第14話

やっぱり、不思議な事がある。

娘と話していた、物を次の日みつけたり。

前の日にブログに書いた人に関連した人の場所に行ってしまう。

誰かに導かれているのか…

それとも、自分でわからない間にも、ふと行ってしまったり、行動がそうなって、しまう。

あっ、あそこに行こうと、身体と頭が重なるのだ。

それは、毎日の時もある。

何かに邪魔されて、全く考えられない時もある。

正体不明な、何かが私を動かしているのかもしれないと、考える時も時々ある。


そんな、小説の様な、映画の様な話なんて誰も信じないし、考えていることなんて、見えない物だから、誰もわからないのだ。


頭で考えてる事なんて、誰にも見えないから、説明のしようがない。


ただの偶然だと、自分にも言い聞かせるというか、自分は、あまり気にしはしない。

あっ、同じと思うくらいだ。



でも、歩いている時や仕事ではない時、無理やり誰かといて、話していなきゃないとか、誰かと付き合いでどこか行かなくてはならないのは、好きではないし、自分が疲れる。


物凄い、重荷を頭や目背中におぶわせて来る人には、その後の処理に時間がかかる。


ふと、だから私はハサミや針を使う事が好きなのかと思う。

ハサミで紙を切ると、スッキリするし。

何故か、針を刺す作業や、細かい作業が好きだ。

千本ばりではないが、供養になるのかもしれないと、ふとこの頃思った。


見えるものが、全ての人が見えるものなのか、迷う事がある。


私の目には、手や足から、何かを垂れ流して歩いている、妖怪が普通に歩いている時があるからだ。


そんなものは、みんな見えるんだと思って、誰にも聞かないでいるが。


最近の耳鳴りは酷い。

今日は、針を刺す作業ができる物を手芸店で買ってきた。


恐ろしい、それが出来上がったら、神社でお焚き上げしてもらった方が良いとさっき夢を見た。


自分は何者なのかと、自分でもわからない時がある…

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