第3話 3つ目の巨人

「こちらバルジス大尉だ。リミアクタへ繋げ!」

「バルジス隊長!金木沢直己は?」

「予定通り目覚めたさ、セカンドプラスと共にな」

「データを取れたら、直ぐに離脱を」

「兵を残して私だけ逃げられるものか!ブレをスグに発進させろ!!」

「了解!」


「ルシファーナ、この空間は一体?」

『 セカンドプラスの中。メモリーワールドよ』

メモリーワールド?さっぱりだ。

「だが今は、あのカナスタス2機を潰さなきゃな!」

カナスタスを、、ってなぜあれを知っている、、、?

親父がデビルズメストの開発過程で、、、って何を言ってる、、親父はアイドルや俳優を排出する会社の、、

『 それは隠れ蓑。わかってるでしょ?』

「心が読めるのか?お前、、、一体、、、」

『 くるわ!!』

カナスタスのバズーカがこちらに向かってくる、ならば!

「セカンドプラス!精神波!」

自らの精神を力にしそれを波動として打ち込む

カナスタスのバズーカすらも飲みこみ、それはカナスタスを撃墜せしめた

「少尉!?なんて力なの!?」

「中尉、撤退しろ、あとは私がやる」

「バルジスさま!!」

「ふっ、思った以上の力だ」

あれは手にしなければならない、世界を、壊すために。

「バルジス!ブレ!出るぞ!」

黄色い花のような姿をしたそれはまるで光のようにセカンドプラス目掛けて突進していく。

ブレの3つめが光る、直己を襲い覚醒させ、そして彼を奪うために

「金木沢直己、その力、見定めさせてもらう!!!」

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