国の紹介2 〇その他の国々〇
山脈の東側の国々
◆ ルフォントス皇国 ◆
山脈の東にある大国。
なんか政権争いをしてた。
首都は高い建物も多く、オシャレで近代的。高級品店が多い。建築技術が進んでいて、高い建物が権威の象徴だと思っている。
近隣諸国から貢ぎ物がくるよ。
鉱山は東側にある。石材が豊富で石の家が多い。
多分緯度は、チェンカスラーのテナータイトくらいな感じ。
首都には珍しい魔法刺繍専門店がある。繊維関係の産業も盛んだよ。
農業人口は少なめ。トマト、レタス、メロンなど需要の高いものは国内生産も多い。
あとアスパラガスも多いらしい。
◆ 森林国家サンパニル ◆
ルフォントス皇国の南東にある、お祭り気質の国。
木材や薬草を多く輸出している。
ルフォントスとの境目付近の森にエルフの里があり、協力して国境を守っている。
ロゼッタの父、バルバート侯爵の領地は、ルフォントス皇国との国境に面している。ルフォントス皇国とは一応友好関係にあるものの、侵略を警戒している。
バナナやマンゴー、パパイヤの収穫量が多い。
甘いものが好きな人が多く、コーヒーにミルク半分、砂糖もたくさん入れたりする。でも朝のコーヒーは欠かせないぞ!
南にはコーヒー豆の産地もある。
◆ モルノ王国 ◆
ルフォントス皇国の南西にある国。
軍事面は非常に弱い。魔法使いも少ない。
農業や酪農が盛んで、国土は広くないが起伏がある。
観光農場もあり、のんびりした雰囲気とおいしい乳製品を求めて、近隣の国から観光客が来たりする。
王室もそんなにお金持ちじゃない。
乳製品やフルーツを多く輸出する。農業人口が多いよ。
ポポーは国内のみで流通している。
◆ 自由国家スピノン ◆
110話が初出。ベリアル殿が召喚された国の隣国。
国は国民を守るが縛ることはしない、という理想を掲げている国。
商業ギルドで登録料を払って登録証をもらえば、どの都市でも場所代だけで市に参加できる。市は毎日行われる都市もあるほど盛況。
他国と違い、貴族と平民が同じ法律で裁かれる。差別的発言が酷いと、他者の権利を害すると逮捕されることもある。
差別を禁止しているので、獣人も多くいる。
召喚術師組合があり、召喚術師は登録制。組合長は女性だ。
商業が盛んで、農業はそうでもない。大きな野菜の集荷場がなく、個人が市で売るのが普通。なので豪農などはいなくて、小規模農家が多いのだ。
◆ 花の国ルサレス ◆
188話が初出。スピノンの南(間に別の小国を挟む)、モルノ王国の北。
広大な薔薇の庭園や美術館もある、観光立国を目指してる国。人の出入りが多く、都市部は警備が厳しい。
郊外はチェンカスラーみたいなのんびりした雰囲気。
立派な国立劇場があり、大衆演劇場もある。
他国の貴族も観劇にやってくる。都市部には立派なレストランが多く、郊外にはレストランの需要にこたえて変わった野菜を作る人も多い。
ビーツは近隣でここだけに作られている。
花の国の名の通り、切り花や花の苗を輸出している。品種改良した大きな花を咲かせるバラが人気。他国の王室からも注文が入るよ。紫のバラも売っている。
◆ 中立国ラシルドノール ◆
北側にある国。天使のメッカと呼ばれるほど、天使が多い。
中央山脈で最も高い山、シュミの頂上に一つの世界に一本しか生えない、世界樹ユグドラシルがあって、天使ケルビムに守られている。
建国時にはユグドラシルの存在は知られていなかった。
元はドノール国といい、ユグドラシルを神聖不可侵の木として祀まつることを誓ってケルビムと契約を交わすに至り、そこからラシルドノールと国名を変更。
年に一度の枝下ろししたユグドラシルのオークションの時期になると、遠方からもオークションの参加者が集まる。
混乱しない為にその時は天使が多く召喚され、天使の朝礼が名物になっている。
天使が多いので、空もしっかり守られているよ。
山脈に暮らす山羊の肉やミルクが普通に売られている。マッシュルームなど、キノコ類の収穫が多い。あと玉ねぎやリーキ。
肉を食べない天使の為の専門店があり、人間も興味半分で入ったりする。
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