第4話

一方その頃集落では仲間を殺され能力者と交戦する鈴木の姿があった鈴木は聞いたお前は何者だ?クリーチャーが古今東西に現れるのは至極当然だがクリーチャーが人間の指示に従うなんて初めて聞くぞ

能力者「フフフッ初めてですか、でもあなたはこの世界に一番最初に来た人間でしょ?おかしいですねー今まで一体何をされてたんですか?」鈴木「何?お前なんで俺のことを知ってる?俺のことを知っているのは佐藤含め集落の皆だけだぞ」能力者は自分がクリーチャーを操れる力を持ちこの世界を淘汰できる存在である事をいいことに各地を周り調査していると自ら語り最後に今自分が操り洗脳しているクリーチャーは3体いるがこの3体は今日みたクリーチャーとは話にならないほど強く洗脳してある、それと自分のような能力者狩りをする奴は他にもいると言い残し去っていく。


常軌を逸したやり方に怒りと不満がこみ上げてくる鈴木の元に佐藤と内藤が駆けつける。佐藤「おい、大丈夫か?」鈴木「うん、俺は大丈夫だでも集落の皆が…」この後内藤は2人がいない間に起こったことの説明と自分の非力さに悔やんでいることを話した「いつまたクリーチャーが襲ってくるかわからない状況で申し訳ないが俺に能力の使い方を教えてくれ」そう言って人生ではじめて頭を下げた内藤を見て2人は

無言で首を縦に振った。次の日、佐藤と鈴木による能力の解放と使い方をじっくり教えてもらうことになった内藤はまず初めに二人の能力のおさらいをした「鈴木は振動を操作する能力で佐藤は怒りの感情を力に変換する能力だ、二人はどうやってその能力を手に入れたの?」佐藤「俺たちにはどうやらこの世界独特の感覚が備わっている、内藤お前も何か感じなかったか?この世界に来てから不思議と

身体や精神に変化があるように」内藤「う~ん、あっスタミナかな?精神的には滅入ることばかり起きたけど今思えば体力面ではまったくもって疲弊していない」鈴木「だったら佐藤と相性がいいな」といい鈴木は木の実を口にしながら座り込む、そして佐藤は内藤の実力を図るため「今から俺が全力でお前を追いかけるからお前はそのスタミナで俺から逃げろ」といい走り出した瞬間佐藤は絶句した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る