第4話 クツキと兵馬の誤算



 ふあっ いたたたたた

 クツキは目を覚ました。


 クツキは兵馬とともに、アン・リアル・ワールドでブックまんを作り出す練習をしておりました。その日2人は、まめた文蔵くんをサポートする目的で練習をしていたのでした。

しかし、


「兵馬、さっきのは一体なんなんだ?」

「おまえ、リアルにブックまんを出現させたのか?」

「いやボクは特に何も、、、、、」

「でも、あれは確かに本物のブックまんだった」

「ボクはてっきり兵馬のパワーかと思ったよ」

「いや、俺じゃない」


 ボクは兵馬にラインで連絡取っておりました。



「ということは、まめた文蔵くんのサポートの途中で、本物のブックまんとチャンネルがあっちゃったってことか?」

「そう云うことになるかな」

「ど、どうしよう」

「心配ない、大丈夫さ」



 そのときボクと兵馬は、まだブックまんの本当の力を知らなかったのでした。


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