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 その日もいつもと変わらぬ日常だった。雪花は学校帰りに紗弥香と美希、舞子と通学路にあるアイスクリームショップへ寄り道し、新作フレーバーを片手に店内の奥まったミニテーブルで盛り上がっていた。

「でも、いい響きだよねー、初めてって」

 寄り道しようと最初に言い出した紗弥香が、クッキーバニラにスプーンを刺しながら、

「三人とも覚えてないの? ほら、前に話したでしょ、初めての何ちゃらは絶対に忘れないって話」

「ああ。その話、まだ続いてたんだ」

「もうっ、舞子ってばひどい。あの時はちゃんと乗ってくれたのに!」

「ごめん、紗弥香。あたしも忘れてた」

「右に同じく」

「もうっ、美希と雪花まで! 薄情すぎるよ、三人とも!」

 紗弥香に切り出されるまで本当に、その話が記憶の何層目かに埋没していた雪花は、曖昧な苦笑いで誤魔化すしかなかった。だが、それは美希や舞子も同じだったようで、紗弥香は口を尖らせながらもめげずに続ける。

「あれからもね、あたし、ずっと考えてたんだ。初恋って、何割の確率で実るんだろうね」

「紗弥香の話は本当、いつも突拍子ないよね」

「舞子うるさい。だって考えてもみてよ。世の中で、初恋の相手と結婚までいったカップルがどれだけいると思う? 少女漫画ではあんなに描かれてるのにさ、現実であんまり聞こえてこないのっておかしくない?」

「そりゃあ漫画は夢だからでしょ。思うんだけど、初恋の相手は誰ですかとか、初キスはいつですかとか、それって思い出というよりもはやネタでしょ。だって、大概の人って初恋と今彼が違う場合多いじゃん。舞だって違うし」

 一人称が名前の舞子は交際中の同級生を思い出したのか、ぽっと頬を赤らめつつキャラメルアイスを口に入れる。美希は紗弥香のグレープソルベと、雪花のチーズアイスを断りなく一掬い取ると、

「あ、初恋より面白い初めて話、思い出した。雪花、最近水島さんと会ってたりするの?」

 話題が意外な方向へ転がり、振られた雪花だけでなく、紗弥香や舞子も目を丸くした。

「……ううん、全然。何か遠くの病院に入院してるらしくて、学校に来なくなってからはメールもしてないけど。ていうか、あおいと初めて話がどう繋がるの?」

「だって、うちらにとって初めてでしょ、クラスに留年生が現れるなんて」

 美希の切り返しに雪花と舞子、紗弥香は思わず声を揃えて「ああ」と納得する。

 水島あおいというのは、雪花たちのクラスに在籍する同級生の女子だ。しかし同級生といっても二歳年上で、本来ならば高校二年生であるはずだった。何でも病気で二年間留年していたらしく、その間は学校にも一切姿を見せていなかったため、雪花のクラスでも彼女の存在は誰も承知していなかった。

 だが、その水島あおいが二学期にいきなり登校してきたのでクラス中が驚いた。降って湧いたように現れた留年生には、生徒だけでなく教師も度肝を抜かれたらしい。それからしばらく、彼女について実に様々な噂が校内を駆け巡った。クラスメイトの誰もが、あおいに良くも悪くも注目していたが、彼女はそのうち再び学校に姿を見せなくなり、またしても多種多様な噂話が、主に女子たちの間で囁かれることとなった。

「確かに、どうやったら初恋相手と結婚できるか話よりはリアルで面白いかも。水島さんって不思議な子だったもんね。線が細くてすごく綺麗だけど、陰があって何か近寄りがたいし。まともに喋ったことがある子なんて、雪花ぐらいしかいないんじゃない?」

「友達になってあげたもんね、雪花は。声かけに行った時はびっくりしたよ。勇気あるなって思った。舞なら絶対できない」

「初めての留年生かー、響き的には悪くないよね。接し方、まるで分かんなかったけど。そもそも雪花、何で水島さんに声かけようって思ったわけ?」

 三人に口々に言われ、雪花はソーダアイスを掬ったスプーンをくわえつつ、慎重に言葉を選びながら答える。

「別にそんな大層な理由はないの。最初はものすごく可愛い子だなと思って、どんな子なんだろ、話してみたいなって単純に思っただけ。それに、あおいってクラスの中で孤立してる感じだったし、見てていたたまれなかったっていうのもあって」

「雪花ってば、やっさしー!」

 紗弥香が目を見開いて感嘆したので、雪花はすかさず「そんなことないよ」と片手を振って否定した。だが間髪を入れず、「いやいや、違わないから」と美希と舞子が声を重ねる。

