第11話

ティラノが二人から目をそらした瞬間内藤の内に秘められた力が解放した。

これはアトミック星人を含む多種多様な宇宙人が争いをしながらも誇り高く生きていた時代まで遡る。遥か昔、宇宙には地球を含め八つの惑星があったその中でも木星、土星、天王星、海王星はこの宇宙の秩序を守るのにふさわしいほどの

環境と生き物としての団結力があった。この4つの惑星間で代用者がテレパシーで話し合ったが同じ生命体ではないため要件に対しての答えは矛盾した。それぞれの代表者は水、金、地、火の惑星を独自調査することで同意し一回目の話し合いは

終わった。

調査が進み惑星として生命に一番適していたのが地球であった。そして100年前、地球の管轄であったアトミック星人は地球に降り立つ、するとどうだいざ大気圏内に入ると空気が淀み人々は同じ種族でありながら争っていた、それを見たアトミック星人は理解できなかった。それはアトミック星人だけではなく他の惑星でもいえた

同族で争うなど言語道断、規則としてではなく生命としての暗黙の了解は必要だということを。


アトミック星人は代表者に状況を伝えた代表者はほかの惑星の宇宙人にも地球人の行いと対策について聞いた。宇宙人A「少なからずそれぞれの惑星は生命の源地球がこのまま衰退していくのであれば我々が侵略し浄化すればいいもの」宇宙人B[それも一理あるが今回の一軒だけで判断するのはよくないでしょ、まぁ地球人の生命力は惑星一無いといってもいいくらいだから独自の文明に頼らざるを得ない事もわかる」宇宙人A[ではどうしろというのです?そもそも当事者がいない内に一つの惑星の未来を決めるのはどうかと思いますが」宇宙人C「では地球人を使って実験してみるのはどうでしょう、内容としては数名の地球人を昏睡状態にし数十年かけて冷凍保存するんですその後に別の惑星に移すという作戦です。そうすれば少数ではあるが地球人は事実上生き残り不必要と判断された者は地球にて駆逐するというのは」宇宙人B[理論上出来ない事はないが移す先の惑星で地球人が生きていけなければやる意味がないぞ」宇宙人D[それについては心配ない我々宇宙科学班に任せたまえ、地球人が住めるようになるまで徹底的に惑星を一から開拓するさ」宇宙人A[わかりましたでは最終的な判断をディクテイター閣下に下してもらいます」ディクテイター「宇宙法第一条に基づき同族間での争いはどんな些細な理由があろうと許されないと記されているのにもかかわらず違反があったよって地球人の権利を一時剥奪し我々他種族での会議の元下された罰則を実行に移す」


その内容は鈴木を含む数名の若者を地球上から宇宙空間にある保管庫に冷凍保存し惑星の開拓が終わり次第順番に別の惑星で目を覚まさせるというものだった。

それは一回きりではなく数年に一回のペースで進んだ。一方惑星はというと水星、金星、火星の三惑星を冥界の神器により一つの惑星を作り出した。干からびの鏡で原型を崩し「雲天の太刀」でエネルギーを奪取し「神封じの玉」に向かって再びエネルギーを放出することで星の願いを神封じの玉が叶えた。これにより内藤たちが降りた惑星が出来上がったのだ。そしてこの惑星は「クライド」と名付けられた。

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