男の超簡単レシピ集 夏之五品 第二集

武藤勇城

(1)ぬるそうめん

【ぬるそうめんの作り方】


 調理器具:片手鍋、包丁、まな板

 使う食器/洗い物:ラーメン丼または特大サイズのお椀、お箸


 食材 (一人分):乾燥そうめん(1束)、トマト(1個)、冷凍コーン(適量)、卵 (1個)、顆粒だし(または鶏がらスープの素)、塩、醤油 (または麺つゆ)


 調理時間:30分程度

 材料費合計 (一食分):約108円



 温かくも冷たくもない、ぬるいそうめん、ぬるそうめんです。

 お好みで温かいままでも、冷やしても大丈夫です。


 では具体的な作り方を説明していきます。

 まずは使用するお椀に一杯分の水を入れ、鍋に移します。

 お椀に一度入れてから鍋に移すのは、スープの量を測るためです。

 そこに顆粒ダシ(または鶏がらスプの素)と塩を入れます。

 水の量により、ダシの分量もそれに合わせてという事になりますが、お味噌汁3杯分程度と考えて頂ければ良いかと思います。

 顆粒ダシが個別梱包されているタイプの場合は、そのまま1袋 (味噌汁3杯~4杯分)入れれば良いかも知れません。

 そこにお塩を小匙で1杯と少し入れ、強火にかけます。

 火にかけたら、冷凍コーンはすぐ(沸騰前に)入れてしまいます。


 鍋を沸騰させている間に、トマトを切ります。

 よく洗ってからまな板に乗せ、まずはタテに2つに切ります。

 ヘタの部分を取ってから、断面を下にして置き、これを3等分または4等分します(トマト1個の1/6~1/8)。

 残った半分も同様に切って、しばらく置いておきます。


 鍋が沸騰したら、醤油または麺つゆで味を整えます。

 ここで味見をして、「少し濃いかな?」というぐらいにします。

 味が薄ければ醤油よりお塩を少しずつ足すと良いでしょう。

 味を整えたら、沸騰した鍋に溶き卵を入れます。

 食べる時に使う器で卵を溶けば、洗い物が楽です。

 少しずつ回し入れるようにすると、鍋にこびりつく事は少なくなります。

 卵を入れ終わったら、火は止めてしまって大丈夫です。

 器を軽くすすいでから、溶き卵を入れた鍋を軽く混ぜます。

 混ぜすぎないように、溶き卵が集まっている部分を少しほぐす程度です。

 鍋から器に移して、切ったトマトを入れ、そのまま15分程度、自然に冷めるまで放置します。

 鍋は一度、軽く洗っておいてください。


 15分経ったら、今度はそうめんを茹でます。

 本当は大きい鍋の方が良いのですが、ここは洗い物を減らすために、先ほどの片手鍋を使います。

 乾燥そうめんがそのまま入らない大きさだと思いますが、そうめんはすぐに柔らかくなって鍋に浸かりますので、気にしなくて良いと思います。

 鍋にたっぷりの水を入れ、強火にかけます。

 沸騰したらそうめん1束 (100グラム)を投入し、10秒か20秒経って柔らかくなってきたところでかき混ぜます。

 麺がくっつかないようにほぐしてから、火を止め、約2分 (茹で時間はそうめんの外袋に記載してある通り)おきます。

 茹で上がったら、鍋をシンクに置いて、そのまま流水で冷まします。

 水を出し過ぎると麺が溢れますので、水量はうまく調節してください。

 大丈夫だと思いますが、どうしても麺が流れてしまうようなら、ざるを使ってください。

 流水で2~3分ほど、麺がある程度冷めたら、汁の入った器へ移します。

 ざるなどは無くても、お箸でそのまま、水分を切りながら移せば大丈夫です。

 最後に軽くかき混ぜて完成です。


 温かい麺で食べたい場合は、途中で15分冷ます工程と、麺を冷ます工程を飛ばしてください。

 冷たい麺で食べたい場合は、15分冷ました後、更に冷凍庫へ15分ほど入れてから、同様の方法で作ってください。

 冷凍庫へ30分以上入れると凍ってきてしまいますので、冷やし過ぎに注意してください。

 コーンの代わりにシイタケやシメジなどのキノコ類、または茹でたブロッコリーなどで作っても美味しく頂けます。

 尚、冷凍コーンは業務用スーパーなどで売っています。

「Made in China」は避けて、ベルギー産やアメリカ産などがあると思います。(アメリカ産だと少し高めで、1キロ400円台ぐらいするかも知れません)



 材料費の計算方法:

 そうめん 1キロ入り 税込み240円 (100グラム24円程度)

 トマト(中~大) 3個入り 税込み150円 (1個50円程度)

 冷凍コーン 1キロ入り 税込み329円 (50グラム17円程度)

 卵 10個入り1パック 税込み163円 (1個17円程度)

 ※値段は全て、近所のスーパー等で買う際の参考価格です。

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