男の超簡単レシピ集 夏之五品 第二集

（2）超簡単シャーベット

【超簡単シャーベットの作り方】

　調理器具：必要なし

　使う食器/洗い物：深皿または冷凍可能な容器、スプーン

　食材 （一人分）：ジュース（コップ1杯程度）

　調理時間：1時間程度

　材料費合計 （一食分）：約21円

　調理の必要が無く、手軽で簡単。

　子供でも作れます。

　簡単に説明しますと、100パーセントジュースを冷凍庫で凍らせるだけです。

　ただ、それをやろうとして失敗したことがある人もいると思います。

　失敗の原因は、凍らせすぎ。

　冷凍庫にただ放り込んで1時間待つだけでは、カチコチに固まってしまい、シャーベットとして食べることが出来ません。

　学校の遠足、ピクニック、運動会などで、ジュースやスポーツドリンクを凍らせて持って行ったことがある人もいるでしょう。

　午前中の間は「ただの氷」で、全然飲めなかった、なんて記憶はありませんか？

　ほんの少しだけ手間を加えてあげるだけで、美味しいシャーベットになります。

　では具体的な作り方を説明していきます。

　深皿、または冷凍できる容器に、100パーセントジュースをドバドバっと注ぎます。

　コップ1杯程度、200ミリリットル位を目安にしてください。

　ジュースの量が多いと時間がかかり、少なければすぐに出来ますが、今回は200ミリ程度の分量で作るものとして説明していきます。

　ラップをせずに冷凍庫へ。

　ここからがポイントです。

　20分ほど経ったところで、一度取り出し、スプーンでかき混ぜます。

　20分程度だと、ふちの辺りと表面が少し凍りかけた状態だと思います。

　この凍りかけの部分を少し砕いて、底の辺りの凍っていない部分と混ぜ合わせます。

　そしてまた冷凍庫ヘポン。

　更に20分 （計40分）経ったところで、もう一度取り出し、またかき混ぜます。

　この時点で、かなり固まってきて、全体がシャーベット状に近くなっていると思います。

　まだ底の辺りに水分があり、固まってきている周囲と表面の辺りも、まだまだ水気を含んだ状態だと思います。

　固まった部分をもう一度砕きながら混ぜ、冷凍庫へ。

　この時の状態次第 （ジュースの分量次第）で、もうシャーベット状になっていれば食べても構いませんし、もう少しかな？と思えばあと10分から15分、まだ固まっていないならあと20分程度、冷凍します。

　この手順 （20分冷凍して様子を見る）を繰り返して、お好みの固さになったところでお召し上がりください。

（200ミリ程度の場合、20分×3回ぐらいが食べごろだと思います）

　冷凍庫から出したお皿は、底に冷気が溜まりますので、食べる間に汗をかきます。

　要するにテーブルが少し濡れます。

　食事テーブルならすぐ拭けば良いのですが、自室の、例えばパソコン前などで食べる場合 （自分は主にこれです）、キーボードの辺りが濡れると困ったことになりますので、タオルを1枚用意しておいて、シャーベットを食べる時にお皿の下に敷くと良いでしょう。

　シャーベットを食べる際の専用のタオルにして、他の用途に使わなければ、1～2週間はそのまま何度でも使えると思います。（こぼしたりしなければ）

　100パーセントのジュースなら、大体なんでも美味しく食べることが出来ます。

　オレンジジュース、リンゴジュース、グレープジュース、パイナップル、桃、梨・・・何でもオッケーです。

　1リットル100円程度のもので十分美味しいですが、高いジュースであれば、味わいもまた良くなります。

　また、野菜ジュースで作っても美味しく食べることが出来ます。

　100パーセントジュースは、余計な添加物の入っていない、または少ないものですので、他のフルーツ系アイスより健康に良く、またコスト的にもだいぶお得になります。

　その他、コーヒー牛乳で作れば、カフェオレ系のアイス（パピコ的なもの）に近い味になります。

　コーヒー牛乳の場合は添加物が多く入っている場合もありますが、美味しいので良しとします（オイ）。

　手間はかかりますが、添加物の少ない生乳 （牛乳）とコーヒー豆 （又はインスタントコーヒー）で、1から作るのも良いでしょう。

　材料費の計算方法：

　100パーセントジュース（味は何でも可）　1リットル　税込み105円 （200ミリリットルとして21円程度）

　※値段は全て、近所のスーパー等で買う際の参考価格です。