人権以前の問題

 子供はとても不自由です。周りの大人の影響を受けて生きていかなければいけない。過度に保護してもらうのか、敵度に自由を与えてもらって見守ってもらえるのか、中には、無事に生きていくことにもやっと、最低限の身の安全も危うい環境に身を置かなければいけない子供もいます。

 幼少のときの過酷な環境で精神的に疲弊し、大人になっても問題を抱えてしまう場合、どうしたらいいのでしょうか。

 結果には必ず背景や原因があります。世の中の困難なことにも必ず背景や原因があります。折り合いをつけて解決していくためには、自分なりに背景や原因をとらえて、自分の対処能力の範囲で解決していくことができることは、希望がもてることなのかもしれません。

 そこに、こうでなければいけない、こうするべきだ、という呪縛に苦しむと、どうなるでしょうか?

 誰かにとにかく話だけでも聞いてもらいたい、でも周りに、こうでなければいけない、という一方的なやり取りをする相手しかいない、間違ったら誰も助けてくれない、あるいは責められるという恐怖、どのように試行錯誤をしたらいいかわからない、あるいは問題は認識していても力がわいてこない、そのような時、どうしたらいいのでしょうか。

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