Report 14 妖誅(1)

 五色高校一年一組では、帰りのSHRショートホームルームが開かれていた。


「一時間前、神奈川地方気象台から円島市に『竜巻などの激しい突風のおそれ』があると発表された。現時点では近隣で雷や竜巻の観測情報は出ていないが、用事のないものは速やかに下校し、帰り道も気を付けるように」


 賢治たちの担任である仁志田教諭が教壇の上から生徒に対してそう言った。

 浅黒い肌に隆々とした体格をした仁志田の外見は大変厳めしく、一見してヤクザのように見える。男子バスケ部の顧問であり、部員からは「鬼の仁志田」と恐れられている存在だった。

 仁志田の話が終わると、日直であるツーブロックの男子が号令をかける。

 生徒たちが一斉に立ち上がり、礼をする。それから、生徒は三々五々に出て行った。


「じゃあ、屋上へ行こうか。賢治くん」


 そのイソマツの声掛けに賢治は「ああ」と返事をする。

 彼らは放課後、ある人物と話すため生徒会室へ向かっていた。



 ……

 …………

 ………………


 一昨日の夕方。

 火村のニュースを知って、失意のうちに因幡邸へ戻った賢治たちは、今後のことについて話し合った。

 日曜日は一日魔術の勉強のため、動くことができない。

 灯およびマガツの調査ができるのは、月曜以後になる。


「次のターゲットは、恐らく山吹光影だよな……」


 賢治が言った。

 すると桐野が応える。


「そうだね。白銀衆と関わりが深い魔導貴族だし、ターゲットとしては申し分ないね。でも、それが?」

「ターゲットの周りに張っていて、事前に防ぐってことはできないかな?」


 するとイソマツが「¡Bahバア!(ヘッ!) 無理だよそんなの」とやや呆れた様子で言った。


「てゆーか、とっくに山吹家の本家とかに保護されてんじゃない? そんなところへ僕らがノコノコ行ってどうすんの」


 賢治はムッとしながらも、イソマツの言っていることは正しいと思い、口をつぐんだ。


「だけど、白銀衆と山吹家のつながりについては気になるところもあるね……。そこから、マガツの狙いも見えて来るかもしれない」


 桐野が言った。

 この間賢治たちは、唐紅英流や廣銀兄弟および蔵人といった、退魔連合および保守六大家と白銀衆とが、癒着している事実を何度となくを目の当たりにしてきた。だが山吹家と白銀衆の関係は、まだ謎に包まれたままだった。

 山吹家もとい日本の術師界に根付く、亜人に対する差別意識。

 それは、賢治たちが最も引っかかっていることであった。


「なあ。だったら、圭子どのに光影のことを訊いてみないか?」


 現世が提案する。


「ああ。親戚で塾にも在籍していたなら、何か知っているかもしれないな」


 賢治がそう言う。

 しかし、桐野が横槍を入れた。


「だけど青梅。あの人、元連合の特別諜報員だよ? 仕事に関わることも含まれるだろうし、教えてくれないんじゃない?」

「それでもいいさ。話してくれることだけでも訊く価値はあるよ。――明日の放課後、生徒会室に訊ねてみる」


 ………………

 …………

 ……



 そういうことで二人は今、二階にある生徒会室へと向かっていた。

 二階と三階をつなぐ踊り場に出たその時、


 ……《乾坤けんこん元亨利貞げんこうりてい》……


(――!)


 何か聞こえたような気がして、賢治は振り向いた。


「これ、君のかい?」


 そこには、薄い八の字髭を蓄えた背広の男性が立っていた。

 額を見せるように前髪を横分けに流しているが先はやや跳ねており、天然パーマであることを窺わせる。

 その右手には、臙脂色のカバーがかけられた生徒手帳が握られていた。賢治は手帳を受け取って中を開く。カバーの透明ビニールの袖に入れられてある学生証には、確かに賢治の名前と顔写真が載っていた。


「あっ! ボクのです! ありがとうございます!」

「気を付けなさい。ここの手帳は大きいから、ズボンのポケットだと落ちやすいんだ」


 賢治は礼を言って、手帳を受け取る。

 男性は、すっきりとした一重の目を細めて微笑する。細めのフレームの眼鏡が、知的で上品な印象を漂わせていた。


(誰だろう……。見たことない人だけど、この学校のことはよく知っているようだ。誰かの保護者かな?)

「賢治くん、何やってるの?」


 イソマツが言った。


「あ、ごめん。この人に落とし物を拾ってもらったんだ」


 賢治はイソマツの方を向いてそう言い、もう一度男性の方を向きなおすと――


(……!?)