「雪花が水島さんと仲良くしてた時、あたしたち本当に心配したのよ。だって、他のグループは鬱陶しそうに見てたじゃん? 雪花にまで火の粉飛ぶんじゃないかって。ねえ?」

 美希が同意を求めると、紗弥香と舞子がこくこくと何度も頷く。

「あたし、正直言って水島さん、あんまり好きじゃないな。美人でも喋らないし笑わないし、何考えてるか分かんない人って嫌じゃん? 掃除や体育準備もよくさぼるし、協調性ないっていうか。あたしに言わせれば、何で雪花がそんな水島さんを庇ってあげるのか、マジで意味不明だった。紗弥香が宥めすかしてはくれたけどさ」

「美希、水島さんのことで、裏ではよく怒ってたもんね。でも、もういいんじゃない? 病気療養中ってことは、水島さんが学校に来ることはもうないだろうし、クラスも元通りになって万事解決じゃん。あたしと舞子で、前にそう話してたよね」

「うんうん。だって三学期の終わりに出てこられたら、それはそれで今来るのかよって引いちゃうよね。雪花も水島さんからこっちに戻ってきたことだし、舞としてはもう来ないほうが安心みたいな」

「何かごめん、随分心配かけちゃってたんだね。確かにあおいといることで、クラスで若干白い目で見られてるなって気付いてはいたけど、でもそこはほら、みんながフォローしてくれたから。みんながあたしの気持ちを分かってくれて、すごく心強かったんだよ」

 雪花の言葉に、三人は満更でもない顔で笑う。その時ふと紗弥香が思いついたように、

「でも、よくよく考えてみればその一方で、雪花の初恋は消えちゃったわけよね。ほら、水島さんって雪花のお兄さんと付き合ってるんでしょ? 高三の尋人先輩」

「うん。一時期ちょっと喧嘩して離れてたみたいだけど、最近無事に復活したみたい。あたしは全然だけど、尋兄ちゃんは今もちゃんと、あおいと連絡取ってるみたいだし」

「ブラコンな妹としては痛くない? 仲良くしてあげた子に、お兄ちゃん取られちゃって」

「あはは。でも、あたしのそれは憧れみたいなもんだからねー。二人が仲良くしてくれたなら、あたしも嬉しいよ」

 雪花はチーズアイスを食べながらけろりと笑う。舞子はアイスの残りを綺麗に掬い、

「じゃあこれからの楽しみは、雪花が本物の初恋に目覚める時だね」

「それいい! それ、めっちゃ興味ある! 聞きたい!」

 紗弥香がはしゃいだ声を立て、美希と舞子も何度も頷きながら同調する。雪花は内心やや困惑しながら、

「そんな時、来るかなあ。想像つかないや」

「来るって、絶対! 雪花のリアル恋バナかー、楽しみだな。ねえ、好きな人ができたら真っ先に、あたしたちに教えてね。あたしたちの初恋話もしたんだから、雪花だけなしなんてだめだからね」

「勿論。でも、すぐには自信ないな。まあ、奇跡が起こるまで気長に待っててよ」

 そんな取り留めもない話で盛り上がりながら、雪花たちは二時間以上もアイスクリームショップで過ごしていた。全員が食べ終わった後も、狭い店内の小さすぎるテーブルを占領し続け、気が済んだ頃にやっと時間を気にするそぶりを見せる。四人が店を出て駅に着いた頃、時刻は夜七時を廻っていた。

 雪花は徒歩通学だが、他の三人は電車通学だ。そのため、改札口の向こうに消える紗弥香と舞子、美希を見送ってから家路に着くというのが雪花の下校パターンだった。

 アイスクリームショップではあえて言わなかったが、門限を破ってしまったことに若干青ざめた雪花は、大通りを歩きながら少し考えた後、確実にまだ仕事をしているだろう姉の佐知子に連絡してみた。

「あ、お姉ちゃん? あたし、雪花。ねえねえ、今からそっちに行ってもいい? え、何でって? そんなの決まってるじゃん。お姉ちゃんとお喋りしたいからだよ!」

 佐知子に口裏を合わせてもらって、下校途中に夕食に誘われたということにすれば、家ではらはらしながら末娘の帰りを待つ両親も、門限破りを怒ることはないだろう。

 幸いなことに、佐知子は二つ返事でそれを了承してくれた。賢明な姉は、電話口で雪花の思惑をすぐに察してくれたようだ。雪花が佐知子にこういったお願いをするのは、何も今に始まったことではない。

 仕事で忙しそうな気配を醸しつつ、それでも我が儘を聞いてくれる姉に今日もたっぷり甘えるべく、雪花は家路とは逆方向の大通りを、浮かれた足取りで歩いていった。



 友人たちに言わせれば、雪花の家はかなり変わっているらしい。

 家は調査事務所という、いわゆる探偵業を営んでいる。十三歳離れた長兄の健人は県警捜査一課に勤める刑事で、十二歳違いである姉の佐知子は父の跡を継ぎ、家業の杉原調査事務所を切り盛りしている。二人とも、全国屈指の超難関と言われる国立K大学法学部の出身で、五歳上の次兄の尋人も高等部卒業後はそこに進学する予定だ。そんな家族の職業と学歴だけを見れば、特殊な印象は確かに否めないかもしれない。

