勇者、辞めます ~次の職場は魔王城~/クオンタム


  <『納期は来月末』みたいな表現には気をつけろ>


「――レオ~~~! レオ助けてくれ! 大変なことになった!」

「ああ!?」

「納品日が……! いやおそらく元から罠であったのだが納品日が! あと一週間もない! このままでは我が魔王軍の評判が地に落ちてしまう! なんとかしてくれお前しかいない!」

「うるせえ! 落ち着いて説明しろ!」


 人間界を追い出された俺――勇者レオ・デモンハートは、紆余曲折あって魔王軍の採用面接に受かる事ができた。

 かつて熾烈なる戦いを繰り広げた魔王エキドナとは犬猿の仲だったが、こちらも見事和解に成功。今の俺は新生魔王軍の幹部として順風満帆な日々を送っており――今日は正式採用からちょうど1ヶ月という、記念すべき日でもある。


 ……俺の上司にして軍の最高責任者、魔王エキドナが血相を変えて俺の部屋に乗り込んできたのは、そんな記念すべき日の夕方だった。


「ハァーッ、ハァーッ」

「落ち着け。とりあえず水でも飲め。何があった?」

「ごぶっがぶっがぶっ……ごほごほっ」


 魔王エキドナ。見た目こそ15、6歳の少女でしかないが、実際は500年以上を生きている魔界の王だ。剣の一閃は山を斬り裂き、呪文を唱えれば街一つを瓦礫に変え、そのカリスマは多くの部下を魅了する――はずなのだが。

 魔王軍で働き始めてからわかったのだが、どうもこいつは予定外の事態に弱いらしい。グラスの水をぐびぐび飲んでむせ返っているその姿はどう見ても魔界の支配者ではなく、どっかのドジな村娘そのものだった。

 ようやく落ち着いたのか、そのドジな村娘が深く息をついた。赤いドレスを優雅に翻し、椅子に腰掛ける。


「――カルティプールは知っておるか。独立貿易都市のカルティプールだ」

「商人ギルドの総本山があるとこだろ? たしか昨日だか一昨日だかに、営業部がカルティプールから大口契約を取ってきてたはずだが」

「それだ! その大口契約が問題なのだ!」

「どういう契約なんだよ?」

「ワイバーンの爪を1000個納品してくれ、というものだ。納期は――"今月いっぱい"」

「……"今月いっぱい"? すげえ嫌な予感がしてきたな……依頼受けたのって今月の頭だろ?」

「そうだ。ひと月たっぷり使ってワイバーンの爪を集め、今月――乙女の月の末日までに納品すればよいはずであった」

「はず、な」

「はずであった……」

「……もうわかったぞ。だな?」


 俺のつぶやきに、エキドナが力なくコクンと頷いた。


 独立自由貿易都市カルティプール。世界規模で展開している商人ギルドは三つほどあるが、そのうちのひとつ、『真・商人ギルド』の本部がある街だ。

 『真』というのはtrue真なるの方ではなく、『まごころ』の真だ。創設者は常に消費者のことを考え、香辛料やポーションといった日用品を民間に大量流通させた偉大なる商人だったのだが――その評判にあぐらをかいた後継者および現幹部たちはすっかり堕落し、いかにして民間人から金を搾り取るかしか考えていないと言われている。率直に言って、三大商人ギルドの中でもぶっちぎりで悪い評判が絶えないところだ。


 だがそれ以上に問題なのは、カルティプール商人ギルドの"締日"だった。


 多くの企業、商会、商店には『締日』というものが存在する。多少なりとも働いた事があるやつなら、『○日締めの○日支払い』みたいなワードを聞いたことがあるだろう。

 そして――時に企業というものは、暦よりもこの締日を見てスケジュールを計算することがある。カルティプール商人ギルドはまさにこっちだった。


「カルティプールは毎月5日締め。彼らが『今月いっぱい』と言った場合、納品日は今月末ではなく……」

「締日の5日、か」

「そうなのだ……」


 エキドナががっくりと項垂れる。そうなのだじゃねーよ。


「で? 納品日まであと何日残ってる?」

「あと三日だ。今日を除くと二日」

「アッホかッッッ! まるまる1ヶ月あればともかく、実働時間たったの48時間で1000個の爪なんか手配できるわけねーだろ! というかフルに日程を使えたとしても受注から納品まで一週間もない。こんなスケジュールありえねえ!」

