか、ロザリアは諭すように言った。

「でなければここまで用意周到な準備をするはずがない。わたくしはそう考えます。ただ誰かを嬲って愉しむだけなら、これだけの規模の騒ぎを起こさなくてもいいはずですから。あの子にとっての本当の目的はこの先にある。この街で起きている出来事はその為の布石、又は楔。よって、求める結果を得るための障害となる行動をわたくしたちが起こせば、あの子は必ず現れてそれを阻止しようとする。」

「それを狙って対処するのですね。では、明日からの彼との合同調査はその〈障害〉になり得る行為がどのようなものかを探ると?」

「いかにも。探る為にはまずあの子が何を考えて事件を起こしているのかを理解する必要もあります。であれば、マリア達の協力も仰いだ方が手っ取り早いでしょうね。あの子のことですもの。今日連れていた3人の少女達はその謎を探る為に必要だから連れてきたとみるのが自然ですわ。あの子からのお茶会の誘いも、そうしたことを見据えた上での言葉であると思っています。」

 そこまで言うとロザリアは席を立ち、再び窓辺へと歩み寄って外の景色を眺めながら言った。

「アンジェリカ。愛を知らない可哀そうな子。貴女は未だに〈役目〉という千年前の呪縛に囚われたままですのね。」

 呟くように言ったロザリアの後ろ姿をアシスタシアは見つめ、この地で起きている事件やアンジェリカのことについて思いを馳せるのだった。


                 * * *


 マリアとの楽しい夕食のひと時から宿泊先のホテルへと戻ったフロリアンは、ベッドに寝転がりながら天井を見上げていた。

 ふと手に持つ黒曜石のペンダントを頭上にかざして眺める。

 このアクセサリーはつい先程マリアから“お守り”として手渡されたものだ。魔除け代わりに持っていてほしいと言っていた。

 黒曜石には、本質や未来を視通す力が宿るという言い伝えがある。心の内底までを映し出し、自己と向き合う力を分け与えるとも言われ、強力な守護を司る石であるとすらされているのだ。

 彼女から手渡された石は、まだ宝石に磨き上げられる前の天然石だが、表面はとてもなめらかで黒の色彩の中に様々な色合いが次々と浮かび上がる神秘的なものであった。


「心の内。全て視通されていたな。」


 フロリアンは微笑むようにして呟く。

 あの会食の席で、〈自身の心を読んでみてほしい〉と彼女にお願いしたフロリアンは、その直後から完璧に心の内までを言い当てられてしまったのだ。まるで魔法のようですらあった。

 石を見つめながら、彼女に言われた一言一言をつぶさに思い出し、それを心に留め置く。

 かけがえのない言葉。彼女の発した一言一句が自身の心を十全に満たしていくような感覚を味わった。

 そんな時間の最後に彼女がふと呟いた言葉が脳裏を駆ける。


『ところで、君は私の心を読んではくれないのかい?』


 彼女は頬杖をつき、微笑みながら自分の目をしっかりと見つめてそう言った。

 それがどういう意味を指すのかなどは考えないように努める。彼女はいつだってそういう意味深な言葉で自分をからかってくるからだ。


「読みたいものさ。できることならね。」


 誰に言うわけでもなく虚空へと言葉を投げかける。

 そうして頭上に掲げた手をベッドへ下ろし、そっと目を閉じて再び物思いに耽った。

 脳裏に浮かんだのは会食を終え、ホテルの外にマリアと共に出た時のことだ。

 彼女は楽しい時間の終わり、別れ際にこう言った。


『そうそう、あの兵士に関してひとつ言っておこう。今後の調査であれに遭遇する機会があるかもしれないが、そう怯えることは無い。基本的に人を襲うこともなければ傷つけることもないからね。“アレ”はただ遭遇した人の持つ〈本心〉をさらけ出させる為の、触媒のような役割をしているに過ぎない。例えば君に“解離による下意識”や“隠し通している本音”などという曝露すべきものが無ければ遭遇したところで無害な代物だ。だが……』