 調査事務所を娘に譲り、現役を退いた父と専業主婦の母は、末娘である雪花を殊の外可愛がっている。特に母は過保護そのもので、割とドライに育てられた佐知子が呆れるほどだ。そんな母を横で見て育ったためか、佐知子自身は口うるさい性格をしていない。むしろ実にさばけていて、物言いも決断力もいっそ清々しいまでに切れ味が滑らかだ。

 雪花は携帯電話をしまうと、佐知子の職場である杉原調査事務所を目指した。事務所は五階建ての茶色いビルの三階と四階にあり、曜日や時間を問わず、必ずどちらかのフロアには灯りが点いている。

 そこの長である佐知子が、普段どのような仕事をこなしているのか、雪花は詳しい内容をほぼ知らない。佐知子の下でアルバイトをしている尋人がこっそり教えてくれた話によると、その業務内容は実に多岐にわたり、個人や企業から日々絶えることなく依頼が舞い込むという。そこから先は、雪花が無責任に想像するしかない。たとえ佐知子に訊いたとしても、きっと明確には答えてくれないだろう。

 その日の夜は昨日よりさらに冷え込み、雪が降る手前の寒さだった。雪花は手袋とマフラーに、厚手のダッフルコートを着込んで完全防備していたが、それでも頬に触れる風は冷たく、呼吸する度に氷を飲み込むような感覚がした。周囲に人影は多くなく、大通りを歩いているのに、事務所へ近付くにつれてどんどん無人になっていく。

 だが雪花は、その閑散ぶりをさほど気にしていなかった。横断歩道の信号機は赤だったが、他に車と人がいないのを確認して渡ってしまうぐらいには余裕がある。

 しかしそんな油断は、歩道を渡りきった途端に終わった。真正面に前触れなく現れた人影を、声を上げて反射的に避けたからだ。咄嗟のことで驚いたが、幸いぶつからずに済んだのでほっとする。

「すいません。前、見てなくて」

 雪花より頭二個分はありそうなその男性は、暗闇のせいで顔がはっきり見えなかった。雪花は彼の脇をすっと通り過ぎ、すぐそこにある調査事務所を再び目指す。

 その刹那、予想外の展開が雪花を襲った。過ぎ去りかけた雪花の襟首を、男が背後からいきなり鷲掴んだのだ。

「わあっ」

 途端に体が急激に仰け反り、引き倒されたと気付いた時には、雪花は路上に全身を強くぶつけていた。咄嗟に庇ったので頭は打たなかったが、上体に押し潰された腕がびりびりと痛む。

 雪花は慌てて起き上がると、鞄を掴んで左の路地に走った。

 そこは普段なら絶対に入らない道だ。大通りと違って昼間でもさほど人通りがなく、夜はあまりにも閑散としているから近付かないようにと、家族からも釘を刺されていた。

 雪花は背後を気にしながら、腕や膝の痛みを我慢してただ走り続ける。通り魔。暴漢。誘拐。そんな単語が瞬時に脳裏を駆け巡った。追っ手を引き離せるまで逃げよう。捕まったら最後、下手をしたら殺されるかもしれない。

 雪花はその一心で走っていたが、痛む足が途中でうまく動かなくなり、マンホールに躓いて派手に転倒した。硬い蓋に叩きつけた両膝ががつんと痛く、つい大声で叫んでしまいそうになる。

 雪花はすぐさま身を起こそうとした。しかし、追いついてきた男に髪を引っ張られ、仰向けにどんと押し倒された。無防備にぶつけた後頭部が衝撃に震える。抵抗しようと宙を掻く両手を、現れたもう一人の男がアスファルトに押さえつけた。

 馬乗りになった男が雪花の口を分厚い掌で塞ぎ、顎に黒光りした先端を突きつける。その正体を本能で悟った雪花の背筋を、感じたこともない怖気が秒速で駆け抜けた。

 かちゃりと不気味な音が鼓膜に触れる。その瞬間、雪花はもうだめだと思った。

 これは本当に現実か。なぜこんな目に遭わねばならないのだ。こんなところで殺される恐怖に、命ごとぐしゃりと潰されそうだ。酸素が吸えないせいで、意識まで急速に失せていく。