 そこには既に、男性の姿は消えていた。


「あれ? さっきまで間違いなくいたんだよ」

「……賢治くん、ちょっと生徒手帳貸してくれないかな」


 イソマツが深刻な声音でそう言い、賢治に右手を差し出す。


「? ……いいけど」


 賢治は手帳をイソマツに渡すと、生徒手帳をためつすがめつした。


Perdónペルドン(ごめん). 思い過ごしみたいだ」


 そう言ってイソマツは賢治に手帳を返して、背を向けた。


 イソマツの懸念は正しかった。

 だが、彼の目を以ってしても見抜けなかった。

 生徒手帳のカバーの袖には、ある術がかけられた透明のシールが付けられていたことを。




   ★


 二階の廊下奥、東階段の前に生徒会室はある。青いペンキが塗られた鉄扉は、どことなく威圧的な雰囲気を催していた。


(ここが生徒会室か……。スモークガラスで中が見えないから、何か近寄りがたいな……)


 賢治は、意を決してノックしようとした。

 しかしイソマツに右腕を引っ張られた。


「イソマツ――!?」


 直後、ドアノブが開く音がした。

 そして――ときの声と共に、鉄扉は内側から勢いよく開かれた。


Doooneッダァ――ン!!!!!」


 ドアを開けた主は、身長180センチを超える大男であった。ネクタイの色はグリーン。三年生だ。


「第七十一期五色学園高校生徒会会長、金刀冶嵐志きんとうや あらしッ!! 文化祭参加申請書の回収業務を承りて、ここに出――あん?」


 バリバリに逆立った剛毛にスクエアメガネの三年生は、賢治のネクタイの色を確かめるなり、こう言った。


「来客か!? 一年か! ええい、出鼻をくじくような事しくさってからに! 何用だッ!」

「……」


 賢治とイソマツは、あんぐりと口を開けたまま棒立ちしていた。

 その男子生徒の堂々とした振る舞いは、地味かチャラチャラした外見の生徒が多いこの学校では、余りに非凡だったのだ。


「どうした、どうした一年坊主ども! 黙っていては分からんぞ!」

「……新歓のときに挨拶していた、生徒会長さんですよね?」


 イソマツがやっとのことで、そう訊いた。

 そう、この傑物こそ五色高が誇る奇人にして変人にして怪人にして超人――黄刀冶嵐志生徒会長である。


「いかにも! 拙者が黄刀冶嵐志だ! さてはうぬら、この俺がいることを知っての狼藉か! ということはアレか。天文部の入部希望か!」

「い、いや、違――」

「天文部はいいぞぉ! 活動は、太陽の黒点観測当番および金曜日以外は基本自由だ! 拍手・喝采・大歓迎だ!」

「いや、そうじゃなくて、生徒会室に用があって」

 

 勘違いを指摘しようとする賢治。

 だが黄刀冶は顔をずいと近づけ、話を遮るようにまたも見当違いの勧誘をする。


「何! 生徒会に入りたいか! ならば選挙は十月だが、貴君が望むのなら文化祭業務の手伝いをやってもらおう! さあ、入りたまえ!」


 完全に相手のペースに呑まれる賢治。生徒会室へ強引に連れ込まれる。

 中は六畳くらいで、一昨日訪れたトクマの生徒会室よりは少し面積が大きかった。右脇は完全にロッカーに占領され、左脇は引き出しと黒板、二台のパソコンデスクが設置されていた。窓の手前、中央にミーティング用の長テーブルがあり、その上には書類やファイルやらが散乱している。


「いや、だから――」

「Done!! 心配御無用! 誰でも最初は不慣れなものだ!」

(――こ、この人、押しが強過ぎて話を切り出せない!)


 後ろを向いてイソマツに助けを求めようとした。

 するとイソマツの目は据わっていて、臨戦態勢に入りかけていた。

 「人の話聞けよ、tonto(バカ)」でも言わんばかりに苛立ちを込めた眼差しを黄刀冶に向けている。


(ま、まずい! 今のイソマツに対応させたら、ますます話がこじれそうだ! だ、誰か――) 

「やめなさいよ黄刀冶。怖がっているでしょ」


 背後から聞き慣れた、凛とした声が響いた。

 賢治が振り返ると、山吹圭子がすぐ後ろに立っていた。


「圭子先輩!」


 賢治はほっと胸を撫でおろし、明るい声で彼女の名前を呼んだ。


「あなたたち、ここへ何しに来たの?」

「ぼ、ボクたちは圭子先輩に訊きたいことがあってここに来たんです。それは――」


 すると、圭子は賢治のくちびるに右手の人差し指をピッと突きつける。

 それから小声でこう言った。


「……術師界絡みの話なら、ここじゃできない。場所を変えるわよ」


 圭子に用があって来たことがわかった黄刀冶は、「なァんだ。橙崎とうさきに用があるなら、早く言ってくれよ」と言った。橙崎とは、圭子が汎人界で活動するためのもう一つの名前である。


(言おうとしたじゃん! なのに、強引に押し切ったんだろうが!)


