ここまでの登場人物紹介 パート④

Q:ここで人物紹介データを更新するのですか?

A:はい。そんなタイミングです。……それではどうぞ!



百合宮ゆりみや 花蓮かれん……言わずと知れたこの物語の主人公。乙女ゲーム上では周囲の人を裏から唆してヒロインを陥れる月編ライバル令嬢。まだまだやらかしていく予定。太陽編の人物たちと仲良く(?)なった。紆余曲折あって新と両想いとなるが、何故か「好き」の言葉が言えない。両親から香桜女学院へ中学受験することを課され、精一杯残りの小学校生活を謳歌中。文通相手とハンカチの子の正体は未だ知らない。特殊な運動神経の持ち主。


*百合宮 奏多かなた……花蓮の兄。ゲーム上には名前しか出てこない。神童で学院では百合の貴公子と呼ばれていることを本人は最近知った。学院での現状を憂い、特権階級ファヴォリの所属を返上して風紀委員会に所属。現在銀霜学院の二年生。家庭環境と人への関心のなさ故に色々と拗らせていたが、現在ではかなり改善されている。改善されても気を許している人間には、絶賛辛辣対応発揮中。


*百合宮 歌鈴かりん……花蓮と奏多の妹。兄と姉が大好き。姉である花蓮に憧れていて淑女教育を受けた結果、見事ご令嬢として恥ずかしくない所作を身に付けた。奏多にも褒められるほど地頭は良い。素だと感情爆発率が高く、ショックを受けると効果音が鳴る。麗花・瑠璃子とも面識があり、瑠璃子の弟である蒼佑のことが大好き。もうすぐ聖天学院に入学する予定。


*百合宮 咲子さきこ……三兄妹の母。百合宮の血筋。歳の離れた子ども三人産んでも綺麗で若々しい。現在夫との仲は良好で、バレンタイン前夜に彼女の恋愛に関する昔話を花蓮にしたものの、娘は動揺を隠せなかった。家族の中では唯一花蓮が恋をしていることに気づいている。


*お父様……三兄妹の父。百合宮家の大黒柱。秘書の名前は番外編で明かされたのに、未だ名前が出ない人。不思議だね。体型はガリガリでヒョロっとしている。仕事にかまけて家族を蔑ろにしていた反動か、現在では家族に対しイベント事があれば異様な張り切りを見せる。しかしその張り切りにはどこかに穴が開いており、家族からは不評だったり警戒されたりと色々残念な人。


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薔之院しょうのいん 麗花れいか……ゲーム上では花蓮と対を為す、太陽編ライバル令嬢。花蓮と違い正々堂々真正面からヒロインと対峙する。花蓮の親友。責任感が強く、礼儀・マナーの鬼。月編の人物たちと仲良く(?)なっている。花蓮と出会う前は周囲に対し当たりがキツかったが、現在は自分らしく過ごし日々を謳歌中。奏多のことは初恋だったか定かではないが、現在は憧れの人として気持ちが昇華している。実物を見ながらだとその通りに描けるものの、想像しながら描くとすべてカブトムシになる画伯。


米河原よねがわら 瑠璃子るりこ……花蓮と麗花の親友。食品製造業界でその家名を轟かせている家の娘。おっとりと癒しの波動を放つ、おきあがりこぼしのような女の子。親友二人とは違う学校に通っている。自身の体型にコンプレックスを抱いており、恋をすることに臆病に。それを重く捉えた花蓮によって夕紀と引き合わされた。スロモ走り・体重無減量・通り汗のスリークエスチョン保有者。


柚子島ゆずしま 拓也たくや……マッシュルームヘアで眼鏡を掛けている、花蓮のクラスメート。本屋の息子で読書が好き。花蓮には心の中でたっくんと呼ばれている。ずっと花蓮と同じクラス。花蓮に対する遠慮は全然なく、たまに厳しめの対応をすることも。花蓮と新の気持ちの変化も本人らが自覚する前から気づいており、関係性が変わっても特に気にせず大人な対応をした。本人の希望で、新と同じく有明学園を中学受験する予定。


太刀川たちかわ あらた……花蓮のクラスメート。サッカーが好きな、明るく爽やか格好良い系の男子。花蓮に心の中で色々呼ばれている(一覧作る?)。紆余曲折あって花蓮と両想いになり、遺憾なくそのスケコマぶりを発揮中。複雑な家庭環境で異母兄から執着を向けられているが、一旦は解決した。実は上流階級の家の血を引いているものの、姓は明かされていない。拓也と同じく有明学園を中学受験する予定。