「我とてそう思ったとも! さすがにこれはおかしいと思って、魔王たる我自らカルティプール幹部と折衝まで行ったのだ!」

「結果は?」

「ダメだった。"受けた以上は責任を持って納品してもらう。魔王軍の評判を落としたくなければせいぜい頑張るがいい"の一点張りで……うぐぐぐ……」

「うーむ……」

「あれは最初からムリな注文だと分かっている口調だったぞ! うちの営業部はワナにハメられたのだ!」

「……まあな。ワイバーンの爪1000個、1ヶ月あれば普通に納品できる量だし」


 そう。ワイバーンの爪1000個というのは、本来ならさほど難しいオーダーではなかったりする。魔王軍では騎乗用のワイバーンを多数飼育していて、定期的に彼らの爪を切ってやっているからだ。

 もちろんワイバーンを飼いならすのは簡単ではない。魔王軍の人員と設備投資、そしてノウハウがあってこそだが……それでも『1ヶ月で爪1000個』の案件を取ってきた営業部は別に悪くないと言える。問題なのは迫りくる納期だ。


「次の爪切りは再来週か。とうてい間に合わん……! どうするレオ、こうなれば四天王どもに声をかけて片っ端からワイバーンを狩り尽くすか? 一匹屠るのに約二秒として、一匹あたりから取れる爪がええと」

「それは絶対にやめろ! 今はどこの国もワイバーン保護法と狩猟規制法を定めてる。下手すりゃ国際問題に発展するぞ」

「こ、国際問題!? そんなにか!?」


 魔王軍にいると感覚がマヒしてくるが、ワイバーンというのは本来、生態系ピラミッドの上位に存在する捕食者だ。数匹現れただけで民間では大騒ぎになるし、時には軍が討伐に赴く事もある。


 だが同時に、ワイバーンは割と温厚な生物でもある。ワイバーンのテリトリーに踏み込んだのを感知されない限り、彼らが自主的に襲ってくる事は少ない。

 だからこそ、各国・各都市はワイバーンの狩猟に規制をかけている。なるべく彼らを刺激しないようにして、うまいこと共存を図っている――。


 ……つまり、今エキドナが言った『ワイバーンを殺して爪を剥ぎ取って回ろう!』というのは最悪の極みだ。この策を取った瞬間、魔王軍が世界の敵認定されるのはまず間違いないだろう。


「狩猟は駄目か。……今回を乗り切れるなら多少赤字を出してもよい。市場に出回っているワイバーンの爪を買い占めるというのはどうだ?」

「いやそれもマズい。規制が厳しいからこそワイバーンの素材は貴重品としていろいろな需要があるんだ。それらを買い占めでもしたら『貴重資源を魔王軍が独占した』『再び侵略を企んでいる』とかで非難を浴びるぞ」

「狩るのも駄目、買い占めるのも駄目だと!? んじゃどーしろと言うのだ!」

「……うーむ」


 無理がありすぎる納期。

 先方担当者の『評判を落としたくなければ』という言葉。

 これは間違いなく、魔王軍をやっかんだワナ依頼だと見るべきだろう。


 最近の魔王軍は大きく方向転換し、軍事侵略をやめて人間たちとの和平を目指している。各地の都市と積極的に交易を行い、余剰兵力は傭兵業や街の防衛に派遣し、『軍』というよりはひとつの貿易国家として圧倒的成長を続けている状況だ。

 おかげで色々な街からの評価も回復し、仕事の量もどんどん増えているのだが――それまで幅を利かせていた古参商人たちからすれば当然ながら気に入らない。ゆえに今回のような依頼を出してきたわけだ。


 ムチャな内容であろうと契約は契約。いちど『やります』と言って受けたのに『やっぱり無理でした』となれば魔王軍の評判は地に落ちる。かといってワイバーン乱獲や市場買い占めなどに走ればやっぱり評判が落ちる。

 つまるところ、魔王軍は最初から詰んでいたのだ。この依頼を受けてしまった時点でカルティプール商人ギルドの思うつぼだった。


「ええい、くそ! 愚かな人間どもめ! こちらが下手に出ればつけあがりおって!」


 エキドナの方はだいぶテンパっているようで、テーブルを……おい俺が初任給で買ったちょっと高いテーブルだぞ! テーブルに拳をガンガンと打ち付けながら唸りをあげている。このまま放っておいても俺の部屋の家具が破壊されるだけで、こいつから前向きな案は一つも出てこないだろう。

 仕方がない。この手はあまり使いたくなかったのだが、緊急事態だ。


「おいやめろ。手はあるから落ち着け」

「なんだと!?」


 餌の時間の大型犬のように目を輝かせ、ぱっとエキドナが顔をあげた。


「手はあると言った。とりあえず、魔王軍うちの鍛冶工房でストックしてる爪100個を放出してしまおう。それに加え、現時点で爪を切れそうな飼育ワイバーンが多少は残っているはずだから、そいつらの爪も切る。これで合計200個は捻出できるだろ」

