応援コメント

第17話 シジミちゃんのお城」への応援コメント

  • ごきげんよう、なるほど、この時点で後のシエラちゃんの原型が確立したんですね。
    自己肯定感の低かったシエラちゃんが、事件を切欠に、自分の存在意義を改めて疑問に思い、けれど居場所がこれ以上狭くなるのは嫌だという生存権という最低限の欲求に突き動かされた結果。
    「これまで迷惑をかけていたお母さんや孤児院の為」という負から、「お母さんや孤児院のみんな、助けてくれるサミュエルさん達と共に」という明日への明るい希望へと転換できたのは、こうしてユーリくんがこれまでの態度や行動だけでなく、シエラちゃんの欲しい言葉を欲しい時に贈ってくれたこともあるのでしょうね。
    言葉は、口先だけとか、手垢がついた使い古された表現になりがちとか、色々言われますけれど、やっぱり、想いははっきり口にすることが大切なんだなとしみじみ思います。
    そんなユーリくんの温かくて優しい言葉に背中を押されて自分の殻を破ることが出来たシエラちゃん。
    元々持っていた大きな愛と優しさが、ちゃんとユーリくんの意識も改革したし、サミュエルさんの凍った心もゆっくり溶かしつつあります。
    こうしてシエラちゃんの成長を改めて眺めていると、こちらまで温かい気持ちに包まれて心地良くなりますね。

    作者からの返信

    おだ しのぶ様

    今日もお越しくださりどうもありがとうございます!
    とっても深く丁寧に読み取ってくださり、コメントを拝見してとても感激しております。

    自分に自信がなかったシエラが、やっと自分を大切にすることを許可できました。
    今までのお母さん・ユーリの心のこもった言葉や、クロムオレンジでサミュエルが本音に気づかせたことも功を奏したようです。
    ついつい私は言葉が足りなくなってしまうことがあるのですが、きちんと気持ちを口にするって大事ですね。

    これまでも素敵なコメントをたくさんいただいていた上に、この台本を通してさらにおだ様が深く物語を読み取って感じてくださって、私は本当に幸せです。
    この後も少しずつ台本を更新していくので、よろしければまた一緒に楽しんでくださいませ(^ ^)
    いつも素敵なコメントの贈り物、本当にありがとうございます!

    編集済