白い満月と荻の海への応援コメント
こうした「不思議な出来事を経由して日常に回帰する」という話は定番の物語構造とも言えますが、力量が露骨に出ますね。
情景を喚起する文章や一文中でのひっくり返し、社会構造を踏まえた現代人の悲哀など、短い中に詰め込まれた深みを堪能させていただきました。
いずれまた他の作品も読みたいところです。
作者からの返信
瀬谷酔鶉 さま
コメントをありがとうございます。
社会生活は嫌なストレスに満ちていますから、ときにはどこかへ逃げてもいいのかなと思うのです。
しかしながら、逃げ先は間違えたくないものですよね。
短編を中心に、ときどき長編も書かせていただいておりますので
また、お気軽にコメントを投げていただけると嬉しいです。
編集済
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白い満月と荻の海への応援コメント
綺麗な描写に、感嘆の溜息を吐きながら読みました。
中でも好きなのは
『風にざわめく梢の音が、純白の水音のよう』との一文の美しさ。
私もふとした瞬間に月の裏側に呼ばれることがあります。
心を調律してくれるような物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございますッ!
自宅に帰る時間帯にはひどく明るい月に驚かされる時があります。
その姿を科学的に、と言うより芸術的妄想によって精神安定の一因となれば……と思いながら書きました。
地面はひどく開発されますが、月は竹取物語の時代から変わっていないのだとしたら、なんか素敵だなと思うばかりです。
最後になりましたが
読んでいただき、本当にありがとうございましたッ!
編集済
白い満月と荻の海への応援コメント
はじめまして、鈴葉です。
自身の小説の創作期間を空けすぎてしまい、表現力が下がった気がして落ち込んでいたところ貴方様のこの作品を見つけ、形は違いますが、アドバイスを貰った気分になりました。
読む前はそれこそ、静かで落ち着けるかもしれない月の裏側にでも行って、失った表現力を掴みに行ってたかもしれません。ですが、読んだ後だと、この状況から自分がどこまで再生できるのかを試してみたくもなりました。何とか踏ん張ってみようと思います。
素敵な作品をありがとうこざいます!
作者からの返信
鈴葉 さま
コメントをありがとうございます。
創作は時間を空けてしまうと筆が乗りにくかったりしますよね。
すごく良くわかります。
そうした状況からの再始動に、本作を選んでいただいたのは光栄です。
わたし達は目に見えないなにかを想像することが多いですので
お互いに素敵な作品を書いていけるように頑張りましょう……!