 心の中で、思いっ切り苦言を呈する賢治。


「美穂、留守番お願いね」


 圭子は、デスクトップパソコンに向かって仕事をしておる女子生徒に向かってこう言った。

 頭をシニョンに結った女子生徒は、「はーい、わかりましたー」と甲高いアニメ声で返事する。

 そして、賢治とイソマツ、圭子はその場を辞去した。




   ★


 三人は圭子の先導で、廊下西側の階段を五階まで上った。

 建物の構造上ここが最上階であるが、階段はさらに続いている。屋上の塔屋に出るためだ。圭子は鉄の扉のドアノブを捻る。扉は外開きに開放され、三人は屋上へと出る。


(屋上って初めてだな……)


 屋上は、コンクリートのそこら中にひびが入っており荒涼としていた。割れがひどいところでは、ぶよぶよとした黒い防水層が剥き出しになっているところさえある。

 空には重たい灰色の雲が低く吊り下がっている。風がとても強く、今にも嵐が訪れそうだ。

 賢治は、今しがた自分たちが出た塔屋を見上げる。塔屋の脇には非常階段が設えられており、その上には銀色のドームが堂々と建てられていた。


(……間近で見ると、結構大きいな)


 これこそが、五色学園高等学校の顔であるドーム型天文台であった。この中には口径20センチの屈折式望遠鏡が格納されており、これを操作することが許されるのは、管理責任者である事務員である天文学顧問による認定試験を受け、免許状が交付された生徒と職員だけである。


「それで、何の用?」


 圭子は、4メートルあるフェンスに背をもたれながら言った。


「山吹光影と白銀衆のつながりについて訊きたいことがあるんです」


 そう賢治が切り出すと、圭子の目つきと口調が一変した。

 生徒会の優しい先輩から、冷徹な連合のスパイへと切り替わる。


「……なんでそんなこと訊きたいの?」


 冷やかな声音と据わった目で圭子が言った。

 すっかり射竦められた賢治は、たどたどしく質問に答える。


「し、知り合いがトクマに通っているから……、今回の事件のことで不安になって……」

「結論から言っちゃうけど、答えられないわ」


 圭子は、きっぱりとそうはねつけた。


「連合の元特別諜報員として機密事項に抵触するし、山吹家の人間としても口外するわけにはいかないわよ」

「で、でも実際に、被害は出ているんです。白銀衆の構成員はマガツに襲撃されているし、トクマへ報復に来ています。このままでは、いつ取り返しのつかない事態が起こるか分かりません!」


 一息でそう言ってから賢治は、頭を下げる。


「どうか、教えてください。お願いします……!」

「それは魔導警察と陰陽保安士の仕事よ。あなたたちが首を突っ込むことじゃない」

「そんな……」


 誠意の表明もむなしく、けんもほろろであった。

 沈黙する三人。空は、今にも雨が降り出しそうだった。

 圭子はフーッと、ため息をつく。それから表情をほんの少しだけ和らげ、こう言った。


「……ただし。山吹光影の素性についてなら、少しだけ教えてあげられるわ」

「――! ホントですか!?」

「あなたには、前回のことの借りもあるしね……。あくまで、厄介な親戚に対する愚痴というレベルだから、余り期待しないでよ」

「構いません! ありがとうございます!」


 顔を綻ばせる賢治。圭子は目を閉じ、昔のことを思い出すような素振りをしてから話し始める。


「光影はね、七つ上の従兄いとこなの」

「従兄ですか」

「私の父、陽圭ようけいの兄が山吹光圭で、その長男が光影。はっきり言っちゃうけど、ロクデナシのクズよ」


 圭子は、口の端を歪めて言った。


「他の山吹家の子どもたちと同じように、小さな頃から八重花塾に通っていたわ。聞いた話だと、小学校の頃から悪い友だちと遊ぶようになって、サボる頻度が多くなっていったらしいわね。そのくせ、自分が山吹家の本筋であることを鼻にかけては、他の塾生に対して馬鹿にしたり横暴な態度を振舞ったりしていたの。だから、みんなから嫌われていたわ。特に亜人の生徒に対しては強く当たり、徹底的にイジメ抜いたのよ」

