第拾玖話

その日もいつも通り、アイマスクをして夜十一時には眠りについた。

深い眠りの中、誰かに呼ばれたような気がして、段々と眠りから覚めていく。

完全に目が覚めた時、隣に人の気配を感じた。

私は一人暮らしなので、誰かいるはずもなく、合鍵を渡してる人物もいない。

恐怖でアイマスクを取る事が出来ない。

少し様子を見ているが、気配は消えず、未だそこにいる。

私は、意を決してアイマスクを取る事にした。

恐る恐るアイマスクを外し、隣をゆっくり見るとそこには……。

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