「……まだ残り800個もあるではないか。市場で買い集めても野良ワイバーンを乱獲しても、魔王軍の悪評が立つのは必至だ。しかもあと三日しかないのだぞ!」

「それも問題ない。ワイバーンは一匹も殺さないし、買い占めもしない。早ければ明日にでも爪1000個を納品できる」

「なに?」


 ……大きな組織において、役割分担はとても大切だ。とくにエキドナのような最高責任者が現場の仕事に軽々しく手を出すのは非常によくない。現場のルーティーンを乱してしまうし、そもそもエキドナにはエキドナのやるべき仕事が沢山ある。


 だがこの状況。

 迫る納期、無理がありすぎる内容、あからさまなワナ依頼。

 これはもう、魔王軍最強の戦力が出陣するしかないだろう。


「問題ない。俺とお前――勇者と魔王が手を組めば、こんな仕事楽勝だよ」




----




 翌日。

 カルティプール商人ギルドのシンボル――白亜の館の前には、ワイバーンの爪が山のようにどっさりと積まれていた。


「いや~申し訳ない! 我としてはもっと余裕をもって納品したかったのだが……」

「……!!」


 白目を剥いて驚愕するギルド幹部らを前に、エキドナが上機嫌で謝罪する。


「まさか納品を前倒しできぬとは! 我としてもまったく想定外であった。さぞ皆様を待たせてしまったことであろう、本当に申し訳ない!」

「え、ええ……そうですな。ははは……待ちくたびれましたぞ」

「……ふざけるな。絶対不可能なオーダーだったはずだぞ……!」

「おい、市場を調べろ。買い占めたとしたら市場荒らしだ!」

「ワイバーンの縄張りに関する情報をすぐによこせ。絶対に死骸が残っているはずだ! これは明確な狩猟法違反だぞ!」


 おおかた、俺たちの醜態をつまみにワインで乾杯でもしようとしていたのだろう。ニヤニヤした笑いを浮かべて俺たちを出迎えたギルド幹部たちは、今となってはみな一様に引きつった表情を浮かべている。

 もちろん調べたところで彼らの望む情報は出てこないだろう。市場荒らしなんてバカな真似はしていないし、ワイバーンだって一匹も殺してないんだからな。エキドナはというと、これ以上ないくらいの満面の笑みだ。実に楽しそうである。


「ということで確かに納品させてもらったぞ。ここに受領のサインを頂きたいのだが、よろしいかな?」

「くっ……わかった。報酬もすぐに……持ってこさせよう」

「おやおや! 顔色が悪いようだが大丈夫か? 我が軍の軍医は大変腕がよくてな。なんなら今すぐここに呼んでもよいのだが……いや呼ぼうすぐ呼ぼう! 大事な大事なお客様に万が一があってはコトであるからなあ!」

「け、結構だ!」


 エキドナが楽しそうに納品手続きをしている間、種明かしをしてしまおう。

 ワイバーンを一匹も殺さず、市場も荒らさず、残り800個の爪をどうやって集めたのか――結論はすごくシンプルだ。。それだけだ。


 世界各地のワイバーンの縄張りをチェックし、転移呪文や身体強化呪文を活用して世界中を駆けずり回る。《速度増加スピードアップ》を重ねがけしてスピードを極限まで高め、すれ違いざまに一瞬でワイバーンの爪の先端部だけを切り飛ばし、回収し、感知される前にその場を離れる。超スピードの比喩で『風が吹いたようにしか感じられなかった』みたいな表現があるが、俺達がやったのはそれ以上だと言えるだろう。


 ワイバーンは複数匹――雄と雌のつがいで行動している時も多い。そういうときは念の為に《拉致服従インティミデイト》の呪文で二匹の距離を引き離す。十数匹のコロニーに出くわした場合は、莫大な魔力を消費するかわりに周囲のターゲットを眠らせ続ける《夢幻結界ドリームシュラウド》を使い、寝ている間に爪切りだ。爪が伸びすぎたワイバーンはだいたい気性が荒くなるから、周囲の町への被害も抑えられて一石二鳥と言える。


 必要だったのは、ワイバーンに感知されないスピード。

 硬い爪を一瞬で切り飛ばせるパワー。

 爪以外の部分を傷つけないテクニック。

 様々な呪文を使いこなす魔力と経験。

 そしてなにより、爪を切っていい個体とそうでない個体を見極める専門知識。


 これら全てを一線級で兼ね備えているのは、世界広しと言えども俺とエキドナくらいだろう。いや、エキドナには専門知識が欠けているから、事実上俺にしかできない。ふたりで辻斬り……いや『辻爪切り』を一晩中続けたことで手に入った爪の数は1000個を軽く超え、こうして無事納品までこぎつける事ができたというわけだ。


