1.5話 呼び出された理由

午後の授業が終わり放課後がやってきた、賢哉はにいる有紀に呼び出されて風紀室の前にいるノックをして「どうぞ」と声がしたのでドアを開けるとそこには有紀が一人立っていた。

「俺に何の用ですか?」

「朝呼び止めたのに逃げたのは賢哉だろ」

「だって、委員長からのお願いなんて嫌な予感しかしないからだろ」

「なんだ、嫌な予感って別にそこまでひどいことではないのに」

「でも、聞かずに避けるのも気が引けるから用件だけは聞くよ」

「ほ、本当か!それじゃ聞いてもらってもいいか?」有紀は見せたことのない笑顔で言った。賢哉は不覚にもその姿がかわいいと思った。

「はい、どうぞ」

「それでだな、そ、その私に恋を教えてくれないか!」

「、、、、、は、はい?」賢哉はいきなりのことで理解できなかった。

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風紀委員長でも恋がしたい!! 鐡深夜 @shogo0225

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