第4話 Aパート

第4話

Aパート

寧音子とLINEを交わし、文字だけじゃ伝えられないからとビデオチャットをすることになる。

初めてビデオチャットをする二人は不意な胸の高鳴りに戸惑いつつ、互いに近況を話し始める。(寧音子はこの時に紅葉の学校へ転校することが決まっているが言い出せずに会話が進む)

紅葉は「ある人」の心を動かすために魂オーデに参加していることを明かし、熱心に話す様子に「ある人」が紅葉の好きな相手だと察し嫉妬心を感じつつ、紅葉の熱意に押されてボイストレーニングをはじめる。

音域と音感のチェックの際にゲームをするときに奇声を発するクセのおかげでミックスボイスが出せることが発覚する。

トレーニングの効果はすぐには出ないのでイコライザを使って聞き取りやすい声に調整する方針になり、明日紅葉の家に寧音子が使っている機材を貸す約束をする。


翌朝、雪乃に早口言葉の練習枠をしたいからなにかネタはないかと聞くと「外郎売」を朗読し、間違える度に不味いジュースを飲む企画をしてはどうかと言われ、ノニジュースを家に届ける約束をする。(寧音子との約束のことはド忘れしてる)


放課後家に帰り配信の準備をしていると家のチャイムが鳴り、玄関のドアを開けると雪乃と寧音子が並んで待っていた。

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