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2021年9月25日 17:09
ごきげんよう、ううん、そうか。ここでシエラちゃんは初めて、自分の見方を切り口を変えて改めて見ることができたんですね。大切にしてくれた、愛してくれた孤児院のみんな、ユーリくん、お母さんの気持ちは充分に理解できても、それが自己肯定に繋がるわけじゃない。愛してくれている、守ってくれている皆の迷惑にならないようにと周囲だけに注意を配る生活が続くと、自分を低く見積もってしまいがちですものね。孤児院のメンバーではない、外部から初めて対等な目線で見てくれるサミュエルさんという人物がいたからこそ、シエラちゃんは違う角度から自分を見つめなおす機会を得たのですね。果実が成って熟していく不思議な光景、大空から初めて俯瞰する故郷の光景、そんなシエラちゃんにとって新鮮な体験が、自分を見つめなおす視点の変更に重なって表現されてる、凄く象徴的な、素敵なシーンですね。こうして中村さまの想いに改めて触れられる朗読台本の存在に、感激です。
作者からの返信
おだ しのぶ様本日もお越しくださりどうもありがとうございます!本文が長かったので朗読用にかなり削除してしまったのですが、丁寧に読み取っていただけて本当に感謝いたします。そうなんです、今までユーリの後ろに隠れて、みんなに嫌われないように、迷惑をかけないようにと自分を隠してきたシエラが、ここで初めて自分の見方を変えることができたんです。周りに遠慮するのはシエラに思いやりがある証拠でもあるんですが、自分を抑えると無理がかかります。自分を受け入れることで、生きやすくなるだけでなく、他の人のことも受け入れられるようになるので、シエラにとっては良いきっかけとなりました。そして、サミュエルにとっても。6歳の頃から止まっていた時が動き出しました。初めての果実、空中散歩の刺激と解放感が、シエラの背中を押したのかもしれませんね(^ ^)子どもにとって反抗は大事な成長のシグナルですから、サミュエルグッジョブでした。シエラの見ていた光景をおだ様にも見ていただけて、私は幸せでいっぱいです。この後も、シエラと一緒にラオゲの世界を飛び回ってくださると嬉しいです。引き続きお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ごきげんよう、ううん、そうか。
ここでシエラちゃんは初めて、自分の見方を切り口を変えて改めて見ることができたんですね。
大切にしてくれた、愛してくれた孤児院のみんな、ユーリくん、お母さんの気持ちは充分に理解できても、それが自己肯定に繋がるわけじゃない。愛してくれている、守ってくれている皆の迷惑にならないようにと周囲だけに注意を配る生活が続くと、自分を低く見積もってしまいがちですものね。
孤児院のメンバーではない、外部から初めて対等な目線で見てくれるサミュエルさんという人物がいたからこそ、シエラちゃんは違う角度から自分を見つめなおす機会を得たのですね。
果実が成って熟していく不思議な光景、大空から初めて俯瞰する故郷の光景、そんなシエラちゃんにとって新鮮な体験が、自分を見つめなおす視点の変更に重なって表現されてる、凄く象徴的な、素敵なシーンですね。
こうして中村さまの想いに改めて触れられる朗読台本の存在に、感激です。
作者からの返信
おだ しのぶ様
本日もお越しくださりどうもありがとうございます!
本文が長かったので朗読用にかなり削除してしまったのですが、丁寧に読み取っていただけて本当に感謝いたします。
そうなんです、今までユーリの後ろに隠れて、みんなに嫌われないように、迷惑をかけないようにと自分を隠してきたシエラが、ここで初めて自分の見方を変えることができたんです。
周りに遠慮するのはシエラに思いやりがある証拠でもあるんですが、自分を抑えると無理がかかります。
自分を受け入れることで、生きやすくなるだけでなく、他の人のことも受け入れられるようになるので、シエラにとっては良いきっかけとなりました。
そして、サミュエルにとっても。
6歳の頃から止まっていた時が動き出しました。
初めての果実、空中散歩の刺激と解放感が、シエラの背中を押したのかもしれませんね(^ ^)
子どもにとって反抗は大事な成長のシグナルですから、サミュエルグッジョブでした。
シエラの見ていた光景をおだ様にも見ていただけて、私は幸せでいっぱいです。
この後も、シエラと一緒にラオゲの世界を飛び回ってくださると嬉しいです。
引き続きお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m