第9人目 仕事の人。
惜しい。
とか言って、ほんと錯覚を起こす。
ブランクを明けて、「しょーがない『社会復帰』を果たすぞ」と。
公の相談所へ。
求めて求めて話を聴いてもらった、あの人を経て。
辿り着いた『事業所』で、懇切丁寧にサポートしてくれた貴女へ。
投影というらしい?
これからも『繋がり』を持てると思っていた。
それは甘かったのだ。
友だちの碌にいない私は。
貴女には『仕事』だから。
もうすぐ『事業所』から『卒業』する。
私は、甘い。
自力で、自前で、『相談』できる相手を見つけられるところまで。
今度は、『そこ』へ、辿り着かなくてはいけない。
貴女の助言、聴いてくれた話。
『仕事』として、『計画書』を作成してくださってきた貴女。
貴女に話すのは楽しかった。
ちゃんと。
聴いてくれる姿勢をしてた。
ありがたい。
ありがたかった。
でも、それは。
私の人生の中の『一期一会』の、出逢いでしかない。
思い出は、風化する。
かと思えば、ふと呼び起こされたりして。
「懐かしい」。
としか形容できない、遠いところへ互いに往ってしまうだろう。
今。
まだ少し。
何ヶ月かの『繋がり』は保てるという。
猶予期間。
私が、『友だち』を、ちゃんと見つけられますように。
ありがとう。
ありがとう。
まだ少し、よろしくおねがい致します。
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