『青い空に白いタオルと』

 性癖小説選手権、私の第二作目の参加作。

 こちらは子ども二人がどこかの山の階段を登るお話です。


 作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927862117586641

 自主企画URL:https://kakuyomu.jp/user_events/16816927862082186617

 講評URL:https://note.com/dekai3/n/nf28a2e4a75d8


 ひとつめがバッドエンドなので、こっちは夏の青空をイメージして書きました。あえて、空の描写を少なくすることで、より青空を感じてもらおうという試みもしています。汗描写は慣れないけれど、楽しかったです。


 しかし、男の子の可愛さをいまいち描ききれていないのではないかという不安もあります。

 元気な女の子と年下の男の子のコンビが好きなんですけれど、これでは魅力を描ききれていないのでは……?

「年下のしっかりもの」という要素も少しもの足りないような……。

 と、紹介文で羅列している『性癖』がいまいち表現しきれていないように、自分で感じてしまいました。


 ただ、ひとつめの『最後に何故かひっくり返る。』のあとがきでも、書きかけたのですが、「作者の都合で登場人物を動かす」というのは、私にとって地雷なのです。

「作者の都合で登場人物を動かす」という行為は創作活動において、ある程度は仕方がないことなので、「絶対に嫌だ」というわけではないのですけれど……。少し前に流行った「俺TUEE」系や「ハーレム」系には、ちょっと受けつけない作品も多々あります。

 具体的には、現実的な性格と、そのキャラの取り得る範囲の言動から、逸脱して欲しくない。……ということです。

 今回、性癖をリストにした上で、お話を書いてるんですけれど、書くうちにそのキャラが性癖とは違う方向に動き出してしまう……。でも、それが彼らなので、私には止められない。無理に動かすことは私にとって、地雷なので……。


 ……と、うだうだと言い訳を書き並べてしまったわけですが、自分のスタイルと向き合う良い機会でした。ありがとうございます。


 また、何にせよ、私はどの自作も大事に思っていますし、全力で書いています。一応、これも言い訳なのですが、グダグダ言っても、自作を卑下したり、企画を軽んじてるつもりではありません。


 この企画は最大3つまで、参加できるそうなので、最後により性癖を簡潔に描いた作品をあげたいなぁと思っています。

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