第31話 二冊の絵本 最初の絵本(第六章 二冊の絵本)
処変わって、別の異世界である・・。
「エイルうう~うふふ」誰かに呼びかける少女
「『傾国美人な美少年』シリーズの最新刊の絵本よおお」
長い黒髪でアーモンドのような青みがかった瞳が印象的な少女
長いエルフのような耳がピコピコ
参考程度だが、彼女の胸とかスタイルが抜群!
手には新しい絵本が1冊
その彼女がとある王宮で
波打つ金髪の美少女に声をかける。
「あ、アル、アルテイシア姫 久しぶり」金髪の美少女
こちらはオッドアイで青と琥珀の瞳、猫を思わせる不思議な造形の耳が特徴的
・・残念ながら服のウエーヴで隠してるが胸は寂しいというか、ほぼ無い
だが、それを補うような美少女であった。
まったりと金髪のオッドアイの美少女(エイル)は東屋でお茶とお菓子を食べていた
すぐ横には ローヴを着た二本足で立つわん子?
その犬も椅子に座り、同じくお菓子にお茶を食べたり、飲んだり・・
「お久しぶりですワンワン!アルテイシア姫さま」犬、わん子は嬉しそうにご挨拶
犬・・ローヴを着たわん子が話しかける
二人が纏うのは古代ローマ時代ぽい服装で、とても短いスカートに
艶やかな金の刺繍入りの淡い青と白を基調にした服
「あら~わん子さんじゃない!お久しぶり」
「わんわん」丁寧な挨拶をする犬ことワン子
「もしかして、アル 例の絵本」エイル「そうなのよ」アル
「エイル、見て ついに手に入ったの!」
長い耳で黒髪の美少女アル、アルテイシアが笑う
「わああ!傾国美人の美少年ナジュ君の最新刊の絵本だ!」エイル
「で・・作者の事だから また、拷問とか酷い事をナジュ君に?」エイル
「・・妹のアーシャッハちゃんと添い寝をしてあげるはずだったじゃないの?」
エイル
「ラクダ・レースの勝者なのに妹ちゃん可哀そう」エイル
「そうよね」アル、アルテイシア 穏やかな風にアルの黒髪がそっと舞う
「その後、お兄さんそっくりの護衛の奴隷兵士とか・・」「うん、うん」
何やら絵本の話で盛り上がっている二人の美少女
「今回は・・寵姫の一人に毒入りの飲み物を無理やり飲まされて・・」アル
「えええっ!どうなるの!」エイル
「読んでのお楽しみよ エイル」ウインクをして笑うアルテイシア
※ちょっと違う視点から・・となります^^;
21,11,12~11,14
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