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白鴎はくおう 詩月しづき……月編メインヒーローで花蓮の宿敵。最終的に花蓮と婚約破棄して一家路頭の末路を辿らせる。現状では婚約していない。花蓮の文通相手であるリーフ、過去三度ほど出会った黒装束の子と同一人物。お互いにそれぞれがどこの家の子か知らない。文通を毎回楽しみにしており、相手のアドバイスを疑うことなく素直に従う。過去に出会った天使の子のとの再会を今も待ち望んでいる。幼少期に何らかの“夢”を見ていた。晃星には冷めた態度を取りがちだが、本当は彼のことを頼りにしている。


秋苑寺しゅうえんじ 晃星こうせい……月編の攻略対象者で詩月の従兄弟。軟派チャラ男属性で、本当は女の子が嫌い。ゲーム上では花蓮に執着を見せるが、現状は出会っていても執着の欠片もない。麗花によく絡んでは邪険にされ、未だその関係は『友達(仮)』のまま。詩月を気に掛けていたり、影が薄……気配をよく消す忍のことも発見率が高かったり(相手には友達と認識されていなかったが)、情報収集したりと麗花と詩月からは低能とボロクソ言われたりしながらも結構色々動いている、本当は有能な人物。


緋凰ひおう 陽翔はると……太陽編メインヒーロー。強引俺様属性。麗花と家同士の関係で婚約を結ぶ予定だが、現状はしていない。自意識過剰の俺様野郎で態度も悪いし、お口も畜生。幼馴染で親友の夕紀が大好き。花蓮のことを『亀子(他)』と呼ぶしかないスイミングの先生役。最近では夕紀と花蓮には自身に好きな人がいることを認め、そのためにもっと人とのコミュニケーションを図れとアドバイスされている。不死鳥親衛隊フェニックスガーディアンズという独自の組織を持ち、彼を守護する男子の鉄壁ピーポーウォールに守られているプリンセスでもある。


春日井かすがい 夕紀ゆうき……太陽編の攻略対象者。白馬の王子様属性。陽翔とは幼馴染で親友の関係。基本女子だけでなく男子に対してもフェミニストで、律義に対応する。麗花とは入学前のことが原因で、とても気まずい関係。花蓮と陽翔のせいで細かいことはスルー。何やら母親の雅から画策されていることがあるようだが、本人は至って拒否する姿勢。花蓮に用件も告げられることなく急に呼び出されたと思ったら瑠璃子と引き合わされ、卒なく対応した。


尼海堂にかいどう しのぶ……月編に登場する重要人物のようだが、ゲーム上での詳細は明かされていない。麗花と友達関係。奏多にトラウマを抱いている。花蓮とは一度出会っているが、彼女は彼がゲームに登場する人物だとは気づかなかった。忍者に憧れ日々修行中。自身の特性影が薄いを活かして色々な場面を見聞きしていることが多い。口数少なく脳内で喋り、よく顔に出る。嫌な予感を察知してもほぼ逃げられない。


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下坂しもさかくん……花蓮の元クラスメート。ここにきて坊主頭と外見特徴が明かされた。あと体育会系体質も。香織のことが好きで花蓮にアドバイスを求めたが、結果色んな人の協力を得ることになった。そんな彼の恋は果たして成就したのか……?


西川にしかわくん……花蓮の元クラスメート。くっ、更新情報が皆無!


相田あいだ みどり……元クラスメート。面白いことがあれば素直に笑う、正義感の強い女の子。香織とは幼馴染の関係で、お互いピアノ教室に通っている。古代文字。負けず嫌いな性格だが、ピアノは楽しくやっていきたいとボランティア活動に気持ちが傾いている。


木下きのした 香織かおり……元クラスメート。緊張しいでピークに達すると泣くし、嬉しくても泣く。翠とは幼馴染の関係。大事な場面ではちゃんと発言する芯の強い女の子。ピアノのコンクールの後、果たして下坂くんの告白にどう答えたのだろうか……?