 マリアはそこまで言って言葉を区切る。そしてこう続けた。

『どうか気を付けたまえよ。アレとは別にこの地で蠢く〈小さな悪魔〉は己の求める理想と答えを手に入れる為ならば、どんな手段でも躊躇うことなく行使してくるだろうからね。』

 その言葉を聞いた瞬間、戦慄した。

 やはり彼女は知っているのではないか?アンジェリカという存在を。

『マリー……君は一体。』思わず口をついて出た言葉がそれだ。だが、そんな返事を意に介すこともなくマリアは言う。

『さて、では今日の所はこれでお開きにしよう。明日からも任務があるのだろう?ロザリアに宜しく伝えておいてくれ。』

 その表情はとても充実したものだった。可愛らしい無邪気な表情で笑うマリアに対し、深い追及など出来るはずもなかった。

 直後である。マリアが自分に黒曜石にペンダントを渡したのは。


 手を振って別れた後、歩き出そうとした瞬間に彼女は自分を呼び止め、すぐ傍まで歩み寄って言った。

『フロリアン、これを君に渡そう。』

 その手には見事な色合いの黒い石がはめ込まれたペンダントがあった。

『ペンダント?いいのかい?』

『もちろん。お守りとしていつも身に着けておくといい。そこにはめ込まれた石は黒曜石だ。太古の昔から多くの人々の間で“守護”を司る石として語り継がれて来た石。気休めかもしれないが、幾分か気分も晴れるのではないかと思ってね。きっと顔色も良くなるだろう。』

 最後の一言は冗談だろうが、彼女の気遣いに心から癒しを得たフロリアンは、差し出された手を握るようにペンダントを受け取って言った。

『ありがとう。大事にするよ。』


 こうして握られたペンダントは今の自分にとって既にかけがえのない宝物となっている。

 彼女の思いが込められた石。気休めなどではなく、それは確かに自分の心を穏やかにしてくれる魔法を秘めている。


 フロリアンは目を開け、時計へと目を向けた。時刻は9時半を過ぎたところだ。

 いつまでも転がっていないでしっかりと睡眠をとろう。そう思い、ベッドから一度起き上がった瞬間、ヘルメスが仲間からの着信を告げた。

 ヘルメスとは機構の隊員に与えられる携帯型情報通信端末を指す。プロヴィデンスと呼ばれる万能AI、機構が誇る全事象統合集積保管分析処理基幹システムに直結された高性能デバイスである。

 連絡の主はチームメイトの1人、科学の天才と呼ばれマイスターの称号を持つ技術士官からのものだった。

 フロリアンはヘルメスを手に取りすぐに応答する。

「こちらフロリアン・ヘンネフェルト三等隊員。」

 するとビデオ通話の向こう側から賑やかな声が聞こえてきた。

『よぉ!元気にやってるか?珍しい単独行動で寂しいんじゃないかって中尉殿が言うもんだからさ!』

 イングランドで別動任務に就く彼らは丁度今が夕食の時間らしい。時差は1時間ほどのはずなので向こうは午後8時半過ぎだろう。

「えぇ、とても元気にやっていますとも。みんながいなくて寂しいのは事実ですが。それより、僕に連絡してくるということは何か気になることがあると見ました。勘ですが、准尉が一番気にしているだろう“彼女”のことでもお話しましょうか?」

 彼女とはロザリアのことだ。ミクロネシアの地で初めて対話した彼と彼女はどうにもそりが合わないらしく、一言会話をする度に険悪なムードを漂わせていた。

 しかし、それは裏を返せば実の所、互いが互いのことをとても気にかけているということなのではないかとフロリアンは考えていた。自分だけではない。おそらくは隊に所属する他の3人全員も同じように思っているはずだ。

