第3話

内藤は思った鈴木と佐藤がいない!それにこのクリーチャーは前に出会ったクリーチャーとは比べ物にならないほど強い、大きさは前のと変わらないのにスピード、パワー、それに戦闘に長けているかのような動き、まずいこのままでは負けるこの集落が終わるそう思った内藤は鈴木を探しに行く 

内藤「どこだ?どこにいる俺に今できることは鈴木を探しいち早く集落に来させること」だがしかし内藤は思った鈴木で本当に倒せるのか?前回の鈴木とクリーチャーとの一戦は鈴木曰く一方的だったというがその時俺の記憶は鮮明ではない為鈴木の強さを断言できない。そんなことを思っている矢先内藤は背後に気配を感じ足を止め振り向く、そこには内藤めがけて走るクリーチャーの姿が 

内藤「やばい、殺される足も速いのかよふざけるな俺が何をしたって言うんだよっ」クリーチャーとの距離1mに差し掛かった時だったクリーチャーの顔を鷲掴みし地面に叩きつける佐藤が現れた。佐藤「大丈夫か?お前逃げてきたんだろ、今さっき鈴木と二人で集落を見てきたが残念な話全滅だ。」内藤「えっ、そんなっでも皆能力者なはず、いくらクリーチャーが強くても多少の戦力にはなるはず」佐藤は集落であった経緯を話す「いいかよく聞け俺が今倒したのはお前が見た集落を襲ったクリーチャーだそしておそらくお前がいなくなった後に集落は応戦していた、しかしそこに一人の能力者が現れた。俺たちが顔も名前も知らない奴だ、だが問題はここからだそいつはここに寝っ転がっているクリーチャーに言葉を投げかけたクリーチャーはそれに応えるように叫び声を発し四方八方の集落民を一網打尽にした、そうつまりこいつは能力者の呼びかけにより今まで以上に強くなったわけだ、そしてそれをみて頭に血が上った鈴木が今能力者と交戦中、集落民を皆殺しにしたこいつを追って今俺が

殺したというわけだ。内藤「ごめん、俺何もできなかった鈴木を探しに行こうとしていた最中で…まさか皆死んじゃうなんて俺にも力があったら…」下を向き涙を流しながら言う内藤を見て佐藤はお前強くなりたいか?この世界で生き抜くには能力が必要不可欠だと聞く、内藤は言った「うん強くなりたい人を救うなんて大層なことは言わないけどとりあえず自分の身は自分で守れるようにしたい」と自分の思いを伝えた内藤は佐藤と共に集落へ向かうのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る