土門どもん 郁人いくと……花蓮の現クラスメート。女子限定で強引な優しさを発揮するナルシーであるが、普段は上から目線の毒舌を隠している。本性を知っても花蓮がウザいと思うのは変わらない。これでも新と並ぶ本当に清泉のモテ男。何だかんだ言いながらも花蓮を助けている。男子<超えられない壁<<<<女子<塩野狩くん。とある人物と親戚関係で身体的特性がどこか似ており、昔その親戚からお口にガムテープを貼られたことも。


塩野狩しおのがりくん……郁人の元クラスメートで、新と同じクラス。一年生の時に花蓮と新にとんだ迷惑を掛けてしまったことを彼はとても悔いていたのに、四年後また巻き込まれた結果、色々とんでもないものを背負うことになった。多大な後悔と罪悪とその他負の諸々を経て、変な空気になってしまったクラスを元通りにしようと勇気を出した。花蓮からは友達だと認識されているが、そう思われていることを実は本人は知らなかったりする。


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新田にった もえ……学院入学前に麗花に物申したことがあるが、やり込められた。しかし現在は麗花のようになりたいと彼女に憧れている。四家の御曹司の中では夕紀のファン。美織・城山と友達関係。思考はマイナス寄り。思ったことは行動に移せれる。忍と何度か会話を重ねているものの、何故か彼を見たら後ろに飛び退く行動を取っている。城山が美織の悪口を言っているのを偶然聞いており、忍から城山に関して忠言された。


城山じょうやま……白のツインテール。麗花に対し彼女を陥れるような言動を密かにしている。萌と友達関係。美織の悪口を言っていたことを萌に聞かれていたとは知らない。詩月が好き?


中條なかじょう 結衣ゆい……麗花たちと同学年のファヴォリ。由緒正しき華道本家現宗主のご令嬢で、友好的な性格。麗花のことをとある一件以降気にしており、忍が麗花の傍にいてそんな彼を見掛ける度に、ハンカチを噛んでギリギリしている。


水島みずしま 美織みおり……萌と友達関係。劣悪な家庭環境が原因で、特に兄に逆らえず過ちを繰り返していたが花蓮に救われ、父親と離婚した母と共に平穏な日々を歩み始めている。聖天学院から転校したが萌と手紙のやり取りをしている。


*白鴎 佳月かつき……詩月の兄で奏多の友人。ファヴォリ。母・静香から白鴎家の血を受け継ぐ者にまつわる秘密を教えられ、坂を転がり落ちるように見事自身の対である奏多に執着したことを知る。現在は奏多と同じく銀霜学院に在籍しており、プライベートでも電話で連絡を取り合うほど親しい関係となっている。


遠山とおやま 金成かねなり……奏多の元クラスメート。ファヴォリであった奏多にも物怖じせず、ファヴォリを抜けて風紀委員会に所属して超忙しくなった奏多にも物怖じせず、皆がドキドキして集まった奏多発足意見交換会の最中でも物怖じせず、彼に「勉強教えて下さい!」と縋り付箋のないノートを突き出した強者。現在は紅霧学院に進学していて、生徒会庶務として活躍(?)中。今のところ彼の身は無事。


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*米河原 蒼佑そうすけ……瑠璃子の弟。歌鈴と同年。母の教えにより、自分よりもお客様第一の精神を受けて素直に実行している。実の姉である瑠璃子と他二人の第二の姉と、歌鈴が大好き。すぐに自分に引っ付いてくる歌鈴の行動を恥ずかしく感じる時もあるが、嬉しいので大らかに受け入れている。


坂巻さかまきさん……百合宮家の優秀な運転手さん。丁寧なハンドルさばきで、スクールバスからの家までの送迎を行う花蓮の専属運転手。


菅山すがやま 典親のりちか……お父様の会社秘書。社長よりも早くフルネームが明かされた。物語の裏側でたくさん苦労している人。


本田ほんださん……奏多の専属運転手。以前は淡々と職務を忠実にこなしていたが、ある時を境に送迎の間は奏多と軽く言葉を交わすようになった。


西松にしまつさん……薔之院家のおじいちゃん執事長さん。盆栽が趣味。海外を飛び回っている麗花の両親の代わりに彼女の成長を愛情深く見守っており、最早その関係は祖父と孫のよう。縦ロールの作成者。


田所たどころさん……麗花の専属運転手さん。大体ラフな格好をしている。鉄道オタクで、カメラ撮影の腕はピカイチ。


*春日井 みやび……夕紀の母。咲子と仲良しで、学生の頃は水泳の選手だったこともある。花蓮のスイミングスクールでの先生。


*白鴎 静香しずか……佳月と詩月の母。咲子とは幼馴染の関係で、現在は疎遠となっている。


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 今回はここまでです。


 できるだけいつも簡潔に要約したいと思っているのですが、どうにかお笑い要素をねじ込もうとすると、どうしても長くなってしまいます。それではまたパート⑤でお会いしましょう!

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