『開口一番それはきついな。丁度そのことをみんなから言われて、何とか話を逸らそうと思って連絡してみたんだが。』

「てっきり彼女のことを聞きたいから連絡してきたのかと思いました。それで?彼女のことについて何から話せばいいですか?」

 彼の後ろで笑いを堪えている他の3人の姿も見える。

『オーケー。フロリアンが何事もなくうまく過ごせているなら問題ない。俺からは以上だ。短い通信だったな。』ルーカスが言う。

『フロリアン。ロザリアのことについてはそれだけを別の報告書にまとめておいてやれ。きっとディスプレイに穴が開くほど凝視して読み込むぞ。』

 後ろから中尉の声が聞こえる。いつもと変わらないやり取りに気持ちが癒される。

 フロリアンはその後もしばらく彼らとの会話や今日一日の出来事を話し合いながら、眠りの時間までを過ごすのだった。



 この時、フロリアンの脳裏にはアンジェリカの愛くるしい姿と不気味な笑みが浮かんだが、ロザリアとの約束通りイングランドに滞在する彼らには敢えて何も話さないことにした。


                 * * *


 オブシディアン。黒曜石。その守り石があるだけで私は彼に近付くことが出来ない。出来ない。そう、出来なくなる。

 憐れ、哀れ、遭われ。

 困った。いや、困ってはいない。でも困った。もっと彼とお話したかったのに。

 私に“愛を教えて欲しかった”のに。

 私はただ、“愛を知りたかっただけ”なのに。



 草木も眠る頃。

 フロリアンが宿泊するホテルの屋上にアンジェリカは佇み、真っ暗な空を見上げて大きく息を吐いた。

 マリアが彼に渡した物は神の加護が施された守り石だ。神秘が宿る奇跡の品と言って過言ではない。

 己の心の在り方と向き合わせ、過去のトラウマを克服させると言われる石。今、自分がこの地で行っている儀式にも等しい行いとは何とも相性の悪い。

 あの石は、彼が忌避したいと望めば、それだけで対象に取られた者は近付くことも出来なくなるという性質を持っている。

 当然ながら、曝露の性質を持たせて徘徊させている、よろよろと蠢く兵士たちが干渉することも出来ない。

 とはいえ、元々彼には解離による下意識やトラウマなどというものが存在しなさそうなので、どのみち兵士を相対させる意味も無かったのだが。


「きゃん・ゆー・れんど・みぃ・ゆあー・うぃずだむ。あなざーみぃ、あるたーえご。あんじぇりか、あんじぇりか。」


 愛ってなぁに?

 そんな彼への質問はロザリアによって遮られ、今後の相対はマリアによって阻止された。

 世界というのはいつだってうまくいかないように出来ている。千年も昔から思い続けてきたことだ。

 ただそれは、自分にとってではなく“もう1人の彼女にとって”という話であるが。


 さておき、そろそろ頃合いだ。

 アンジェリカは大きく息を吸い込むと、真っ暗な夜空を見上げたまま言う。


「叡智も持たず、言い訳ばかりを叫び、摂理を暗くするものは誰だ。あのとき、明星の星は歓喜を歌った。神の子は喜びを示した。眼前に広がる大海は二つの扉を開け、奔流となりて母胎から溢れ出た。神は妖雲を衣とし、濃霧をその産着として纏わせる。だが、神はそれに限界を定め、二つの扉に錠をかけて言う。」


『ここまでは来ても良い。だが、超えてはならない。』


 すると、彼女達の目にしか映らない、聖ランベルティ教会を包み込んでいた赤い霧はますます濃く色づいた。


『荒ぶる波を、ここに留めよ。』


 彼女がそう言った瞬間、遠方より窓ガラスが破壊される音が響き、オレンジ色の炎がどこからともなく吹きあがる。

 この時、アンジェリカの美しいアスターヒューの瞳はまるで奈落の底へ通じるかの如き暗さを湛え、この世全てを呪わんとするような禍々しさを秘めて輝く。

 真っ赤に燃え上がる景色を眺めたアンジェリカの口元は確かな笑みを浮かべていた。



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