終わりのない世界

ミミック

第1話

ある日、自宅でyoutubeを見ながらくつろいでいる若者がいた。すると「ご飯できたわよー」と、母親の声がしたので返事もせず部屋を出て明かりのついた一階の部屋に導かれるように階段を降りた

その瞬間、彼の視界を霧が包み彼は気を失った。


そして目覚めるとそこには見覚えのない大陸があった。彼には記憶があったが当然のごとく動揺し数分その場で立ち止まり考えた、しかし現状を科学的根拠で自問自答したが答えは見つからず彼は歩き始めた。

人、食料、水、今自分に必要最低限な物を探しひたすら歩き回った。水は川で飲み食料は山で木の実を取ってなんとか生き延びた。


時はさかのぼり30分前とある自然豊かな山の中、何かの気配を感じ山を降りようとする2人の男がいたA「いや~何人目?そしてどの時代?さすがに子供や老人てことはないよね~」

B「それはないな、考えてみろ俺たちを含めここにきた人間はみな20代で健康的な若者だけ、わからないのは俺たちは皆一時的に記憶を失い知らないうちに何処かへ来てしまった事だ」

そう言うと2人のお男は山を降り彼を探し歩き始めた。


2人の男が彼を探して30分がたった頃山の奥から男の悲鳴が聞こえた、Aは言った「奴だ間違いない、まだここにきて日が浅いそれにBお前の能力は強力だから俺が状況を見てくる」といいAは山に向かった

悲鳴の聞こえた付近にAが到着するとそこには全長3mほどの人ならざる者とそれにおののく彼の姿があった。A「彼はこの世界で能力を使えていない…いや知らないのか」そう言うとAめがけて人ならざる者が襲ってくるAは瞬く間に人ならざる者の攻撃をかわし反撃に出るそして彼は見たAの能力を。


目の前での出来事に放心状態の彼は血まみれのAの姿を見て自我を取り戻す「あっ、何?何が起こったの…守ってくれたの?」彼がそう言うとAは「君だね、つい最近この世界に来たのは俺の名は鈴木、この世界に一番最初に来た人間だ、そして現状わかっていることはこの世界には時間という概念が存在しない。それと君もさっき見たようにクリーチャーと呼ばれる怪物が無数に蔓延っている」鈴木の突然の告白により自分の置かれている状況を少しずつ理解した彼は鈴木と共に山を降りるのだった。

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