「……本多みたいな奴ですね」

「本多は光影より二つ下だったけれど、家格は山吹家よりも大分下だから、『ぼっちゃん』呼ばわりして、ヘコヘコしていたわ」


 イソマツが嘲笑うように「クソダサッ」と言った。


「正義感の強いテツ兄……麻枝は、そんな光影の蛮行を見過ごすことができなくて、何度となく注意したり、制止させたりしたわ。でも光影は、麻枝よりも後輩であるのにもかかわらず、礼儀をわきまえるようなことはなかった。それどころか亜人であることを責めて、逆ギレしてきたわ。この二人は、しょっちゅう対立していたの」


 賢治は、圭子に訊いたのは正解だったと確信し始めていた。この貴重な証言を聞き漏らすまいと、賢治は身を入れて拝聴する。


「光影がとうとう退塾することになったのは、15のときだった。ある時、光影と取り巻き連中がなっちゃ――有坂さんにしつこく絡んできたの」

「有坂さんに……」


 賢治はその名前を聞いて、苦い記憶が思い起こされてしまった。

 圭子と麻枝の共通の友人である有坂奈津美は、亜人であることを差別されて本多たちのグループに、死へ追いやられてしまったのだ。そのことが、麻枝がマガツへ入る動機付けとなってしまったのである。

 圭子は、苦虫を噛みつぶすような顔をして話を続ける。


「光影たちは、抵抗する有坂さんを人気のないところにつれこんで、暴行しようとしたわ。幸いにも目撃者がいたから麻枝がすぐに駆けつけて、光影たちに一発ずつ鉄拳制裁を食らわせたの。鉄拳っていっても、鼻血も出ないほどの軽いパンチだったんだけどね。そしたら光影は、麻枝の父親にチクッたのよ。麻枝と光影は両成敗ということで、一ヶ月の謹慎になったの」

「そんな! 悪いのは100パーセント光影じゃないか!」

「山吹家と麻枝家の主従関係は、絶対なのよ。……本来ならこれだけで破門ものだけど、光影の犯行は明らかだったから、この処分で済んだの。それでも光影は、自分も処罰を食らったことに腹を立てて、そのまま塾を辞めちゃったわ」


 賢治は解せなかった。差別・迫害のような悪行に敢然と立ち向かって、処罰を受ける。そんなことが許されるのだろうか。そんなに「家」というのは、「法」や「倫理」よりも大事なのだろうか。


「それからというもの、光影の生活態度は一層ひどいものになったわ。ヒトの術師だけで構成された不良グループとつるんだり、怪しげな連中が出入りするクラブやバーに入り浸るようになったり。典型的なドラ息子ね。大人になると、さらに裏社会へ足を突っ込むことになって、よく任侠系反社会的術師結社――つまりヤクザのパーティに出入りするところを、週刊誌なんかにスッパ抜かれたり、動画サイトにリークされたりしたわ。白銀衆との関係もそのうちの一つに過ぎないわ。取り立てて話すこともないわよ」

「取り立てて話すこともない? んなわけないでしょ。山吹家にとって一番気がかりなことじゃん」


 イソマツが、やや冷えた声で割り込んできた。


「てゆーか、先輩は気にならないの? ――アンタは身を以って知っているでしょ。アンシーライズが人の命を奪う、人生を狂わせるってことを」


 それは麻枝や有坂のことを言っているのだと、あからさまに分かる言い方だった。

 圭子は、眉間に皺を寄せる。


「お、おい。イソマツ」


 賢治は狼狽えて、止めようとする。

 だがイソマツは、挑発を続けた。


「まあ、そうか。自分の家がアンシーライズなんて言葉ができる前から亜人を虐げていた、なんて言えないもんね。後ろめたくて、口をつぐんじゃうワケだ」

「言い過ぎだぞイソマツ! それ以上は――」


 賢治がそう言いかけたときのことだった。

 ダンッ!!

 圭子がイソマツのワイシャツの襟をつかんで、地面に引き倒した。

 それと同時に、杖をイソマツの頭に突きつけている。

 一方で押し倒されたイソマツは、右手の人差し指を圭子の首元に向けている。しかし、予想外の攻撃を食らったためその顔は驚愕に満ちていた。


「知ったような口を利きやがってこのガキ……挑発すれば何でも喋ると思ったら大間違いなのよ」


 額と両手の静脈がくっきりと浮かび上がるほど、圭子は憤激していた。

 それは、この間の麻枝との戦いのときにすら見せたことがない――悲しみやとまどいが一片もない表情だった。

 今にも殺し合いが始まりそうで、緊迫した最中――


 ……ドォーン。


かすかな破裂音が届いた。

 ここから一キロ近く。太七川の向こうにあるバウハウス風の建造物から、パッと赤い光が灯った。そこからモクモクと、黒煙が上がっていく。

 賢治は、その建物が何だか分かった。それはつい一昨々日に行った場所だった。


「あれは……。陰陽保安局!?」


 爆発が起こったのは、陰陽保安局東部支局庁舎だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る