 雪花はぎゅっと目を瞑り、決めたくもない覚悟を決めかけた。

 だが、事態は最悪の方向へは転がらなかった。すぐ側でいきなり銃声が響いたのだ。その途端に両手が自由になり、馬乗りになった男を横から伸びた足が容赦なく蹴り飛ばす。

 全身の自由を取り戻した雪花は、驚く間もなく右腕を引っ張られて悲鳴を上げた。

「大丈夫。怖がるな」

 それはとても柔らかな声だった。いつの間にか雪花の目の前に、革のダウンコートを着込んだ少年が立っている。彼は雪花を背後に隠し、蹴られてうずくまる男から離れるように数歩下がる。

 雪花は少年が右腕を離した瞬間、へなへなとその場に崩れ落ちた。まるで状況が呑み込めない。助かったのか。だとしたら、彼が救ってくれたのか。雪花は彼が現れたところを目にしていなかった。

 少年がすっと拳銃を構える。暗闇でもはっきり見える銃身に、雪花はひっと竦み上がった。彼は雪花を振り返らずに、

「大丈夫。俺の後ろに隠れてろ。目を閉じて耳を塞げ。俺がいいって言うまで、そのまましゃがんでいろ」

 雪花はその言葉に従った。ぎゅっと縮こまり、両の手で耳を塞ぐ。雪花がそうしたのと同時に、無機質な銃声が連続してこだました。雪花はさらに縮こまって悲鳴を上げる。戦慄で全身がぶるぶると震え、きつく閉じた瞼から涙が溢れる。いったい目の前で何が起こっているのか、理解することを脳が強く拒んでいた。

 ある瞬間を境に一切の音が止み、夜の暗がりに静寂がたどたどしく広がり始める。

 少年はふうっと息を吐き、背後で震えながらうずくまる雪花を見下ろした。彼の仕草は実に飄々としていて、この状況にはとてもそぐわない軽やかさだ。なぜそんなにも平然としていられるのか、彼はいったい何者なのか、考えるだけでも恐ろしかった。

 少年は震えが止まらない雪花の肩にぽんと手を置いた。

「終わった。もう大丈夫だ」

 雪花は恐る恐る顔を上げる。目だけを動かして周囲を窺うと、五人の男が手足を投げ出して倒れているのがちらりと見えた。

「ああ、見ないほうがいい」

 少年は雪花の視界を遮るように体をずらした。

「あ、あたし……どうして……」

「君を襲おうとした輩だ。俺が全部片付けた。だからもう心配ない。立てるか?」

 彼が差し伸べてくれた手を取って、雪花はよろめきながらも立ち上がる。

「ひどい怪我だな。両膝、擦り剥いて血だらけだ。でも大丈夫。撃たれてはいないだろ?」

 雪花はこくこくと頷いた。そして初めて少年と正面から向き合った。

 目鼻立ちが綺麗な形で整っている。ところどころ跳ねた茶髪に、細いが骨格のいい体躯。身長は一七〇センチを少し超えたぐらいだろうか。どこかあどけなさの残るその笑顔には、つい先程命の危険と相対した人のものとは思えない親近感がある。容貌からの印象だけで考えると、高校三年生である次兄の尋人と同年代に見えた。

「怖かったろ。巻き込んで、悪かったな」

 雪花は顔をくしゃくしゃに歪め、彼のダウンコートの裾を小さく摘む。少年はぎょっとした顔で一瞬身を引きかけ、喉の奥を震わせながら俯く雪花に大いに困惑した。少しの間たじろいでいたが、やがて雪花の髪にぎこちなく指を伸ばすと、あやすような手つきで何度か撫でる。

「もう大丈夫。怖かったろ。ごめんな。でも、無事でよかった」

 その言葉で、張り詰めた糸が一本ぶちっと切れた。雪花は彼のコートを摘んだまま、粉々にひび割れた声で号泣した。少年はさらに困惑を深めるも、それ以上何かを口にすることはせず、不器用な手つきで雪花の髪をただ撫で続ける。

 どれくらいの時間が過ぎただろう。ふいに雪花を呼ぶ大きな声が聞こえた。振り返ると、横断歩道の辺りで雪花を捜す佐知子が見える。

「迎えが来た。もう大丈夫だな」

 少年は雪花から離れると、足早にその場を去っていく。雪花は涙目を瞬かせていたが、やがて我に返ると慌てて彼を追おうとした。

「ね、ねえ待って! あなたは」

「雪花!」

 雪花は反射的に背後を振り向く。ヒールの甲高い靴音とともに、いつになく青ざめた佐知子が駆け寄ってくるところだった。

「大丈夫? 雪花! 怪我は」

 言いかけた彼女は、擦り傷だらけで血が滲んだ雪花の両足を見て息を呑んだ。

「いったい何があったの? 銃声がしたから来てみれば」

 家族が来てくれたことで、張ったままだった最後の糸が見事に断たれた。雪花は戸惑う姉の胸に飛び込むと、狂わんばかりにわんわんと泣いた。

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