1話 ド変態お姉ちゃんは無自覚えっちな妹と結ばれますか?

「講義遅れちゃうわよー」



下の階から聞こえるお母さんの声


今日は3限からのはず、まだまだ朝だから大丈夫なはず、、、



「もう12時よ!起きなさい美羽!」



え、


私の通う大学の3限は12:50から、


大学までは1時間、



つまり、、、遅刻だ。



もういっそ欠席したいが、それはお母さんが許してはくれないだろう。


これだから実家暮らしは、、、


愚痴を心にとどめながら、体を起こし、適当に服を引っ張り、家を飛び出した。



大学1年生となった私は、相も変わらず母親の声で起床し、息をつく暇もなく学校へ向かう。


周りの友達はみんな一人暮らしを始めているが、私は実家から1時間もかけて大学へ向かう。


どうして、そんな大学に?

滑り止めなの?



いやいや、第一志望の大学だ。


それじゃあ、なんで一人暮らしをしないの?起きられないから?


もちろんそれもあるけど、一番の理由は、、、



帰ってからのお楽しみ!





12時55分、授業時間は始まっていたが、授業自体は始まってない。


だからセーフ、、、ではないか。



「美羽、こっち!」



こちらを手招く男子、彼は正樹、私の彼氏。


「ふー、、セーフ、、、」


「いやアウトだよ!最近ずっとこんな感じだな、何かあったのか?」


「え?いやー、私朝が弱くてさ、、、心配しなくても大丈夫!」



正樹はいつも私を心配してくれる。


とっても優しい彼だけど、ほんとにわたしは正樹のことが好きなのかな。


入学して1か月ほどが経った5月に告白され、流れで付き合ってしまった。


それから3か月ほど経ったが、手をつなぎたいとか、キスをしたいとか、えっちをしたいとか、そんなことを一切感じない。


正樹も特に催促してこないから、こんな感じで日々を過ごしている。



これでいいのかはわからないけど、、、




3限を終え、今日はもうフリー!


正樹と少し話し、手早く家に帰る。


今日はもう“あの子”が帰ってるはず!





「ただいまー!」



玄関に到着しふと下を見ると、私のものより少し小さなローファーがある。


まだ暖かそう、脱ぎたてなのだろう。



・・・やばい、匂いをかぎたい!



そんな衝動が抑えられない。どんどん手がローファーに伸びていく、、、




「おかえりー!ってお姉ちゃんどうしたの?」


「へ!?あ、天音ちゃん!?た、ただいま~、、、

こ、これはね、、天音ちゃんの靴を靴箱に戻しとこうかと、、、」



言えない、、、妹の靴の匂いをかごうとしてたなんて、、、



「あ、そうだったんだね!ありがとうお姉ちゃん!!」



天音ちゃんの純粋無垢な笑顔が私を襲う。



「う、うん、、、」




私が実家を出ない理由、それはこのかわいい妹、天音ちゃんがいるから!


天音ちゃんはとってもかわいくて、JKで、純粋で、無防備で、いい匂いで、おっぱいが大きくて、脚がきれいで、ブラがかわいくて、、、私のことがとっても大好きな妹!



私も天音ちゃんのことは大好き!



でも、少し意味が違う。私は天音ちゃんのことが“性的”な意味で好き。


ハグをしたい!キスがしたい!えっちがしたい!!


でも、天音ちゃんは純粋だから、わかんないだろうし、こんなの普通じゃない。


それでも、やっぱり好きだな。




こんなド変態なお姉ちゃんは、無自覚なのにえっちな妹と結ばれることはできるのかな?




天音ちゃんの制服から透けるかわいいブラに興奮し、脱がせたい衝動にかられながらも、私は部屋に戻った。

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