 ……しかし疲れた。ほんとに疲れた。

 過去にワイバーン爪切り免許1級やワイバーン雌雄見分け師の資格を取っておいたおかげで的確なナビゲートが出来たのはいいんだが、一晩中エキドナに「あいつの爪は切ってもOK」「あの雌は気が立ってるからダメ」みたいな指示をノンストップで出し続けていたせいで休む暇がなかった。古代機械文明風に言えばデスマーチをくぐりぬけた直後のシステムエンジニアみたいなものだ……帰ったら風呂入ってゆっくり寝よう。


「さて、帰るぞレオ。貴様もご苦労であった」

「ん」


 いつの間にかギルド幹部どもは退散していた。エキドナはまだ愉快そうな笑みを残しており、鼻歌まじりで街の出口へと向かう。


「奴らをおちょくるのはもういいのか?」

「十分だ。見たか奴らの顔! どいつもこいつもバカみたいに口を開けて仰天しておったわ! うくくくく!」

「楽しそうで結構だよ。いいか? 俺はともかく、総責任者のお前がこういう現場仕事をするっていうの、あんまり良くないんだからな。お前にはお前の仕事が――」

「そんなにウダウダ言われんでも分かっておる! 今回は特例だ。たまたま我も貴様も暇していたし、ちょうどよかろう。……ほれ」


 ふいに、エキドナが小さな箱を雑に投げ渡してきた。


「なんだこりゃ」

「今回の特別ボーナス兼、貴様への祝いの品だ。開けてみよ」


 箱はひどく軽く、振るとかすかにカチャカチャという音がする。開けてみると――小ぶりなルビーがはめ込まれた耳飾りが入っていた。

 装飾は控えめだが、そのぶん性別や種族を問わず誰にでも似合いそうなデザインだ。腕のいい彫金師に作らせたのは間違いない。


「魔界には節目の祝いに宝石を贈る習慣があってな。青い宝石は『新年おめでとう、今年こそ貴様を殺す』、黒の宝石は『貴様の財産を根こそぎ奪ってやる』などの意味が」

「ただの脅迫状じゃねえか」

「やかましい!」

「んじゃこのルビー……赤い宝石は? どんな意味なんだよ」

「……」


 一瞬の沈黙があった。

 エキドナがぷいと目をそらし、ぶっきらぼうに言う。


「"その生命尽きるまで我が配下として働け"。だ」

「……へえ」


 素直に感心した。

 言い回しは物騒だが、要するに『末永くよろしくね』という意味での贈り物だ。勇者と魔王――相容れない関係だった俺たちがよくここまで来れたものだ。


「貴様を正式採用してから一ヶ月。たった一ヶ月ではあるが、貴様はこれまで実に多くの貢献をしてくれた。仮採用期間から考えればもっとだ。軍の再建、城内施設の整備、人間界との和平交渉――何の褒美もなしでは魔王の名が廃るのでな」

「別に褒美なんていいんだけどなあ。ありがとうレオくん大好きよ、とか言って頬にキスでもしてくれれば」

「誰がするかボケェ! 調子に乗るな!」

「いたっ、痛い痛い」


 エキドナはドラゴンの因子が混ざった魔族だ。赤いドレスから伸びた脚、そしてドラゴンの面影のある巨大な尾でげしげしと俺を蹴り、殴りつけてくる。

 慌てふためいて部屋に飛び込んできた時もそうだったが、普段堂々と構えているエキドナがこうやって素の自分を見せるのは珍しい。ある意味、こいつなりの友情表現と言えるのかもしれない。


 ……というかこれ、常人だったら普通に骨折するレベルの痛さなんだが。友情表現で人を殺すつもりか、こいつは……。


「――ともかくだ! 敵対していた頃はいろいろと煮え湯を飲まされたが、今の貴様は間違いなく、この魔王エキドナの片腕。魔王軍になくてはならん人材よ。――ゆえにこそ、改めて言っておこう」


 そこで一度言葉を切り、エキドナが片手を差し出す。


「正式採用おめでとう。これからもよろしく頼むぞ。レオ・デモンハート」

「……はいよ。魔王陛下」

「なんだその気の抜けた返事は!」

「ははは。悪い悪い」


 仕事の納期は、きちんと確認するべきだ。

 『今月いっぱい』とか『なるはや』みたいな曖昧な表現では行き違いが出るし、エビデンスがなければ言った言わない論争が始まる事もある。それこそ今回のように、本来なら現場に出るべきではない最高責任者が世界中を駆けずり回ることにもなりかねない。


 ……だがまあ、今回はよしとしよう。

 『仲間からの信頼を得る』っていうのは、納期と同じくらい大切な事だからな。




番外編

<『納期は来月末』みたいな表現には気をつけろ>


――END

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