第17話

友達は出産時微陣痛で子宮も固く思うように産むまで広がらなかった。

もう、出産予定日も二週間過ぎて陣痛促進剤で陣痛を呼ぶことにした。

入院した次の日から陣痛促進剤の錠剤を1時間おきに一粒ずつ6錠飲みだんだん陣痛を促すのだが、私の友達は全然一日目は効かなかった。

その後から点滴の陣痛促進剤をしてだいたい18時くらいでその日は点滴が終わった。

先生が言うには。

人によるがだいたい、錠剤をして点滴で直ぐくらいに陣痛は強くなるそうだ。

友達は全然その日は、お腹がつつっと痛くなるくらいで、何時間置きの子宮の入り口を広げるための内診のほうが痛くて、大変だった。

一日目は全然広がらなかった。


2日目も朝6時から錠剤を飲み始める。

お腹は少し張りぎみだが、陣痛の予兆はない。

12時まで錠剤を飲みながら、早く陣痛が来るように、病院の階段や廊下を何周もまわる。

大きいお腹で階段は辛いが早く出てきて欲しいのもあり頑張った。

12時からは点滴を入れながら、時々内診で広げては、廊下をウロウロする。

2日目の陣痛促進剤も効かなかった。

昼間のちょっと強めの陣痛が長いスパンで一日中だと、友達もとても疲れていた。

夜は、お腹が張り痛みはあまりなく、寝不足だった。


また、次の日も6時から錠剤の陣痛促進剤を飲み始めることになっている。この日は3人の看護学生が見学(助産師を目指している生徒)に来ていた。

3日目、6時に飲み始めその日は朝から少し陣痛がいつもより強かった。

陣痛の痛くない間は、その看護学生と話したりしていた。

それからいつものように、病院の階段や廊下を周り、まだ、その時点で6から7センチしか開いてなかった、また、12時から点滴を入れた。

そこからだ、痛みはこれまでに無いくらい急に腰にやってきた。

腰をあげても、ねじっても、どうやっても、痛くて。

先生を看護師が呼んだ時には、痛みが凄すぎるから、痛みを止める注射を脊髄に打つと言われた。

その、承諾書を死ぬ思いでサインしてやっと痛みはなくなった。


泣き声はなかった、首にへその緒が巻きつき出てこれなかったのと、おでこもつっかえていたのだ。

吸引と鉗子でやっとやっと出てきた。

もう、痛みは止めてあるから、痛みはないが、下半身麻酔の様な感じで産まれてくる感覚や引っ張られる感覚はあるのだ。


やっと羊水の吸引が終わりおぎゃ〜と大きな声で泣き出した。


そんなこんなで、友達は後2人女の子も産むのだが、全くと言っていいほど、毎回3日間同じように陣痛促進剤を使った。


それが後に、その友達の子供達はみんなアレルギー性紫斑病という難病にかかっている。

1番ひどがったのは、1番最初に生まれた長男だった。

下の妹も、治療は大変だった。

3番目の妹は小学生高学年にかかって軽めだった。

その後、何年かしてから、アレルギー性紫斑病は難病では無くなったのだ。


その友達の子供達は、アレルギー性紫斑病に3人に発症した。

3人の共通のアレルギーとしておこる原因として、素人の考えだが、陣痛促進剤が思い当たる。


親の使った陣痛促進剤で、お腹の赤ちゃんにまで、物凄い時間身体に残り、血管を犯す薬だとしたら、使うべきではないんではないか、帝王切開も出来たはずだとそう思わずにはいられない。

これは、内緒に行われている人体実験に過ぎないのかもしれないと私は思う。

最近聞いたのだが、この友達の孫が生まれて5歳なのだが、アレルギー性紫斑病にかかったのだ。

入院までは至らなかったが、お腹が痛くなり。ご飯が少食になり、足に大きめの紫斑が目で誰でも見えるくらいの物が何度か出て、歩けなくなった。

もし、これが友達の陣痛促進剤の物ならば、何世代にも及ぶ強い薬だ。その娘は陣痛促進剤を使ってないのだから。


アレルギー性紫斑病になると、身体の中になんらかのばい菌が色んなところに溜まってなるということで。

まず治療は、鼻や耳、喉など悪いところを治す。虫歯を治す。乳歯は全部抜く。

その間ベット上安静でトイレにも歩いていけない。尿は全部貯めて取っておく。


その友達の、真ん中の娘はちょうど乳歯がまだ生え変わってはおらず、9本も一気に手術で抜いたのだ。

術後のその痛みや、一気に抜いたので歯が生えるのも、歯並びはもちろんガチャガチャに生えて、受け歯になっている。そのケアなどはなかった。

矯正はとても高くなるので諦めてそのままだ。


アレルギー性紫斑病になると、まず、子供は足首が痛くなったりする。

その時、足首や太ももに紫斑と言って、赤い1〜2ミリくらいの赤い発疹が出てくる。

友達はこの時点で皮膚科に連れて行っている。

だが、次の日の皮膚科では、発疹は消えているので、ちょっとアトピーもあったのでその薬を出される。

また、しばらくして発疹と今度は足首の痛みと、朝にパンを少し食べると必ずお腹が痛いという日が続く。

それでかかりつけの小児科に行って、そのお医者様が元々大きな病院にいた先生でアレルギー紫斑病ではないかとすぐわかって、紹介状を書いてもらい、土曜日だったけれど緊急で見てもらいそのまま入院になり急展開にびっくりした。


アレルギー性紫斑病は、太ももや足首、お腹の表面に赤い発疹が見えてきた時点で、もうお腹の中や体内には、それ以上の紫斑が出でいるそうなのだ。


だから、パンを一口食べて飲み込んだらお腹が痛いのは当たり前なのだ。

お腹が炎症しているところに、食べ物を入れるのだから。


アレルギー性紫斑病の厄介なところはそこ。

子供が朝、ご飯が食べられない。

お腹が痛い。なんていうとお母さんは

「学校に行きたくないから、そんな事言ってるんでしょ?」とかなっちゃって、何日か食べないで初めてそれが分かる時もある。


それから、アレルギー性紫斑病の外側に出てくる紫斑(赤い発疹)は特に疲れた時に外側に出てくる。後は、靴下などで締め付けた時にも出やすい。

でも、それは直ぐに消えたりするので、嘘だという事にもなる。

指で押して消えないのが、紫斑ということになる。(それは全てではない)

外側には、紫斑が見えたり、隠れたりで、身体の中は、何か食べると、痛い痛いともがくくらいに紫斑が広がっているのだ。


また、子供の嘘だと親は忙しい朝は見逃してしまいがちだ。


子供を、良くみて、良く話を聞いてあげて。


私がこの友達に陣痛促進剤を使ってアレルギー性紫斑病が起きてるという治験的な人体実験を医療機関に働いていない私たちも、医療機関に働いている方々も究明することは出来ないのだろう。

何故なら、人体実験が必要不可欠であるからではないのか?

このアレルギー性紫斑病は友達の子供達の時には入院治療は国からの難病指定だったので無料だった。

今は、無料ではなくなっている。


コロナワクチンでも、公開はしていないが色々大小後遺症は出ているはず。

私も、コロナワクチンの2回目の時、足が痛くてびっこを引くくらいだった。(今は治っているが、それ以来怖くてワクチンは打っていない)

この後遺症を認めていない国と医療関係者も未知の世界の新たな実験を進めて行くしかないのであろう。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キラ ハメリュ @megu4445

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る