第18話さきたま古墳群 丸墓山の桜
⑱ さきたま古墳群 丸墓山の桜
何となくメルヘンチックな印象を受ける丸墓山の桜の景色である。
こんもりと盛り上がった山の上に桜の樹が数本ある。
自然に出来たものなのか、誰かが植えたものなのか。
何となく心が落ち着く場所なので桜の季節でなくとも散歩にやって来る。
駐車場も広くトイレの設備もあちこちにあり、広いので
愛犬を連れてのドライブ散歩にも最適である。
木製の階段を登って頂上に行くと。広い大地にポツン、ポツンと
同じような小山がある。
その昔、石田三成はこの地で何を考えてこの景色を見た事かと
思いを馳せたりして・・・
最初、見た時はこの丸墓山の上の桜をどうとらえて
画にした物かと悩んだ。
丸墓山の麓には、囲むように桜が植わっている。
その桜の枝越しに見える丸墓山にしようかと思ったが
丸墓山の上に咲く桜がうまく見える場所は
花見客がシートを敷いて飲んだり食べたりしてくつろいでいる。
そこへ腰を据えて小一時間、スケッチをするには難がある。
そこで一枚目(平成20年4月2日)は丸墓山の一部の桜一本を描いてみたが
丸墓山であるという感じが出ない。
そこで二枚目は大きな紙を出して、丸墓山全体を
裏から描いてみることにした。
表から描くと木の階段がまっ直ぐなので描きにくいという事と
メインの場所なので邪魔になっては悪いという気もあった。
平成21年4月7日(「桜とスケッチと旅と」の第48話)に満願寺のしだれ桜を
描きに来たついでにも寄ってみた。
この時は正面の左脇からの桜を描く。
描いている場所の後ろは桜が林になっている場所だが
花見客は少ないので・・・
その次に訪れたのは平成24年4月12日である。
やはり満願寺のしだれを見に来たついでに寄ってみる。
今度は正面右から丸墓山の麓の桜もいれて描いてみた。
この場所はとても落ち着くので何度も来てしまう。
桜に惚れて通ってきているというより、
この広々とした大地が好きなのである。
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