第2話
山を降りBと合流した2人はそれぞれの名前とこの世界に来てからの経緯を話し30分前に会ったとは思えないほど打ち解けあった「B…俺の名は佐藤、彼…内藤です 佐藤…よろしくな、ちなみに歳いくつ?内藤…22です 佐藤…若!あっ、それもそっかぁ~だって俺らこの世界に来て既に95年以上も経つもんなー 鈴木…俺は丁度100年 内藤…えっ、100年?そっか!時間の概念がないからか」内藤は透かさず鈴木と佐藤にクリーチャーと鈴木の見せた能力について詳しく聴いた。鈴木曰く能力が使える原理や科学的根拠はないが恐らくこの世界にはクリーチャーが存在し生身の人間では太刀打ちできないよってこの世界に降りた者に力を授けて何らかの秩序を保っているらしい。
そして鈴木は自分の能力について語る「俺の能力は振動操作、さっきのクリーチャーが俺に触れる前に自ら転んだり動けなくなったクリーチャーの体に触れた途端に破裂しただろ?それは俺が感覚的に身に着けた能力でうまく説明できないが少なくとも力のコントロールはできるから安心して、まぁ振動操作って言うのも俺が勝手に付けた能力名だから」内藤「そうなんですね僕はその時気が動転してて能力がどうとか考えてなかったなー」
鈴木と佐藤は内藤を自分たちが普段利用している集落に案内する、その道中内藤は時間の概念が無いこの世界に来てから一連の事柄があったがまったくと言っていいほど疲れてはいなかった事を感じるのであった。
集落に着いた内藤は鈴木と佐藤以外にこの世界に存在する人達と出会い心のどこかで安心するのであった。集落に着いてしばらくたった頃佐藤が言った「鈴木ぃ、食料補充しにいくぞ」鈴木は二つ返事で佐藤と食料補充するために再び山へ向かった。その頃内藤は集落で同世代の人達と団欒していた。すると空中から集落に向けて何か落ちてきた、落下音に皆が集まる中その何かはゆっくりと立ち上がった、
内藤は感じた、間違いないこれはクリーチャーだ内藤は一目散に逃げようとするが集落の人は内藤に言う「待て、安心しろ我々は能力者だそれぞれの能力を駆使しこいつと戦う。だから能力の使えていない君は隠れて身を守れ」内藤は隠れたそしてひたすら見たこの世界の人間とクリーチャーの死闘を。
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