第5話 お猛者

新しいアニメを見始めました。

それは【NARUTO】と言うものです。

なんか忍羅と似ていることに気づいたのは最近です。

少しはオマージュさせてもらってるかも知れません。(めちゃんこしてます。ご許しを。)

それでは第5話見ていきましょう!


​───────​────────


遂に、俺は號との決戦の時間になった。



俺はここ2日で身につけた力を使わなければ負けてしまう。



「よし、行くか…。」



緊張で汗が出るが俺は学校へついた。


そしたら、號が台の上に座っていた。



「よぉ、遅ぇじゃねぇか。早くボコしたくてうずうずしていたぜ。」



號は指をポキッポキッと鳴らしてにやついた。


「それは、同じ意見だな。」


俺は笑った。



號はフンっと言って、立ち上がった。


真正面に来た時のオーラはただものでは無い。



「さぁ…。来い!!」



號が武を構える。



「俺は負けない…!!」



風が流れる。


木の葉が飛び散る。


デスの各々が緊張を走らせている。



「…。お頭の"重い空気"を見たことがないが、万象とか言うやつのオーラもただもんじゃねぇぞ。」



デスの下っ端の1人がそう呟いた。



「行くぞ!!」



「かかってこい…。」



「壱の術…。自然変換…。」



冷静な声で親指を切り、左手の甲に書く。



「"風印"ハッ!!」



「ほぉー。忍術か。」



風のエネルギーが右手にまとわれた。



「ほぉ…。流石忍羅家って感じだな!!」



と言っている隙をついて俺は號の背中に回る。


「くたばれぇ!!」



万象の左手が號の右首の後ろに刺さる。



「グッ!!」



だが、號の首は人以上に硬いというより、重い…。



「ッ!!なんで…刺さんない!」



「フッ。お前が刺しているのは俺の首じゃない…。"重力"さ!。」



「なに。重力だとぉ!!??」



「俺の種族は"万有引力種"(グラビティ)なんだよ。お前のその力が5だったとしたら俺は5またはそれ以上の力で空気を反発させてんだよ。」



號は俺の手を振り払い、距離をとった。



「風に対抗できるのか、お前は…。」



俺は唖然とした…。

まさか、風の力を使っても勝てないというのか俺は…。



「"人浮遊(サーカス)"!!」



號が人差し指と中指を立てて上に向ける。

そして、俺の体が浮くいや、本当は俺の重力に反発してる空気を押しているのだろう…。



「"重力箱(ヘビーボックス)"!!」



號の右手を強く握りしめた。


俺の周りの空気が自分に向けて力を働かせているので、俺はなにもできない…。



「くそ!」



「そのまま落ちろ。重力の重みは厚く、そして、深い!!」



俺は4階建ての校舎と同じ高さまで行き、重力でドン!!という音と一緒に落ちた。



俺は力を使いすぎたのか体が何一つ動かなかった。





俺は負けた。






號に負けた。






あいつはお猛者だ。

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